Twitterでの阿呆なアス受けネタログです。
ヒュアスとラムアスです。ノリは前回と同じですwww



通常営業なヒュアス

 

アス「ケツの穴掘らせてやるから、今日の晩ご飯投票カレーに一票入れてくれヒューバート」
ヒュ「兄さんはぼくのこと何か勘違いしてませんか?」

 


ネクロフィリアなヒュアス

ヒュ「兄さんがあまりにも横暴なので、いっそ屍姦とかどうかな、って考えたんです」
アス「何だ?お前、そこまで追い詰められてたのか?」
ヒュ「追い詰めたのは兄さんです」

ヒュ「でも、突っ込んだ瞬間に何処からともなくレイズデッドなりレイズソウルなりが飛んできたらと思うと……お、恐ろしくてぼくにはとても…………!」
アス「お前、そんなんだからヘタレバートとか言われるんだぞ?」
ヒュ「人を陰茎折症にした前科持ちがぬけぬけと!」
アス「だって前立腺に触ったら気持ち悪かったんだ。あの後の俺は午前中ずっと便器とお友達だったんだぞ?」
ヒュ「ぼくはベッドとお友達でしたよ、兄さん……」
アス「貧弱なちんこだな、ヒューバート」
ヒュ「いいえ。突っ込んだ瞬間にアクセルモード発動する貴方が悪いです。明らかに、悪いのは貴方です」
アス「お前もアクセルモード発動すれば良かったんじゃないか?そうなると……お前の矢と俺の硬体の勝負ってことに……」
ヒュ「盲腸を抜刀硬体で耐えぬいて危険人物として通報された貴方と張り合いたくない」


 


アスベルさんをデレさせてみた

アス「ヒューバート、今まですまなかった。その、俺にも動揺というか、困惑のようなものがあったんだ。だってそうだろ?俺たちは男同士で、兄弟で……普通に考えて、いいわけがない。そうでなくても俺にはラントが、お前にだってストラタの未来がある」
アス「この身ひとつ、ってわけにはいかないんだ。なのに、解ってるのに……お前の気持ちを知って、嫌じゃない自分が居て…………そうしたらもう、俺は、お前を突き放すしかないじゃないか。はぐらかすしか、ないじゃないか…………」
アス「だけど、もう駄目なんだ。ヒューバート、もう、俺は……俺には、自分の気持ちに目を反らしたままお前を否定し続けるなんて、そんなこと…………」
アス「今だから言うよ、ヒューバート。今だから、俺の素直な気持ちをお前に言う。……ヒューバート、俺もお前と、同じ思いだ。いいや、お前が俺に向けるものよりも、もっとずっと、ずっとずっと、俺は、お前を…………」

リチャ「――で?」
アス「…………いや、何か、最近ホントもうヒューバートが可哀想でさ……そういう方向に持って行ってもいい気がしてきた。うん」
リチャ「……多分、それは君の弟がますます惨めになるだけだと思うよ」
アス「でも、ヒューバートを可愛いと思う俺の心に嘘はない」
リチャ「先ずは自重するところから始めてみてはどうだろう?」
アス「面白いよなー…………俺もあいつも、好きって気持ちに違いはないのにな」
リチャ「……楽しそうだ」
アス「楽しむ余裕なんてないさ。充分、困ってるよ」
 


 


ヒューバートが強姦されたらしい


アス「俺の可愛いヒューバートによくも…………!」
ヒュ「待って下さい兄さん!ストラタ国内で下手に兄さんが動いたら国際問題に発展しかねません!」
アス「お前を傷つけた奴らのキンタマ串刺しにして油で揚げてやるッッ」
ヒュ「……(きゅっ)」



 

ひとさらいアスベル

 

※18歳?19歳??アスベルさんが7年前にタイムスリップ(笑)して、養子に出されたショタバートを誘拐して七年間育てたとかそういう小ネタ。
※取り敢えず17歳アスベルさんと、25歳?26歳??タイムトラベラー☆アスベルさんが対峙しましたとかそんな。

 

 雨に煙る視界に、濡れた赤毛を頬に張りつけた男が立っていた。左右の色合いの異なる眼で、男は土の味を噛み締めるアスベルを冷たく見下ろしている。何を言うでもなく、その顔に表情らしい表情は浮かんでいない。何者だ、というアスベルの問いかけにも男が答えらしい答えを返すことはなかった。ただ、男の踏みしめるアスベルのこめかみが僅かに軋む。何者だ、とアスベルは同じ問いを繰り返した。やはり男は問いには答えなかった。問いには答えなかったが、口は開いた。アスベルは、男の声を初めて聞いた。

「お前の弟を預かってる。7年前から、ずっと」


ひとさらいアスベル2

 

※18歳?19歳??アスベルさんが7年前にタイムスリップ(笑)して、養子に出されたショタバートを誘拐して七年間育てたとかそういう小ネタ。
※ショタバート誘拐の馴れ初めwww

 

 肺を充たす熱気に、ある種の吐き気のようなものを自覚しながら、ヒューバートは砂地の上に立ち尽くしていた。目が覚めると最後に記憶している暗い地下道の光景から一転して、視界は見慣れない天井を見留めた。それが、故郷から海を隔てた遠い異国へと向かう船の中だと知り、ヒューバートは目の奥がじんと熱くなるのを感じ、諦観を以って目蓋を閉じた。だが、不思議と涙がこぼれることはなかった。
 それから船を降りると、養父となった異国の商人は砂漠越えの為にヒューバートに新しい衣服と靴とを買い与え、亀車の手配をすると言い残して姿を消してしまった。一人残されたヒューバートはただただ途方に暮れながら、故郷へと続くだろう水平線を眺めていた。
 白く、風に流されていく雲の合間から、時折覗く羅針帯を見やり、目を細める。強い日差しはラントではあまり馴染みのないものだ――そう、脳裏を過り、町に生えた林檎の木の木漏れ日が思い出されて、そのとき初めてヒューバートは少しだけ泣いた。
 立ち尽くすヒューバートの脇を、出港の準備に追われ船員が忙しなく行き来する。彼らの運ぶ木箱の中身をぼんやりと思う。潮風の中に、香辛料の匂いや、甘い果実の香が僅かに雑ざり、鼻腔に届いた。
 例えば、あの中に身を隠してしまったらどうなるだろう、と考える。そうでなくても、忙しない人の流れに紛れて船に忍び込んでしまうのは、ひどく簡単なことであるように思えた。けれど、足は動かない。震えるわけでもなく、ただ動かない。立ちすくみ、人の流れを目で追うだけだ。それは、きっと行動に移すまでもなく解っていたからなのだと思う。運良く船に乗り込み海を渡って、あの懐かしい緑の絨毯を踏みしめても、ヒューバートは決して家には帰れない。そう思うと、可笑しくもないのに笑みがこぼれた。こんなことだから、自分は親に見放され、こんな遠い異国へと追いやられてしまったのだろう。兄なら――例えばあの生まれながらの暴君にしてヒューバートの支配者だった彼であったなら、もう今頃は船に乗り込んでいる。そうして、家に帰った自分を見て、父や母や、ヒューバートが、どんなにか驚くだろう、と想像して笑うのだろう。だが、ヒューバートは兄ではなかった。ヒューバートには、兄のような振る舞いは決して、決して出来なかった。
 だから仕方ないのだな、とヒューバートは思った。父にとっても、母にとっても、自分は必要がなかったのだろうな、と思った。愛されていないと感じたことはなかったけれど、確かに、常に疎外感は幼いヒューバートの心に陰を落としていた。
 頬を撫でる生ぬるい潮風に、ヒューバートは瞬きを早める。父を、母を思い出し、兄を思い出し、郷愁が胸を締め付ける。その痛みを、否定するようにヒューバートは泣くな、と自身に念じた。
 だから、それでも覚束ない足取りで歩を進めることをしたのは、せめてもの抵抗か、或いはなけなしの勇気だったのかも知れない。ヒューバートは船着き場を離れ、未だ積み込みの完了していない木箱や麻袋の脇に腰を下ろした。白塗りの壁も、砂をはらんだ石畳も、故郷を思うと信じられないくらいの熱を帯びていた。その熱に膚さえもとろけていくような錯覚さえしながら、それでもいいかも知れない、とヒューバートは目を閉じた。このままここで蹲っていたら、誰かが木箱や麻袋と一緒に船に積んでくれるかも知れない、と白々しく夢想したりもした。喧騒と潮騒とが遠退き、ヒューバートの鼓膜はただ、耳鳴りにだけ震える。そこへ、「ヒューバート」と名前を呼ぶ声がした。
 目を開ける。顔は、抱えた膝に埋めたまま、聴覚にだけ全ての神経を集中させた。耳鳴りは止まない。全ての音は、未だ遠い。その中に、空耳ではない声が今一度ヒューバートの鼓膜を震わせた。
 「ヒューバート」、と名前を呼ばれる。養父の声ではない、けれど、変声期を経た男の声だ。聞いたことのない筈の声は、何処か懐かしい響きを以って名前を呼ぶ。
 今度こそ弾かれるようにして、ヒューバートは顔を上げた。すると耳鳴りは嘘のように鳴りをひそめ、潮騒と喧騒とが戻ってくる。忙しない人の流れは滞ることなく、蹲るヒューバートの存在などまるで気に留める様子もない。それでも、とヒューバートは立ち上がった。立ち上がり、周囲を見渡した。確かに聞こえた声の主を捜そうと、目をこらし耳を澄ませた。だが、それらしい人影は見当たらず、決して小さくはない落胆の念にヒューバートが肩を落としかけたところにまた、声がした。「ヒューバート」、と呼ぶ声だ。声は、背後から聞こえた。ヒューバートが背を預ける白壁のそのすぐ傍ら、乱立する建物と建物との間、薄ら暗く見通しの悪い路地裏から聞こえてきた。
 表通りの賑わいが嘘のように静まり返った路地裏を前に、生来の臆病風に吹かれたヒューバートの足は立ちすくんだまま動かない。けれどそれは一瞬のことだった。ヒューバートは拳を固め、唇を噛み締めると一歩、人影のない路地裏へと踏み出した。
 何がヒューバートを突き動かしたのか、それは解らない。ヒューバート自身、兄とは違って自分は好奇心より臆病さの勝る子供だと思っていた。それでも野山を駆け回り、木に登り川で泳ぐといった一通りの経験をヒューバートがしていたのは、兄が居たからだ。だが、ここに兄は居ない。ヒューバートの手の届くところに居ない。いつだって、ヒューバートを守るように立っていた兄の背中は見当たらない。今だけでなくこれからも、ヒューバートはもう兄の言葉にただ着いて行けば良いだけの弟ではいられないのだった。
 入り組んだ路地裏は色濃く陰が落ち込み、それだけで随分と涼しく感じた。実際に肌を焼く日差しがない分、視覚や体感的なものではないだろうな、とヒューバートは思った。砂をはらんだ潮風が吹き込み、雑多な木片や紙くずを巻き込んでは足元を掠めていくその度に、ヒューバートはか細い声を上げて壁ぎわに身を寄せる。あばらの浮いた痩せた犬が残飯をあさるその脇を、息をひそめて通り抜けたりもした。
 暗い暗い、陽の差さない道を恐怖に足を竦ませたまま、それでもヒューバートは引き返さずに居た。引き返そう、という思いすら沸き起こらなかった。このまま奇妙に入り組んだ路地裏の、奥へ奥へと歩を進め、出られなくなってしまうのも良いのかも知れない、とすら思えた。それでもヒューバートを呼ぶ声が途切れることなく続くから、それがとても幸せであるかのような錯覚に陥る。「ヒューバート」と呼ぶ声と、「おいで」と誘う声とがヒューバートに歩みを促した。けれど、唐突に浮ついた足取りは歩を止めた。止めざるを得なかった、と言い換えても良い。ヒューバートが辿り着いた先は袋小路で、無機質な岩壁が差し込んだ陽の光に照らされて異様に仄白く浮いている――それだけだった。それ以外に何も、誰も、ヒューバートの辿り着いた先には居なかった。
 その絶望は計り知れない。だから、期待などしたくはなかったのに、とヒューバートは思った。もうずっと、何ものにも期待することをせずに生きてきた筈だった。誰にも、何にも裏切られない為に、誰からの期待も背負わない代わりに、ヒューバートもまたそれら全ての繋がりを無意識の内に否定し、背を向け続けていた。その結果がこの有様だ。父はヒューバートを遠い異国へと追いやり、母はそんな父に抗う為の言葉を持たず、無知な兄はこの世の不幸も絶望も知らずに笑っている。理不尽だとは思わなかったが、それでも頭に浮かんでは消えるよくよく見知った情景にヒューバートは深い孤独を感じずにはおれなかった。
 もう、ヒューバートの名前を呼ぶ声は聞こえない。立ち尽くし、やがては膝を突いて蹲る。薄暗い袋小路の果てで、小さく小さくヒューバートは丸くなった。もう、涙も出なかった。ただ、何故かまだ、何処かで期待していた。もう歩けない、と言ってヒューバートが立ち止まり蹲ってしまうと、たちまち兄は弟へと駆け寄り手を差し伸べてくれたからだ。いつも、少し強引なくらいの調子でヒューバートを導き、決して見捨てずにいてくれたからだ。
 馬鹿げた期待だと知れている。或いは、期待ですらない稚拙な感傷だ。それでも、ヒューバートはもうそこから、一歩も動けないと思った。動くものかと、そう強く念じた。その背後、すぐ後ろから、砂を踏みしめる乾いた音が耳に届く。
 ヒューバートは、息を詰めた。全身が強ばり、熱に浮かされるばかりでない汗が沸き上がった。口の中は渇ききり、白く握り込めた拳は血管が浮き上がり細かに震えていた。だが、それらは恐怖に起因するものではなかった。足音が近付く。気配が濃くなる。声は響かない。けれど、においがした。熱砂の国とは不釣り合いな、深緑の薫りだ。兄に連れ立たれ足を運んだ裏山の、深い緑のにおいをその気配は纏っていた。知らず、ヒューバートの唇は今最も呼びたい、その名前を形取る。
 途端に、視界が滲んだ。滲むだけでなく、涙が零れて落ちた。ヒューバートは今一度口を開き、今度は声に出してその名前を呼ぼうとした。立ち上がり、そして振り返ろうとした。兄さん――そう口を開きかけて、けれど音になることは適わない。節の目立つ、硬い膚の手のひらがヒューバートの口元を背後から覆った。親指の付け根にたこのある、大きな大人の手のひらだった。それだけで、声の、においの主が兄ではないことは知れた。だが、一層深く、濃くなった故郷の土のにおいはヒューバートを酷く安らかな気持ちにした。
 口をふさぎ、もう一方の腕でむせ返る深緑の芳香はヒューバートを背後から抱きすくめた。視界の端に、髪の色だろうか赤みの強い鳶色が揺れる――そう、ヒューバートが意識を傾けたところに、まるで不意打ちのような唐突さで耳元に吐息が掛かった。吐息には音が乗り、音は声だった。ヒューバートの名前を、ずっと呼び続けていた男の声だった。変声期前の兄とは違う、また父ともまるで異なった聞き慣れない男の声が、抱きすくめる腕が、酷く懐かしいものであるように思えてならない。その声で、男は言った。

「――つかまえた」


バレンタインラムアス

 

 

 今朝、意識を浮上させてからずっと、宿主であるアスベル・ラントは何かを食べ続けていた。それは褐色をした固形の甘味で、味覚を共有するラムダは延々と甘ったるい感覚に苛まれていた。
『……アスベル・ラント』
「ん?……起きてたのか」
 言った傍からまた一つ、宿主は固形を口へと放り込む。本を読みながら、書類に筆を走らせながら、花壇の花を眺めながら、アスベル・ラントは甘味を食べ続けていた。
『何なのだ、それは……』
 耐え切れず、ラムダは言った。するとアスベル・ラントは顔を上げ、窓に映る自身を見つめ返しながらまた一つ甘味を口へと放り込んだ。
「ああ、何かフーリエさんが開発したっていう強化小麦だとか……パスカルが送ってきたんだ」
 手のひらの上で黄金色の粒を転がしながらアスベル・ラントは言った。相変わらず口の中には、甘ったるさと僅かな苦みとが広がっている。
『そうではない』
「だよなぁ」
 今度は白い色の固形を咀嚼しながらの言葉が返された。
「まあ、何だろうな……これはチョコレート、って言うお菓子――嗜好品の一種なんだけど、人間には年に一回それを大切な人に贈る習慣があるんだ」
『……それで、今日がその日だとでも?』
「そう」
 多少の呆れを滲ませながらラムダが言うと、男は即答した。
 その反応の早さに、今度こそラムダは心底呆れた。成る程それでこの愚かな男は、方々から贈与された日頃の感謝と敬愛の念をこうして朝から咀嚼し続けているわけだ。
『……お人好しめ』
 苦々しくラムダが呟くと、アスベル・ラントは声を上げて笑った。
「違う違う。これは俺から、お前にだ。俺がお前に用意したんだよ」
 そう言って、男はまた一つチョコレートを口に放り込み咀嚼すると、飲み下した。
 

 


おわり!
(20110225)




  

 

 

 

 

 

 

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最終更新:2011年02月25日 17:46