小早川瀬那

こばやかわ せな
小早川 瀬那
【キャラクター】

漫画「アイシールド21」の主人公。

幼い頃から気が小さく、学校ではパシリとしてこき使われる日々を送っていたが、そのパシリ生活で鍛えられた足は、アメフトにおいては「黄金の足」だった。
40ヤード走4秒2と、アメフト選手としては超高校級のデタラメなスピードを誇る。
その足に目を付けたヒル魔に、半ば強制的にアメフト選手をやらされるようになったことから、彼の運命は大きく変わった。

他の運動部員に正体がばれないよう(引き抜き防止の為らしい)アイシールド付きのヘルメットをかぶり、「アイシールド21」として試合に出場するセナ。
光速のランニングバックとして名を馳せながらも、進清十郎やパンサー、甲斐谷陸といったライバルとの出会い、敗北による挫折など、様々な事を経験するうちに、彼自身アメフト選手として、強大なライバルに立ち向かうため、そして仲間達と共にクリスマスボウル(全国大会決勝)へ進むため、更なる高みに立つことを求め始める。

ポジションはRB(ランニングバック)。40ヤード走4秒2、ベンチプレス45kg。
アメフト初心者ながらも、日々の走り込みにより鍛え抜かれた黄金の足と血の滲むような努力で、デビルバットダイブ、デビルバットゴースト、デビルバットハリケーンといった、全国級のトッププレイヤーをも唸らせる必殺の走りを次々と生み出していく。
そして秋季大会では東京大会でベストイレブン、関東大会ではMVPに、それぞれ選ばれた。
もはや名実共に、押しも押されもしないトッププレイヤーに成長したと言える。
ただし小庶民なのは変わらない。

東京大会の途中で、ハッタリのために自分が名乗っていた(というより名乗らされていた)「アイシールド21」という名前が、架空ではなく実在の人物から取ったものだと知る。
ライバルたちとの戦いを経て、東京大会3位決定戦で、「アイシールド21」の仮面を脱ぎ捨て、「小早川瀬那」としてフィールドに立つ。1人のアメリカンフットボール選手として戦場に赴くという、ビビリでパシリな小庶民だったセナが人間として大きく成長した証であった。
そして全国大会決勝にて本物の「アイシールド21」である大和猛と対戦。ただひとつの武器であるスピードだけで彼に勝負を挑み、そして試合終盤で遂に抜き去った。これにより大和から、「最強のランナー・アイシールド21は君だ」と認められるに至った。
それでも小庶民なのは変わらない。

ちなみに関東大会決勝、白秋ダイナソーズ戦では、負傷したヒル魔に代わり、一時QB(クォーターバック)も務めた。
名前の由来は恐らく、故アイルトン・セナ。
だって両親の名前が秀馬と美早だし…。


"逃げる?違う!勝つんだ!"
最終更新:2009年06月30日 11:55