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怪力おじさんからの手紙:第3話

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匿名ユーザー

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日曜の朝。目覚めると、階下が騒がしい。降りながら、俺は目を疑った。

廊下に設置されている電話から、FAXの紙が出ている。

全て出尽くして受信し切れなかったらしい。

FAXロールは二十~三十メートルあったはずだから、相当な量だ。

廊下の上を絨毯のようにだらしなく伸びきった紙を、父親と妹が見入っている。

母親は「気味が悪いから警察に電話しよう」としきりに父をせっ突く。

紙は真っ黒だ。近づいて見ると、手書きの字でビッシリと、あの怪文が記されている。

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