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自己啓発反省日記07年6月

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6月3日(日)


青森に脱北者漂着

2日、北朝鮮からの亡命者いわゆる「脱北者」男女4人が、青森県の港に着き、県警に保護された。先月27日に清津を出航したという。全長7.3メートルの木造船で小型エンジン2基を搭載。春から夏にかけての比較的日本海が穏やかな時期なので転覆せずに漂着したが、脱北者が直接船で日本に着いたケースはきわめて珍しい。4人はいまのところ韓国行きを希望しているが、昨年6月に施行された北朝鮮人権侵害対処法では、「脱北者の保護及び支援」をうたっているため、対応が注目される。中国をはじめ脱北者の増加に対して監視を強める国が増える中で、日本政府が「亡命」を認めた場合は、日本への脱出をめざす北朝鮮人が増えるのではないかとも懸念されている。

新潮文庫の新刊

舞城王太郎「みんな元気。」
S・キング「トム・ゴードンに恋した少女」
いまは小説を、特にこれまで読んだことのない作家のをガンガン読みたい気分である。舞城もキングもこれまで一編も読んだことがないが興味はあった。たぶん、キングにははまるだろうと予想する。
岩宮恵子「思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界」
以前なにかでこの本について読んだことがある。春樹を特に好きなわけではないが、なぜたくさんのひとが春樹にはまるのかには興味がある。
池田清彦「正しく生きるとはどういうことか」
僕はいまだに、というか近年ますます、タイトルどおりの問いについてとりとめもなく考えるようになっている。本当に、自分は、この世を、これからは、正しく生きたい、でも、正しく生きるとはどういうことなんだろうか(ため息)。池田はたしか生物学者。ズバッと答えられるのか?

学校の先生働き過ぎ

文科省が昨年、公立小中学校の教師の勤務実態調査を行った。それによると、夏休みを除いた期間の1日平均勤務時間は10時間45分。うち子どもと直接接する業務の占める割合は6割。忙しい原因に、「総合学習」など新しい授業への対応、観点別の絶対評価の導入、会議の多さ、国や教育委員会への報告文書の作成にかかる時間が指摘されている。もっと多いと思ったが、「保護者・PTAなどへの対応」はわずか12分だ。
解決法としては、まず行政文書の大幅縮減を求めるのは当然だろう。教師を増やせればそれに超したことはないが、財政的には無理なはなし。学校外の人材を活用するところも出始めている。「やすかろう」で使うのではなく、「子どものため」「地域のため」に高い志をもって、周到な用意をして進めてほしい。

「300日規定」どうする

民法772条は、離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定する、と規定している。前夫の子としたくない親は出生届けを出さないケースがある。そういう子どもが毎年3千人も生まれているという。
昔は、本当の父親が誰かなんて科学的にはわからなかった。詮索するより、夫が父親、と決めちゃう方が便利だった。一般に妊娠から出産にかかる日数は260日から280人。だから民法722条の300日ルールは、合理的だった。でも今はDNA鑑定で本当の父親がわかっちゃう。離婚再婚が増えて、推定ルールでは困るひとが増えてきた。それでも、この法律をこのままにしておくべきかどうか・・・。

法務省は、離婚後に妊娠したことを医師が照明すれば再婚した父親の子とするのをokとした。与党PTは、さらに、離婚前に妊娠した場合でも再婚を条件としてDNA鑑定や陳述書によって300日ルールを破ることができるとし、さらに、女性の再婚禁止期間を6ヵ月から100日に短縮する案を示したが、自民党保守派の反対で法案化が滞っている。
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