dunpoo @Wiki 自己啓発反省日記06年4月

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4月某日 遙に笑わされた日

晴れ。すこし肌寒い感じでそれもキリッとできて心地よい。商売はまずまず。

午後、NPOの事務所で会計のことで打合せ。懸案が一応解決。1年目は丼勘定、でたとこ勝負だった。今年度からはきちんとしたシステムで会の財政をやっていこうということに。

教材の業者を名乗ってクラスの子どもの家の連絡先を聞き出す電話がかかってくるから注意するように、と学校から連絡があった。
遙と、対応の予行演習やって、笑う。
父「トゥルルルル、トゥルルルルル」
遙「はい」
父「○○テストですけど、お母さんいるかな?」
遙「いません。」
父「じゃ、僕、悪いけど、同じクラスのアヤカちゃんのお家の電話番号教えてくれるかなあ。アヤカちゃんがね、学校の教材を注文したんだけど、お家がよくわかんなくて」
遙「むり」
父母爆笑。
なにか断るのに「むり」ってせりふはいいんじゃない。

あと、きのう笑ったこと。
母「問題です。(算数の本を見て)12両編成のこだまと、16両編成ののぞみがすれ違いました。こだまは時速230キロで・・・」
遙「12両編成のこだまって無いで」
母「あっ、そうですか。」
遙「うん、こだまはみな6両編成やで。その問題まちごてるわ。」
母「す、すみません。」


4月某日 24時間書店の日

また雨。

NPOの理事会。10人いる理事のうち8人出席。来月開く総会の議案について審議。今日の議案づくりはすべて理事長にお任せだったので、事務局長としてはすこし肩身がせまい。

遙は、おじいちゃんに迎えに来てもらって大阪へ。

今月号の「世界」を買いに中心市街地にある宮井書店へ行ったが売り切れだった。和歌山で「世界」を置いている店はここしかないのに。かわりに「新潮」5月号(坂口安吾論と村上春樹論に惹かれて)、「アジア遊学 特集・中国残留孤児の叫び」を買う。

夜、遙が借りていたDVDを返しに郊外にあるTSUTAYA・WAYへ。中古ビデオの100円処分市やっていたので、文芸ものの外国映画(前から見たいと思っていたやつ)を3本買う。
9時頃だったが、レンタル店も書店も人がいっぱい。宮井書店は当然客を相当取られているだろう。でも、取っただけでなく、このような複合・24時間営業の店がなければ書店などに来ない(来られない)人を捕まえているという面も大きいと思う。
新刊の仏教の専門書で見たいのがあったのだが、置いてなかった。専門書を探すとなったら宮井もここのTSUTAYAもダメだ。代わりに自己啓発の文庫本一冊買う。

テレビで「マトリックス・リローディド」を途中から見る。英語で聞いてたもんだからよく会話が理解できなかったのだが、えんえんと続くCGの格闘シーンに飽きがくる。よく知らないが、これはテレビゲームの延長みたいな映画なんでないかい?

4月某日 仕入れの日

曇りときどき小雨。

オフクロがようやく一人で店を開けられるようになったので、久しぶりに朝、花の仕入れに行く。「オステオスペルマム」という外国種の菊の鉢植えを買ってくる。鮮やかな赤紫色で、人目を引く。さっそく6つも売れた。

遙、学校から店まで来るのに、バスの回数カードを忘れて、回数カードを売ってるお店でお金を借りてバスに乗ってくる。案外機転がきいて度胸もあるなと、ムスコを見直す。ところが、家に帰ってランドセルを調べるとバスカードがちゃんと入ってた。

カミさんは出張で小倉泊。遙は珍しく一人で塗り絵に熱中して、僕の読書のじゃまをしに来なかった。

あすは、遙一人で南海電車に乗って十三のカミさんの実家へ行くことになっていた。ところが、寝る前に義父から電話がかかってきて、「そんなことしたら、わし心配で仕事が手につかへん。和歌山まで迎えにいったる。」
遙に話したら、「えー、いややあ、一人で電車に乗りたかったのに」と悔しがる。

4月某日 『大乗仏教入門』した日

雨で、しかも冷える。客は4人で2350円。トホホ。

竹村牧男『大乗仏教入門』(佼成出版社)読了。
竹村の本は『唯識の構造』を昔読んで感動した。
この本は一般書だが、大乗仏教の思想の歩みを、仏塔信仰→六波羅蜜→空観→唯識論→如来蔵思想→菩薩論、と弁証法的に見事に語る。ひじょうにわかりやすく、ためになった。

PTAの会議。会計報告など、事務的なことに終始する。もっと子どものようすとか、学力についてとか、子どもの安全についてとか、議論するPTAにしたいなあ。
なんか事故がおこってから、父兄集会やって、送迎や見守りやって、っていうふうに動かされるのはいやだな。

4月某日 紀ノ川の干潟について学んだ日

午前中雨。

『中国五千年』下巻読了。
陳は、軍事的には弱かった「宋」を明るい文治主義の時代で民は幸福だったと評価する。反対に、僕は明るい引証を持っていた「明」は、暗君が続いて、重税と腐敗と恐怖政治の時代という。異民族王朝の「清」については、康煕・乾隆をやはり名君と評価。
最近、嫌中気分をまき散らしている右派論壇の連中は、歴史的に中国は膨張主義で、侵略的であるという。たしかに、秦による統一以来、中華の王朝は近隣の異民族を併呑して版図を広げてきた。しかし、中国の王朝は漢民族のそればかりではない。漢民族は征服し征服されということ繰り返してきたのであり、そのなかで、異民族は必ずといっていいほど、漢民族の文明に感化され、同化されていったのである。それは軍事的な侵略主義の結果というよりも、漢文化の普遍主義のなせるわざであると思う。もちろん、華夷思想は厳然とあるが、それを地政学的な拡張主義と同視はできない。

母、ようやく室内をちょこちょこと歩けるようにはなる。

夜、NPOの月例会。今月から、僕の提案で、前半1時間を事務的な会議、後半1時間を環境に関する学習会とする。
初回の今日は、科学教育に携わる○○さんの、紀ノ川干潟の話。ひじょうにおもしろく、感動的な話だった。
○○さんは、現在工事中の紀ノ川大堰の最初の計画では、付近の干潟が全滅することを知る。一人で調査を始めて、そこに絶滅危惧種のハクセンシオマネキがいることをつきとめ、干潟の保全を市や国交省に訴え、工事方法を変えさせた経緯を語ってくれる。いつも物静かな**さんが、そんな闘いをされていたとはついぞ知らなかった。「役所と闘うためには、まず調査です」と○○さん。

4月某日 客のない仕事の日

雨。客3人で3千円。
午前中かけて、新年度のNPO事業の補助金要望を完成させる。450万円の要求。午後、明日の会議の資料つくる。お客さんにじゃまされんでよう仕事?できるわ。

4月某日 遙、始業式の日

雨。客4人、2300円。
事務所と連絡とりながら、新年度のNPO事業の環境省あて補助金要望書つくりに一日没頭。

遙、始業式。こんどの担任は男の先生。
新しい教科書をもらってくる。僕は、子どもの頃、新しい教科書がうれしくて、もらってきた日はずーっと眺めていたものだが、遙はそんなことはせず、カバンに入れたままだ。

4月某日 再び断食の日

晴れのち曇り。花よく売れる。

9日なので、二度目の一日断食に挑戦。
苦しかった。特に、ムスコに夕食(しかもきょうはステーキ!)を自らつくってあげながら自分が食べられない苦しさ。
昨夜の8時頃食べたきり食べていないから、今夜の8時以降なら夕食食べても24時間絶食したからことになるからいいかな、なんて都合のいいこと考えながらも、踏ん張って、三食抜いて寝る。

屋根裏のネコ、もう放り出しても自分でどっかへ行くだろう、と思ってつまみ出したが、まだほんとに小さくて、3匹固まって離れようとしない。めちゃかわいい。遙みたいだ。お母さんネコが探している。かわいそうになって、屋根裏に戻す。

4月某日 さびしい講演会の日

晴れ。暖か。
母は、杖なしでよちよちと部屋の中を歩くことができるようになる。

遙、そろばん教室に入門。

245に店を閉めて、遙と、護憲運動の集会に行く。
斎藤貴男の講演会。聴衆は30人。斎藤は著名人だと思うが、この集まりである。はー。

お城の中通って帰る。夕食、ゆうべの残り。
ブックオフで100円本22冊と単行本2冊で4960円。
メッサにより、TSUTAYAのポイントを1000点もらい、それで遙にDVDを借りてあげる。

4月某日 中国五千年を見渡した日

陳舜臣『中国五千年』上巻(講談社文庫89年)読了。347p、3日、4時間。
5千年を上下2巻というのは、読み物として適当なボリュームだ。詳しすぎず、簡単すぎず。軽快に読めた。
改めて、自分はシナについてほんとに知らないな、と感じた。
例えば、「共和制」ということ。王政の反対語として普通に使っていたが、これは、紀元前9世紀に、周王朝が一時断絶し、共伯の和という人が王の代行をしたことから来てる、なーんてこと、世界史か漢文で習ったっけ?
あるいは、周は封建制、秦は郡県制、ってこと世界史で丸暗記させられたけど、その意味も知らなかったよ。皇帝と王の違いも初めて知った。
外戚や宦官が絡む王朝のごたごたでほんとうに人が虫けらのように殺されていくのにもびっくりした。

10日ぶりにカミさん・ムスコと会い、自宅で寝る。

和歌山城の桜満開。夜、弁当を持って花見。

自己啓発反省日記06年3月 から続く