アムロ・レイ

アムロ・レイ
【キャラクター】

「機動戦士ガンダム」「逆襲のシャア」の主人公。
初登場時は内気で内向的なウジウジした少年だったが、成り行きでガンダムに乗ることに。
敵味方問わず多くの人間が死んでいく凄惨な戦争の中で、類稀なニュータイプ能力を開花させ、1年戦争・グリプス戦役を生き延びる過程で人間的に、また最強のモビルスーツパイロットとして成長していく。
「逆襲のシャア」では連邦軍のエースパイロットとして登場するが、たくましく成長した彼の姿は涙無しに見ることができない。

νガンダムを駆り、アクシズの地球落下を防ぐために奔走するその姿は、どちらかといえばシャアとの"私闘"に終止符を打とうとしているだけのようにも見えた。
そのことを考えれば、アムロ・レイは決して"英雄"などではなかったのだと思う。
彼もまた、1人の人間だったのだ。
ただし彼は、シャアと違い"人の可能性"を最後まで信じ続けていた。それがアムロとシャアの決定的な違いであり、また1度は共闘しながらも結局は相容れなかった理由なのかもしれない。

「逆襲のシャア」の最後でνガンダムでアクシズを地球落下の進路から押し出そうとする際、機体から放たれた不思議な光の中に消えていき、その後はシャアとともに消息不明となっている。


"貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!!"
最終更新:2008年10月15日 13:54