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自己啓発反省日記09年10月下

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dunpoo

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2009年10月22日(木)

遙、眼が覚めると頭痛いと言い出す。熱はかったら少しある。休ませ、カミさんが仕事キャンセルして病院へ連れて行くことに。
昼頃カミさんからメールが来て、「まだ初期すぎて新型インフルかどうかわからない。家で寝かせて様子見る」とのこと。

事務所では、皆にうつしたら悪いと思い、マスクをして仕事。
明日の採用試験の問題を完成し、他に連絡など細々とした仕事をしているうちに定時になってしまう。

夕方、ラジオ出演。10分間、アナウンサーとの掛け合いで「温暖化」「低炭素社会」について話すのだが、とても時間が足りない。アナウンサーと打合せが足りなかったものだから、結局「節電しましょ」「スマートドライブしましょ」というところでまとめられちゃう。

いつでもどこでも温暖化の数字データがぱっと出てくるように、一番情報がまとまっている政府のパンフレット(黒い表紙だから「黒パン」と呼んでいる)に、貼り込みや書き込みをして情報を補足したものを持ち歩くようにする。

岩波文庫

『海舟座談』

読了。
晩年の勝海舟に私淑した巌本善治が筆記した海舟の談話録。年寄りの自慢話めいているのも多いが、やはり維新期の回想はおもしろい。維新後の徳川家の家政は勝がみていたらしく、金の話が多い。小栗上野介がフランスから借金して幕府を立て直そうとするのを全力で阻止したこと、そして後に、金がないと嘆く松方蔵相に、「幕府が外国に借金をしないで新政府に大政奉還したことがどれほど今の政府を救っているか。ありがたいと思え」と叱るところ。また、家康を初め幕府累代の将軍や重臣たちを、自分の仲間のように語るのもほほえましい。「定信はやはりたいしたやつだ。」とか「家康の回りには賢いやつはいなかった。家康ひとりが賢かったのさ」「大久保彦左衛門は忠義なだけで一介の武夫さ」とか。自慢を割り引くとしても、海舟が維新以降も新政府に対して大きな影響力を持っていたことがわかり意外だった。

2009年10月23日(金)

1100就寝430起床。眼が覚めたら起きる、というやり方が定着してきたな。

会社の

臨時職員採用試験

5人の募集に19人が応募。
環境知識と作文力をみる筆記試験をして、面接。10時に初めて3時半に終わった。面接した3人で、話し合って、一応5人を選ぶ。帰って事務所のKさんの意見を聞く。なるほどと思う意見なので、再考。月曜日にもう一人だけ試験をするので、そのあと決定だ。

試験中、カミさんからのメールで、遙の風邪は

新型インフル

とわかる。遙は元気だという。
帰宅すると、微熱があり寝ながらテレビ見ていた。リレンザ服用しているという。まあ大丈夫だろうと安心。

通勤電車では、原書の「ガリヴァー旅行記」読み出すのだが、すぐに眠ってしまう。で、ロックの「人間知性論」(こちらは翻訳)に切り替えるが、これまたすぐにこっくりして本を落としそうになる。今日は計3時間の乗車時間中読めたのは、「ガリヴァー」が8ページで、ロックが10ページだ。

2009年10月24日(土)

1100就寝630起床。足元冷えるようになってきたなあ。まだ暖房入れるには早いが。

遙は元気になった。医者から、リレンザは発熱後4日間は、熱が下がっても必ず飲むようにといわれているので、飲み続ける。外出はダメ、と言われているので、遙は、本を読んだり鉄道模型をいじったりしてわりと楽しそうにしている。

フリーの一日。
僕は、午前中、散髪に行って、dunpooの編集をして、昼飯に酒を飲んで、庭仕事をして、古本屋を冷やかして(それでも収穫あったけど)、河合栄治郎編「教養文献解説」という終戦直後のブックガイドを読んで、それに影響されて、ロックは置いといて、カント「純粋理性批判」岩波文庫版に再チャレンジすることを決意し(20年ほど前に挑戦して100ページほどで挫折した)、30ページほど精読する。不思議に眠くならない。好スタートである。

渡辺金文堂で買ったのは、ドナルド・キーン『明治天皇』全4巻、新潮文庫。1100円の値札が付いていたが1000円に負けてくれた。そのままでもかなり安いのに、まだ引いてくれるその気持ちがうれしいかった。でも、「おおきに」と言っただけで、たいしてうれしそうな顔もしなかったのが後で悔やまれる。

もっと素直に感情表現をできるようにしたいなあ。

そしたら金文堂のおばちゃんももっとハッピーだろうに。

散髪屋でもそうだ。初めて行く散髪屋だが、カット1000円のところが朝割引で700円になっている。仕事は丁寧でとてもいい仕上がりだった。でも、やはり「おおきに」と言ってきただけ。「とっても気持ちよかった。これで700円は安いなあ!」って喜んで見せたら、おじさんもハッピーだったろうに。、
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