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[[●ロシア08Ⅰ]] から続く [[●ロシア10]] へ 最新の情報は、[[●ロシア]] へ  #contents *1015 核先制使用の条件緩和へ ロシア新軍事ドクトリン [朝日] 2009年10月15日1時52分  【モスクワ=副島英樹】ロシアが9年ぶりに見直す新軍事ドクトリンで、核兵器先制使用の条件を緩める方針であることを、パトルシェフ国家安全保障会議書記が14日付のイズベスチヤ紙で明らかにした。これまで通常兵器による大規模侵略には先制使用を認めてきたが、新ドクトリンでは地域的・限定的な戦争でも先制使用を認めるほか、侵略計画者への予防的使用もありうるとしている。  オバマ米大統領が「核なき世界」をめざすと宣言し、ロシアのメドベージェフ大統領も今月、ロシアのテレビで「将来的に核のない世界を求めていく」と述べた。年内に期限が切れる第1次戦略兵器削減条約(START1)の後継条約を巡る米ロ交渉も進み、核軍縮の機運は高まっている。しかし、現状では核抑止力に依存し、核大国の地位を保持したいロシアの思惑がうかがえる。  方針を見直す理由としてパトルシェフ書記は2020年までの国防の力点が大規模戦争から局地的紛争へ移ると指摘。北大西洋条約機構(NATO)拡大の動きが止まらず、米国が戦略核の運用を含めた軍事演習を強化しているほか、核・化学・生物兵器の拡散による不安定化、国際テロや資源エネルギー紛争の高まりなどを受けて、「弾力的でタイムリーな対応が必要」としている。  親米政権のグルジアとの間で昨年8月に発生した南オセチアを巡る軍事衝突などを想定していることも示唆した。  軍事ドクトリンは国防の基本方針を示す文書で、現行のものは00年に承認された。新ドクトリンは原案が大統領に提出され、今年末から年始にかけて発表される予定だ。  今回の記事はクリントン米国務長官が訪ロし、米ロ関係改善の流れが強まる中で掲載された。オバマ大統領が9月に東欧ミサイル防衛(MD)の中止を表明した後、ゲーツ国防長官が「欧州MDをやめるのではなく強化する」と発言し、米国の硬軟両構えにロシアが警戒感を募らせた経緯がある。今回はこれに対応した動きだとする見方もある。 *0120 ガス欧州供給再開へ ロシアとウクライナ、合意文書署名 [朝日] 2009年1月20日1時30分  【モスクワ=星井麻紀】ウクライナ経由でロシアから欧州に供給する天然ガスが停止している問題で、ロシアの政府系天然ガス独占企業ガスプロムと、ウクライナの国営ガス企業ナフトガスは19日、ガス供給契約に関する合意文書に署名した。ガス供給は再開に向け、ようやく動き出す見通しだ。  インタファクス通信などによると、契約は10年間の長期契約で、ウクライナ向けガス価格と中継輸送料を来年から欧州市場価格に引き上げる内容。今年の価格は昨年の約2倍には当たるものの、欧州価格の2割引きにして、中継輸送料も昨年の価格を据え置くとしている。  署名にはロシアのプーチン首相とウクライナのチモシェンコ首相が立ち会った。チモシェンコ氏は「合意により、毎年起きていたガス供給問題はなくなる」と話し、欧州向け供給を近く再開することを強調した。  だが、ウクライナ国内ではガス価格の大幅な引き上げにつながる今回の合意は反発を呼んでいる。野党地域党のヤヌコビッチ党首は「ウクライナ経済が破綻(はたん)する」として政府の責任を追及する構えだ。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0120/TKY200901190359.html *0106 ロシア、ウクライナ向けガス削減 欧州、さらに供給不安 [朝日] 2009年1月6日10時8分  【モスクワ=星井麻紀】ロシアとウクライナの天然ガス供給をめぐる問題で、ロシアの政府系天然ガス独占企業「ガスプロム」は5日、ウクライナ経由の欧州向け天然ガスの供給量を減らすことを決めた。インタファクス通信などが伝えた。削減量は、同社が「ウクライナが抜き取っている」と主張する6530万立方メートル。これにより、欧州でのガス供給がさらに不安定になる可能性がある。  ガスプロムのミレル社長はこの日のプーチン首相との協議で、ウクライナ向け供給を停止した1日以降、欧州向けの出荷量と欧州側の受け取り量の差は6530万立方メートルだったと説明した。首相は同量をウクライナ経由のガスから減らすことを了承するとともに、別ルートを使って欧州へのガス供給量を維持するよう指示した。  一方、ウクライナの裁判所は5日、国営ガス企業に対し、ロシアの天然ガスを従来の通過料で中継輸送することを禁止する決定を下した。報道などによると、ウクライナの燃料エネルギー省が、権限のない同社の元幹部が契約したもので、契約は無効だとして首都キエフの経済裁判所に提訴していた。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0106/TKY200901060038.html?ref=reca *0922 ロシア、軍備増強誇示 米を牽制、グルジア紛争で加速 [朝日] 2008年9月22日22時37分  【モスクワ=副島英樹】グルジア紛争をめぐり米欧と対立するロシアが、軍事力を誇示する動きを強めている。22日、北洋艦隊の艦船団が南米ベネズエラへ向けて演習航海に出発したのに加え、連合国家を構成するベラルーシと大規模な演習が始まった。国防予算の大幅増や装備見直しも急ピッチで進む。軍事的にも存在感を取り戻したい思惑を、グルジア紛争が加速させたかたちだ。  ロシア北西部セベロモルスクから反米チャベス大統領のベネズエラに向かった船団は、原子力ミサイル巡洋艦ピョートル・ベリーキー、大型対潜艦アドミラル・チャバネンコと補助艦で編成。11月にベネズエラ海軍と合同演習を実施する。  ベネズエラへは今月10日、ロシアの戦略爆撃機「ツポレフ160」2機が派遣され、カリブ海上空での訓練飛行の後、19日に帰国したばかりだ。米国がグルジアへの人道物資輸送として艦船を黒海まで派遣したことにロシアは反発。米国が東欧にミサイル防衛(MD)施設を配備することへの牽制(けんせい)の意味も込めて南米での動きを活発化させていると見られている。  ベラルーシとの演習「安定2008」は、陸海空軍が参加して1カ月間続く。今月上旬にロシアは、ベラルーシを含め七つの旧ソ連構成国でつくる集団安保条約機構の首脳会議で、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大と米MD配備への強い警戒心を一致して示した。  8月のグルジアとの軍事衝突が、ロシアに危機感を持たせたのは間違いないとみられる。メドベージェフ大統領は「今の(米国)一極体制は機能不全。世界は多極化しなければならない」と唱え、グルジア紛争後の優先課題の一つに「軍の現代化と国防能力の向上」を掲げた。プーチン首相は09年の国防予算を27%増の2.4兆ルーブル(約10兆円)にすると表明。イズベスチヤ紙によると、兵器発注額は08年の1.5倍増の1.2兆ルーブル(約5兆円)に跳ね上がる。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0922/TKY200809220292.html *0919 ライス長官、ロシアは「内は独裁、外に侵略」 [朝日] 2008年9月19日11時23分  【ワシントン=梅原季哉】ライス米国務長官は18日、ワシントン市内で対ロシア関係について演説し、グルジア侵攻や国内での反体制派弾圧などを挙げ、近年のロシアの行動には懸念を抱かざるを得ない傾向があると指摘。「国内でより独裁的、外国にはより侵略的なロシアの姿が浮かび上がりつつある」と痛烈に批判した。  ライス氏は、グルジア紛争は同国政府が南オセチア自治州領内で軍事行動に踏み切ったことが直接のきっかけとなったことを踏まえ、「グルジアはもっとうまく反応できたはずだ。我々は、手を出せばモスクワを利するだけだと警告していた」とした。その一方で、全体としてはロシアの行動が「独立した隣国への周到に計画された侵略」だったと位置づけた。  さらに、ロシアの指導者たちに向けて「我々の戦略的な目標は、彼らの選択がロシアを孤立と国際的な地位低下への一本道に導くものだと明確に示すことだ」と断言。「自由な国家に圧力をかけ、いじめて脅せば、やがて降参するだろうという偏った考えを認めるわけにはいかない」「ロシア国民のためにも、彼らがもっとましな選択を下すよう願わざるを得ない」とたたみかけた。  ただ、「我々は新たな冷戦に入りつつあるわけではない」とも述べ、関係改善の余地は残した。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0919/TKY200809190111.html *0916 NATO事務総長がグルジア訪問 支援の姿勢鮮明に [朝日] 2008年9月16日12時46分  【トビリシ=喜田尚】北大西洋条約機構(NATO)のデホープスヘッフェル事務総長と26加盟国の代表が15日、グルジアを訪れ、協力関係を深める「NATO・グルジア委員会」枠組み文書に署名、グルジア支援の姿勢を強く打ち出した。しかし、「グルジアが現在の民主化をさらに進めるよう期待する」と述べるなど、暗にサアカシュビリ政権の強権的体質にクギを刺す場面もあった。  NATOは8月のグルジアとロシアの軍事衝突後、緊急外相会議で「グルジアの領土の一体性を最大限に尊重する」との声明を発表。さらに急きょNATO・グルジア委員会の設置を決め、安全保障のあり方についての同国との協議を進めることになった。  グルジアのサアカシュビリ大統領も15日、トビリシで開かれたNATO理事会に出席し、代表団訪問について「グルジアにとって歴史的な瞬間だ」とし、NATO加盟への強い意欲を示した。  一方、ロシアは今回の訪問計画に反発し、NATO側に中止を要求。同国のラブロフ外相は14、15日に急きょ、閣僚として90年代初頭の独立紛争後初めてアブハジア、南オセチア両地域を訪れた。デホープスヘッフェル事務総長の独立承認批判についても「責任ある機関の代表として適当な発言ではない」と語った。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0916/TKY200809160086.html *0912 「新冷戦の素地ない」とプーチン氏 国際社会の批判受け [朝日] 2008年9月12日7時45分  【モスクワ=副島英樹】ロシアのプーチン首相は11日、グルジア情勢を巡る欧米との緊張について、「ロシアと西側諸国の間にはイデオロギーの対立も、新冷戦のための素地もない」との考えを示し、「ロシアには帝国主義的な野心もない」と表明した。グルジアからの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立承認で強まる国際社会の批判をかわし、「ロシアと西側は新しい安全保障体制をつくる必要がある」と強調した。  ロシア南部ソチで同日、欧米日などの学者や政治家らが参加する世界有識者会議のメンバーとの会談で語った。  ロシアの両地域の独立承認でグルジアは領土一体性が脅かされているが、プーチン首相は「旧ソ連構成国の主権は侵さない」と主張。「ロシアはソ連の生命活動を止めた先導者だ。だから旧ソ連諸国の主権を侵害する願望も根拠もない」とも述べ、ロシアの行動を正当化した。今回のロシアとグルジアの軍事衝突の発端については、グルジアは米国に促されて南オセチア進攻に踏み切ったと主張した。  有識者会議のメンバーはこの日、アブハジアのバガプシ大統領とも会談。同大統領はロシアとベラルーシとの連邦国家に加わる意向を表明、さらに旧ソ連構成国でつくる独立国家共同体(CIS)や集団安全保障条約機構に加盟する可能性もあると述べた。  南オセチアのココイトイ大統領は当初、この会談の場で「ロシアへの併合」の意向を示したが、インタファクス通信によると、会談後に修正し、「ロシアとベラルーシの連邦国家に加わる形でロシアとの関係をより緊密化したい」と語った。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0911/TKY200809110264.html *0909 米、ロシアとの原子力協力協定を凍結…グルジア侵攻に初制裁 [読売]  【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ米大統領は8日、米議会に対し、ロシアのグルジア侵攻への制裁措置として、ロシアとの間で今年5月に署名した原子力協力協定を凍結すると通告した。  グルジア情勢をめぐる米政府による対露制裁は初めて。ロシアは国際原子力市場での占有率拡大を目指しており、協定の凍結により、ロシアの原子力ビジネス戦略が見直しを迫られるのは確実だ。  米露原子力協定は、米議会の承認を得られれば発効する手はずとなっていたが、議会ではグルジア情勢を受けて反対論が台頭。ブッシュ大統領はこの日、「民主国家グルジアへのロシアによる平和からは程遠い行動」に対抗する手段として、議会への承認要請を取り下げると表明した。米国務省報道官は「ロシアにはすでに通告済み」としている。  協定凍結で、ロシアは、世界各地で稼働している米国製原発から出る使用済み核燃料について、再処理や貯蔵などの巨大事業の展開が見込めなくなる。ただ、米国としても、ロシアと組んで国際的な核燃料サイクルを確立させることで、米国製原発の輸出を拡大することは難しくなる見通しだ。  大統領による協定の凍結は、ロシアのグルジア侵攻と周辺国へのこれ以上の介入行為を容認しない、との強いメッセージを送る狙いがある。大統領は一方で、「今後の情勢次第では、改めて議会に承認を要請する」とし、ロシアがグルジア領内から侵攻部隊を完全撤収させれば、凍結を解除する姿勢を明らかにした。 (2008年9月9日11時22分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080909-OYT1T00292.htm *0904 グルジア議会「戦争状態」を解除 238人死亡も公表 [朝日] 2008年9月4日12時23分  【トビリシ=飯竹恒一】グルジア議会は3日、南オセチア自治州をめぐるロシアとの軍事衝突を受けて8月9日に宣言された「戦争状態」の解除を決めた。戦闘は終了しており、復興に踏み出す姿勢を内外にアピールする狙いとみられる。ただ、南オセチアとアブハジア自治共和国を含め、ロシア軍駐留が続く地域については「非常事態」が改めて宣言された。  一方、インタファクス通信によると、同議会のタルガマゼ国防・安全保障委員長は同日、南オセチアでの衝突で、グルジア側の兵士156人、警官13人、民間人69人の計238人が死亡したと議会で明らかにした。さらに兵士14人が行方不明、20人以上が捕虜になっているとした。ロシアはグルジア人捕虜を全員引き渡したと主張している。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0904/TKY200809040058.html *0828 「主権侵害した」 G7外相、ロシア非難の声明発表 [朝日] 2008年8月28日18時26分  日米欧の主要7カ国(G7)の外相は28日、グルジアの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認したロシアに対して「グルジアの領土保全および主権を侵害した」として強く非難する声明を発表した。  声明はロシアの行動について「ロシアも支持した一連の国連安保理決議に反する」と批判。カスピ海と黒海を結ぶカフカス地域の平和と安全へのロシアの貢献に「疑問を生じさせた」としている。  さらに、グルジアとの軍事衝突について「ロシアの過度の武力行使と、グルジア領の一部の占領継続は遺憾」だとして、紛争前のラインまで部隊を撤退させるよう求めた。  一方で声明ではロシアを「我々G8のメンバーの一員」と明記。日本外務省幹部によると、ロシアの過度の孤立化を避けるために7カ国で表現を調整したという。(丹内敦子) URL:http://www.asahi.com/international/update/0828/TKY200808280229.html *0826 ロシア大統領、南オセチアとアブハジアの独立承認 [朝日] 2008年8月26日20時28分  【モスクワ=星井麻紀、トビリシ=飯竹恒一】ロシアのメドベージェフ大統領は26日、ロシア南部ソチでテレビ演説し、グルジアからの分離独立を求める南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認する大統領令に署名したと発表した。分離独立に反対する欧米諸国は強く反発、独立を認めない方針で、欧米対ロシアの対立がさらに先鋭化しそうだ。  グルジアのサアカシュビリ大統領は26日夜、「完全に非合法なものだ。欧州で大国が他国の領土を併合するのはナチスドイツとスターリン以来初めてだ」とロシアを批判。中東訪問中のライス米国務長官は26日、「遺憾だ。国連安保理で拒否権を行使する」と語った。北大西洋条約機構(NATO)のデホープスヘッフェル事務総長も同日、グルジアの主権と領土の維持を支持すると語った。  メドベージェフ大統領はロシア外務省に対し、両地域と外交関係の樹立と友好協力条約を結ぶ準備に入るよう求める大統領令に署名。国防省に対し、友好協力条約の締結までは、ロシア軍による両地域での平和維持活動を保証するとの大統領令にも署名した。ラブロフ外相は同日、「ロシアへの併合は求めない」と述べ、両地域を「独立国」として扱う考えを示した。  声明で、同大統領は、グルジア軍を南オセチア自治州に進攻させたサアカシュビリ大統領について「自分の政治課題の解決にジェノサイド(大量虐殺)という方法を選んだ」と非難。この攻撃で「南オセチアとアブハジア、グルジアの人々が一つの国家に平和に存在するという希望を否定した」と述べて独立承認を正当化した。  ロシア上下院は25日、メドベージェフ大統領に対し、両地域の独立を要請する声明を決議。両地域も、ロシアに対し、独立承認を求めていた。  西側諸国による反発に対して、同大統領は26日、「冷戦を求めないが、我々には恐れるものはない」とも発言。国際社会におけるロシアの孤立化も辞さない考えを示した。  91年のソ連崩壊で独立した15カ国は、互いの領土保全を保証していたが、今回の独立承認は、これをロシアが放棄したことになる。また、旧ソ連地域にある非承認国家の独立をロシアが承認するのは初めてで、他の地域に影響を与える可能性もある。      ◇  〈南オセチア自治州とアブハジア自治共和国〉 グルジアは91年に当時のソ連から独立を宣言。90年にロシア編入を主張する南オセチア自治州、92年には主権宣言したアブハジア自治共和国と紛争になった。今月8日、南オセチア自治州をめぐってロシアとグルジアが軍事衝突。アブハジアでも戦闘になった。欧州連合(EU)議長国のフランスの仲介で13日に6項目の和平合意が成立。ロシアは22日、軍の撤退完了を発表したが、その後もグルジア領内にとどまっているとされる。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0826/TKY200808260325.html *0826 南オセチア・アブアジアの独立を支持、露上下院が決議 [読売]  【モスクワ=瀬口利一】ロシア上下両院は25日、メドベージェフ大統領に対し、グルジア・南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認するよう求める決議を全会一致で採択した。  下院は、国連加盟各国議会に対しても、両地域の独立承認を求めることを決めた。  決議に拘束力はなく、露政府が直ちに独立承認に踏み切るわけではないが、グルジアへの対決姿勢を強める両地域と連帯し、グルジア・サアカシビリ政権に圧力をかける狙いだ。 (2008年8月26日01時47分 読売新聞) URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080825-OYT1T00623.htm *0824 米軍艦、グルジアに初到着 救援物資積む ロシアは反発 [朝日] 2008年8月24日22時42分  【トビリシ=飯竹恒一】南オセチア自治州を巡りロシアとの軍事衝突が起きたグルジアで24日、黒海沿岸の港バトゥーミに救援物資を載せた米ミサイル駆逐艦が到着した。米国が計画する計5隻の艦船派遣で初めてとなる。  グルジアに対する米国の支援姿勢を強くアピールするものだが、ロシア側は「黒海における緊張を高める」と反発している。  一方、AFP通信によると、グルジア中部ゴリの近くで24日、燃料を積んだ列車が爆発した。グルジア内務省は、線路に仕掛けられた地雷に列車が触れたと同通信に話した。被害の程度は不明だ。  また、南オセチア政府は24日、自治州とグルジアの南東の境界に、グルジア側が軍を集結させていると発表した。同政府によると、23日夜から境界付近の村で散発的に発砲があり、住民が避難したという。同政府はロシア平和維持部隊と協議するとしている。 URL:http://www.asahi.com/international/update/0824/TKY200808240131.html

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