十文字一輝

じゅうもんじ かずき
十文字 一輝
【キャラクター】

「アイシールド21」に登場するキャラクター。
泥門デビルバッツのラインマン。

実は第1話(1st Down)から登場。
ハァハァ三兄弟長男(?)で、セナをパシリに使う不良のリーダー格。栗田に吹っ飛ばされた恨みから、暴力事件を起こしてアメフト部を大会出場停止にしようと目論むが、セナに目をつけたヒル魔にあられもない姿の写真を撮られ、それを元に脅迫されてセナから手を引くという、どう贔屓目に見ても脇役小悪党以下の何物でもない扱いでデビューを飾る。
しかし賊学カメレオンズ戦から、成り行きでラインとして試合に参加。
小結への対抗心から、気が付いたらいつの間にかアメフト部の入部テストに合格。
この時点ではやる気などさらさらなく、退部を宣言してアメフト部を去るが、太陽スフィンクスへのリベンジを目的にアメフト部に復帰。
これ以降十文字は、三兄弟の中でも頭ひとつ抜けた活躍を見せるようになる。

セナがアイシールド21の正体だと見破ったのは、モン太、に続き、この人が3人目。
ただしモン太の場合は、走り方というよりも芽生え始めていた友情・信頼関係によって気付き、進の場合は人を体格や筋肉で識別していたためにすぐ見破ったということを考えると、セナの走りとアイシールド21の走りが同じであることを看破したことが明確に描かれた最初の人物、ということになる。
王城ホワイトナイツ戦ではセナのリードブロッカーを務め、試合のキーマンの1人である猪狩とのマッチアップも果たした。
また、三兄弟で(というかラインで)唯一タッチダウンを決めたことのある人物でもある。
しかも意外とモテるらしい。

初登場のアレからここまで出世するなんて、一体誰が想像したであろう。
もしかしたら、作者も最初はレギュラーにしようなどと思ってなかったのではないか。
単行本巻末の「超脇役列伝」に、いかにもな扱いで載ってるし…。


"節穴じゃねーぞ。もう知ってる"
最終更新:2009年06月30日 12:10