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0304 米国務長官、右派リクード党首と会談 イスラエルで [朝日]

2009年3月4日20時59分
 【エルサレム=吉武祐】中東歴訪中のクリントン米国務長官は4日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸ラマラを訪れ、自治政府のアッバス議長と会談した。会談で長官は、自治政府への支援を確認するとともに、ガザを支配するイスラム過激派ハマスを交渉の相手とは認めない姿勢を改めて示したとみられる。

 これに先立ち、クリントン氏は3日、2月のイスラエル総選挙後、ペレス大統領から組閣を要請されている右派政党リクードのネタニヤフ党首とエルサレムで会談した。

 クリントン氏が、包括的な中東和平の推進に向けたオバマ政権の方針としてイスラエル・パレスチナの「2国家共存」を強調するのに対し、次期首相となるのが有力なネタニヤフ氏はパレスチナ国家を認めない姿勢のため、注目の対面となった。

 イスラエル放送によると、ネタニヤフ氏は「パレスチナが軍隊を持ち、空域を管理することには同意しない」として、パレスチナの自治は認めるがイスラエルへの脅威になってはならない、とする持論を伝えた。また、両者はネタニヤフ政権発足の場合に互いに協力することで一致したという。ネタニヤフ氏は会談終了後、記者団に内容を語ったが、米側は明らかにしなかった。

 今回の会談は、米国がネタニヤフ氏の政策を見定める意味合いが強いとみられている。イスラエルには、ネタニヤフ政権の発足後に米国から圧力がかかり、あつれきが生まれるとの憶測もある。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0304/TKY200903040251.html

0207 ガザ支援物資「ハマスが横取り」 国連、搬入を中止 [朝日]

2009年2月7日10時12分
 【エルサレム=井上道夫】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は6日、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム過激派ハマスが支援物資を横取りしたとして、ガザへの物資搬入を中止したと発表した。

 ガザの境界検問所付近に保管していたトラック10台分の小麦とコメが5日夜、ハマス政府と契約したトラックに持ち去られたという。UNRWAは「支援物資が返還され、ハマス政府が再発防止を保証するまで搬入を中止する」としている。

 ロイター通信によると、ハマス政府のアルクルド社会福祉相は「トラック運転手の誤解によるもの」と釈明している。ただ、UNRWAによると、ハマスは今月3日にも、ガザの国連施設から3500枚の毛布と食糧400セットを持ち去ったという。

 UNRWAはガザで約90万人に食糧支援を実施している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0207/TKY200902070039.html

0206 ガザ攻撃後、ハマスの人気高まる パレスチナ世論調査 [朝日]

2009年2月6日22時13分
 【エルサレム=平田篤央】イスラム過激派ハマスに対するパレスチナ自治区の住民の支持が、イスラエル軍のガザ攻撃後に大幅に伸び、穏健派ファタハを上回ったことが、パレスチナの調査機関エルサレムメディア情報センターが5日に公表した世論調査結果でわかった。

 調査によると、ハマスを「信頼できる」と答えたのは27.7%で、昨年11月の16.6%から急増。一方、ファタハを信頼できるとしたのは31.3%から26%に減った。イスラエル政府はガザ攻撃で「ハマスに大きな打撃を与えた」としているが、結果的にハマスの人気を高めた形だ。

 さらに、イスラエルとの和平交渉に「反対」と答えた人は、昨年11月の35%から41%に増加。パレスチナ側に強硬な意見が強まっていることを示した。

 調査は1月末、自治区のヨルダン川西岸とガザで行われた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0206/TKY200902060335.html

0127 イスラエル、軍幹部名の報道禁じる 戦争犯罪の訴追恐れ [朝日]

2009年1月27日6時15分
 【エルサレム=村上伸一】イスラエル軍が、多数の市民を巻き添えにしたガザ攻撃で、軍幹部たちが外国で戦争犯罪などに問われる事態に神経をとがらせている。軍はガザ攻撃にかかわった部隊司令官の名前などがわかる報道を禁止したほか、政府は25日、幹部や兵士が訴追された場合には全面的な支援を保証する方針を閣議決定した。

 人口密集地で市民の犠牲が多数予想されるにもかかわらず、攻撃に踏み切ったことなどが、戦争犯罪にあたる可能性があると指摘されている。

 イスラエルの報道によると、軍報道官室は各メディアに対し、ガザから戻った部隊司令官たちをインタビューする場合は顔をぼかしたり、身元がわかる情報を削除したりする命令を出した。敵対するイスラム諸国などに情報が流れることを防ぐため、メディアは軍の検閲制度に従うことを義務づけられている。

 また、同国有力紙ハアレツによると、軍は幹部たちに外国で訴追される恐れがあるとして、海外旅行を自粛するよう注意喚起したという。

 先月27日から23日間続いたガザ攻撃では、ガザで1300人以上が死亡。半数近くが市民と見られている。

 イスラエルでは、これまでも軍幹部が外国で訴追対象になってきた。02年にガザでイスラム過激派ハマスの軍事部門司令官を殺害するため、住宅密集地にある自宅を空爆して家族や近隣住民ら10人以上を死なせた時には、ヤアロン元参謀総長に対し、06年11月にニュージーランドで逮捕状が出た。

 05年9月には、ガザの家屋破壊を指揮した退役少将に英国の裁判所が逮捕状を出し、航空機で英国に着いたばかりの同少将が逮捕を免れるため、そのままイスラエルに引き返したことがあった。

 イスラエルのオルメルト暫定首相は閣議で「ガザに派遣された司令官と兵士は、あらゆる訴追を免れることができると思っていい」と述べたが、外国で実際に訴追された場合にどう対応するかには言及しなかった。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0126/TKY200901260250_01.html

0127 ガザ境界の「密輸トンネル」早くも修復…空爆意味なし? [読売]

 【ラファ(パレスチナ自治区ガザ南部)=福島利之】イスラエル軍が18日にパレスチナ自治区ガザへの攻撃を停止して1週間余、大半が破壊されたガザとエジプトを結ぶ地下トンネルの再建が急ピッチで進んでいる。

 イスラエルはガザ攻撃の目的の一つとしてトンネルを通じた武器などの密輸阻止を挙げたが、早くもその効果に疑問符がつく展開となっている。

 ガザ側ラファの空き地に、数十張りの白いテントが立ち並んでいた。発電機の音が鳴り響き、男たちが持ち運び式の掘削機でトンネルの補修にあたっていた。エジプト側ラファのモスク(イスラム教礼拝所)が、数十メートル先に見える。


 密輸業者のアブー・アハマドさん(50)は、停戦成立の3日後の21日には再建を開始した。トンネルの入り口は井戸に似た形で、約20メートルの深さまで垂直に下りる。ここから水平方向に約1キロ・メートル延びエジプト領につながる。ガザ側の80メートルが破壊されたが、1週間で修復可能という。

 付近の住民によると、トンネルは1980年ごろから存在していたが、イスラエルが2007年、ガザへの物資搬入を制限して以来、急増。住民が食料などの搬入のためトンネル掘削に乗り出し、現在では1000本前後あるとされる。空爆で大半は破壊されたが、武器や爆発物の主な搬入経路であるハマス専用トンネルは「無傷」(地元記者)とされる。

 アハマドさんによると、密輸は境界をはさんだ連係プレーで行われる。まず密輸業者がガザ市の元締から食料品や羊、テレビなど物資の注文を受け、エジプト側の協力者に購入を依頼。「準備ができた」という連絡が入ると、直径約80センチのトンネルをはって進んでエジプト側まで行き、物資を受け取る。1キロ・グラムにつき20~30米ドルの報酬が相場という。

 別の密輸業者アブー・サラさん(26)は紛争前、月に8000ドル~1万ドル稼いだ。サラさんのトンネルは無傷で、「ガザ封鎖が続く限り商売繁盛だ」と話した。

 こうした状況を踏まえ、イスラエルは空爆再開を辞さない構えを見せる。現場上空を白いイスラエル軍の無人機が飛び、トンネル復旧に神経をとがらせていることをうかがわせた。

 ただ、エジプト側とガザ側のラファは1979年にエジプトがガザ統治を放棄するまで一つの街だった。双方には親族が多く、協力者は簡単に見つかる。アハマドさんは「意味のない空爆だ。また掘ればいいだけ」と不敵に笑った。

(2009年1月27日07時56分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00992.htm

0126 「停戦1年とガザ封鎖解除を」ハマス、仲介・エジプトに提案 [読売]

 【カイロ=加藤賢治】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの代表団は25日、イスラエルとの長期停戦に関する協議を当地で行い、仲介役のエジプトに1年間の停戦とガザ封鎖解除を提案した。

 AP通信などが伝えた。代表団は協議後、記者団に対し、イスラエルが1年半の停戦と、封鎖の部分解除をエジプトに提案したことを明らかにし、これを拒否する意向を示した。イスラエルとハマスは18日から暫定的な停戦に入り、エジプトを介して長期的な停戦条件を協議している。

(2009年1月26日11時59分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00480.htm


0126 白リン弾使用疑惑に強まる非難 ガザ侵攻で国際人権団体 [朝日]

2009年1月26日21時31分
 【ガザ市(パレスチナ自治区)=古谷祐伸】イスラエル軍がガザの市街地で民間人を標的に攻撃したとの疑惑が複数持ち上がっている。中でも、非人道的な兵器だとの批判がある白リン弾の市街地での使用疑惑に対し、国際人権団体などから非難の声が一層強まっている。

 国際人権NGO、アムネスティ・インターナショナルは、18日の「停戦」後の現地調査でガザ市の住宅地で155ミリ砲の白リン弾の破片を見つけたほか、ガザ市の病院も白リン弾の攻撃を受けており、イスラエルによる戦争犯罪だと批判する。国際人権団体、ヒューマン・ライツ・ウオッチもガザ市とガザ北部ジャバリヤへの攻撃に白リン弾が使われたとしている。人権団体は、人口密集地での使用が国際法に反する疑いがあると指摘している。

 国連は、15日の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)現地本部(ガザ市)への攻撃に、白リン弾が使われたとの見方を強めている。食料や医薬品の保管倉庫が炎上し、25日の時点でもまだ一部燃えているためだ。白リン弾は、自然発火しやすく消火しにくいことから、主に発煙弾として使われてきた。

 イスラエル軍は白リン弾の使用には触れず、「すべての兵器は国際法にのっとって使っている」とだけしている。

 イスラエル紙は、軍の内部調査の結果として白リン弾200発が使われ、うち20発がガザ北部ベイトラヒヤの市街地に向けられたと報じたが、実際の使用規模は不明だ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0126/TKY200901260249.html

「閉じ込められ砲撃、妻子ら失う」 ガザ住民証言 [朝日]

2009年1月24日13時43分
 【ガザ市(パレスチナ自治区)=田井中雅人】イスラエル軍は住民を集めて砲撃を加え、民家を乗っ取って拠点にした――。パレスチナ自治区ガザを23日間、攻撃し続けたイスラエル軍の所業を、住民が詳細に証言した。「民間人の被害を避けようと細心の注意を払った」(オルメルト暫定首相)という説明とは正反対の実態で、「国際人道法違反だ」との批判が出ている。

 ガザ市南部ザイトゥン地区。壊れた家々のがれきが広がる一帯で21日、サモニ家の葬儀が営まれた。イスラエル軍の砲撃で、妻ハナンさん(35)と娘ホダさん(17)ら家族、親類29人を一度に失ったナエルさん(36)が、悲しみに身を震わせていた。

 地上侵攻が始まった3日夜。突然、一家の壁が破壊され、機関銃を携えたイスラエル兵が侵入してきた。「家から出ろ」と、120メートル先の親類宅に追い立てられた。

 周辺に暮らす親類約110人も同じ家に集められた。家が複数回の砲撃を受けたのは2日後で、計22人が死亡。近所への砲撃でも7人が死亡した。一帯の計21軒の親類宅が砲撃を受けたり、戦車やブルドーザーでなぎ倒されたりした。救急車は兵士らに妨害され現場に近づけなかった。

 「家畜のように閉じこめられ、殺された。許せない」とナエルさん。

 赤十字国際委員会は「衝撃的な事件だ。イスラエル軍は我々が救援に向かうことすら許さなかった。国際人道法違反だ」と激しく非難する声明を発表。AP通信などによると、国連人権理事会のパレスチナ地域特別報告者、リチャード・フォーク氏も軍の一連の攻撃について「戦争犯罪にあたるか独自に調査をするべきだ」と主張している。

 自宅を占拠された住民もいる。ガザ北部ジャバリヤ難民キャンプ東方、アタ・シアムさん(61)の4階建ての雑貨店兼自宅は今、ゴミの山が悪臭を放っている。

 12月28日夜、暗視装置をつけ、顔を黒く塗ったイスラエル兵約60人と、首に小型カメラをつけた犬2匹が乗り込んできた。兵士らはシアムさんの頭部に機関銃を突きつけ、21人の家族全員を1階の一室に集めて外出を禁じた。

 兵士らは連日、店の菓子やジュースを勝手に取り、イスラエルから持ち込んだサンドイッチや果物を食べ散らかした。空腹の孫が「分けてほしい」と泣いても、「これは兵士の食べ物だ」と拒んだ。

 一家は毛布まで兵士らに取り上げられ、震えながら眠れぬ夜を過ごした。息子の妻(27)が産気づいた9日、一家はようやく着の身着のままで学校や親類宅に避難することができた。

 「停戦」後に自宅に戻ってみると、兵士らが食べ散らかしたゴミと汚物の山が室内に残されていた。4階のバルコニーには、射撃口にした穴がいくつも開いていた。店に隠しておいた財布からは現金1200ドル全額が抜き取られていた。

 「こんなことは長い人生で初めて。あいつらは戦闘ではなく、盗みにきたんだ」とシアムさん。子や孫は「怖いから家に帰りたくない」と訴え、20年の思い出の詰まった家を捨てる決心をした。今、アパートを探している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0124/TKY200901240072_01.html

0122 イスラエル軍撤退完了、ガザ損害額1700億円 [朝日]

2009年1月22日1時22分
 【エルサレム=村上伸一】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザから地上部隊の撤退を完了した。先月27日からの過去最大規模の空爆とその後の地上侵攻による攻撃は、ひとまず終了した。だが、境界周辺への部隊配備は続け、ガザからの攻撃にすぐ反撃する態勢を取っている。

 イスラエル軍報道官は21日、「今朝、最後の兵士たちがガザを離れた」と語った。頼りとする米国を意識し、20日のオバマ大統領の就任式までに撤退を完了するといわれていたが、同日に小規模な攻撃を受けたため遅くなった。

 同軍が18日に「一方的攻撃停止」を始めたのに対し、ガザを支配するイスラム過激派ハマスも同日、「即時停戦」を発表したが、「1週間以内の撤退」を条件としていた。イスラエル軍が事実上応じたことで、双方の「停戦」が延びる可能性が高まった。

 一連の攻撃でガザの死者は1300人を超えた。半数が巻き添えになった市民と見られている。

 撤退は、当初の予想を上回る早さで行われた。発足直後の米新政権との間で懸案を抱えたくないとの配慮がうかがえる。

 イスラエルは18日に一方的攻撃停止に踏み切った際、撤退期限を示さなかった。ハマスが18日、1週間以内の撤退を条件に即時停戦を発表した際も、反応しなかった。

 だが、ハマスの要求した期限内の撤退がなければ、戦闘が再発する恐れは十分にあった。イスラエル軍の攻撃では多数の市民が死亡しており、戦闘再発は国際社会の中での同国のイメージをさらに悪化させかねない。そうなれば、オバマ新政権から停戦への圧力がかかるのは必至で、対米関係が新政権の出だしからつまずく可能性があった。

 一方、ハマスも権力を維持するためには、過去最大規模の攻撃で破壊されたガザの再建を急がなければならない。パレスチナ自治政府中央統計局の試算では、建物やインフラの破壊による損害額は19億ドル(約1700億円)に上る。組織の立て直しも必要で、当面はそれらに集中できる平穏な時間が不可欠だ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY200901210244.html

0118 イスラエルが「停戦」宣言 ハマスも条件つきで [朝日]

2009年1月18日23時21分
 【エルサレム=井上道夫】イスラエルのオルメルト暫定首相は17日夜、イスラム過激派ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの攻撃を18日午前2時(日本時間18日午前9時)から停止すると発表し、実行した。ハマスも18日午後、条件付きで即時停戦入りを発表。ガザからの1週間以内のイスラエル軍撤退と、ガザ封鎖の解除をイスラエル側に求めている。

 だがイスラエル側は先に、軍はガザに残り、ハマスから攻撃を受ければ攻撃を再開する方針を明らかにしている。軍撤退の日程もガザからのロケット弾攻撃が完全に止まるまで「考慮しない」立場だ。

 昨年12月27日のイスラエル軍による攻撃開始以来、23日間のパレスチナ側の死者は1300人、負傷者は5300人。停戦に向けた国際的な圧力が高まるなか、その実現に向けた重大な局面に入っており、イスラエル、ハマス双方の駆け引きが続きそうだ。

 17日深夜に演説したオルメルト氏は、攻撃による武器密輸トンネル破壊やハマス幹部の殺害で、ハマスの統治力や軍事力に大きな打撃を与えたとし、「我々は目標を達成した」と強調。また、ハマスの再武装化を阻止するため、エジプトとの境界管理で米国や欧州などの支援を取り付けたことに触れ、攻撃停止が妥当であると説明した。

 だが、攻撃停止はイスラエルの一方的な「停戦」宣言で、エジプトが仲介に乗り出していた停戦協議とは別物。イスラエルの存在を認めないハマスを政治的交渉の相手にしたくないのが本音で、ハマスとの何らかの合意があったわけでもない。

 ハマスなどパレスチナ各派はイスラエルの攻撃停止直後の18日昼過ぎまでに、10発以上のロケット弾をイスラエル側に発射。イスラエル軍も発射拠点への空爆で応じた。だが、18日昼の段階では限定的な攻撃にとどめている。

 ハマスが攻撃を続ければ、イスラエル軍の攻撃が「報復」として正当化される可能性があった。停戦に応じる形をとったのは、イスラエルの攻撃がハマスの想像を超える激しさだったため、との見方もある。

 ハマスの政治部門幹部マルズーク氏は、停戦を発表した18日のテレビ演説で「ガザ市民に人道支援や生活に必要な物資が届くように、イスラエルはすべての境界検問所を開けるべきだ」と、ガザ封鎖の解除を訴えた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0118/TKY200901180163.html

0117 国連総会「即時停戦と決議順守を」 ガザめぐり決議 [朝日]

2009年1月17日18時23分
 【ニューヨーク=松下佳世】国連安全保障理事会が停戦決議を採択した後も、パレスチナ自治区ガザで戦闘が続いていることを受け、国連総会は16日、安保理決議の順守と即時停戦を要求する決議を賛成多数で採択した。

 決議は加盟国に対し、ガザ住民への緊急支援の強化を呼びかけている。総会決議に法的拘束力はない。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170167.html

0117 イスラエル、住民避難の国連学校攻撃 子ども2人死亡 [朝日]

2009年1月17日20時40分
 【エルサレム=井田香奈子】イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザの北部ベイトラヒヤで国連が運営する学校を攻撃し、学校に避難中の子ども2人が死亡、その母親を含む14人が負傷した。

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)報道官によると、学校には約1800人の住民が避難していた。

 国連側は「他に逃げる場所のない市民をねらっており、戦争犯罪だ」として、独立した調査を求めている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170193.html

0116 「砲撃は白リン弾使われた」国連、イスラエル軍を非難 [朝日]

2009年1月16日22時3分
 【ニューヨーク=松下佳世】パレスチナ自治区ガザの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の現地本部がイスラエル軍によって砲撃されたことを受け、国連は15日、「非人道兵器」と非難されている「白リン弾」が使われたとの見方を改めて表明した。イスラエル側が砲撃の理由として主張している「国連敷地内からの攻撃」については全面的に否定した。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)のホームズ事務次長は会見で、現地本部に対する攻撃は2回あり、人体に触れると高温で燃え続ける「白リン弾」が使われたと強調。イスラエル軍に対しても再三注意を呼びかけていた中での本部への攻撃に「愕然(がくぜん)としている」と語った。

 テレビ電話でガザから会見したUNRWAのギング現地代表も砲弾について「見た目もにおいも、燃え方も白リン弾だった」と断言。「砲撃の最中にもイスラエル側と連絡を取り合っていたが、敷地内から攻撃を受けているとの指摘は一度もなかった」とイスラエル側の主張に反論した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY200901160309.html

0115 イスラエル軍、ガザ中心部へ接近 死者1000人超す [朝日]

2009年1月15日2時2分
 【エルサレム=井上道夫】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃は14日も続き、英BBCによると、19日間の攻撃による死者は1010人に達し、負傷者は約4700人となった。地上部隊がガザ市南方から中心部に向け徐々に接近しているとの目撃情報もあり、民間人がさらに巻き添えになる市街戦突入が懸念されている。

 イスラエル軍によると、軍は13日夜から14日朝にかけ、ガザ市内の警察本部など全土で約60カ所を空爆。同日午後にかけても、南部ラファ周辺の武器密輸トンネルなどを標的に激しい攻撃を続けた。

 アシュケナジ参謀総長は13日、国会の委員会で、先月27日の攻撃開始以降、2310回の空襲を行ったことを明らかにし、ガザを支配するイスラム過激派ハマスに大きな打撃を加えたと報告したが、「まだなすべき仕事は残っている」とも述べ、攻撃続行の必要性を訴えた。

 市街戦突入の最終判断は、オルメルト暫定首相とリブニ外相、バラク国防相が下すが、民間人や自軍兵士の犠牲がさらに増えることから難しい判断を迫られている。

 一方、イスラエル北部に14日、レバノン南部からロケット弾数発が撃ち込まれたが、負傷者はなかった。

 レバノン南部は、06年にイスラエルとの間で武力紛争になったイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの拠点になっているが、8日にロケット弾攻撃があった際にヒズボラは関与を否定。今回もガザ攻撃に反発する小規模なパレスチナ武装勢力による攻撃とみられている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0115/TKY200901140369.html

0113 ガザ 米の停戦決議賛成、「10分前に電話で阻止」 [朝日]

2009年1月13日22時7分
 【エルサレム=井上道夫】イスラエルのオルメルト暫定首相は12日、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦を求めた8日の国連安保理決議について、採決10分前にブッシュ米大統領に電話をかけ、賛成しないよう要請していたことを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 採決は賛成14で米国だけが棄権。首相は「彼女(ライス国務長官)は自ら準備した決議案を棄権し、恥をかくことになった」と述べた。

 説明によると、演説中だったブッシュ氏は、オルメルト首相の強い求めに応じ電話に出て、「(決議の中身を)よく知らない」と述べたが、首相は「賛成票を投じてはならない」と迫った。これを受けブッシュ氏はライス国務長官に賛成しないよう指示したという。

 一方、AFP通信によると、米国務省高官は、米国の棄権は決まっており、オルメルト氏の電話で判断を覆したわけではないと説明している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0113/TKY200901130375.html

0111 「虐殺やめろ」ガザ攻撃を非難 欧州各地でデモ [朝日]

2009年1月11日20時42分
 【ロンドン=村上研志、バルセロナ=土佐茂生】欧州各地で10日、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルへの抗議デモがあった。主要都市では数万人規模になり、多くの民間人を巻き込む攻撃を強く非難した。

 ロンドンではイスラム系市民組織などの呼びかけで約2万人(警察発表)が参加。イスラエル大使館付近でも「虐殺をやめろ」と抗議した。白人の男性(47)は「たくさんの子供の犠牲に困惑している」と話した。

 アラブ系移民が多いスペインのバルセロナでは約10万人(主催者発表)が参加し、スペイン内戦中のドイツ軍の爆撃を題材にしたピカソの「ゲルニカ」を描いた旗などを掲げて行進した。

 フランスでは、内務省によると全土で計12万人余りがデモ。ドイツ各地でも計約4万人が参加した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0111/TKY200901110131.html

0107 イスラエル軍、ガザの国連学校3カ所を砲撃 45人死亡 [朝日]

2009年1月7日1時37分
 【エルサレム=古谷祐伸】パレスチナ自治区ガザに侵攻したイスラエル軍は6日、国連が運営する学校3カ所を砲撃し、少なくとも45人が死亡した。学校には、連日の戦闘をおそれて数百人の住民が避難していた。空爆が始まって以来、これほど多くの民間人の死亡が一度に確認されたのは異例。戦車が学校の近くで砲撃したとの目撃証言もあり、イスラエル批判の国際世論が高まるのは必至だ。

 ロイター通信によると、6日夕、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプ内にあるアルファホラ学校がイスラエル軍の戦車の激しい砲撃を受け、中にいた子どもらパレスチナ人40人の死亡が確認された。負傷者も多数出ている。目撃者によると、2台の戦車が学校のすぐ外で砲撃をしたという。

 6日午前には、北部のガザ市でシャティ難民キャンプ内の学校が空爆を受け、2人が死亡した。南部のハンユニスにある学校もイスラエル軍の砲撃にさらされ、3人が殺された。3校とも、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校だが、昨年12月27日からの空爆を受けて、それぞれ数百人の住民が避難生活を送っていた。

 イスラエル軍の報道官は、学校への攻撃について詳細を調べていると語った。

 AFP通信によると、パレスチナ問題を担当する国連のゲイラード人道調整官は「3件の悲劇的な事件は、捜査する必要がある。国際的な人道が侵されたとすれば、責任を明確にしなければならない」との声明を出した。

 ガザの国連幹部のジョン・ギングさんは「ガザには安全な場所は、もうどこにもない」とAP通信に話した。

 今回のガザ攻撃について、イスラエル軍はガザからイスラム過激派ハマスが発射するロケット弾攻撃をやめさせるのが目的で、「自衛のため」と主張している。

 AFP通信は、空爆開始からの犠牲者数は635人に達し、そのうち160人以上が子どもだと伝えている。6日だけで少なくとも75人が殺されたという。負傷者は計2900人に上る。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0107/TKY200901060342.html

0104 即時停戦求める安保理議長声明案に米反発 ガザ侵攻 [朝日]

2009年1月4日23時17分
 【ニューヨーク=松下佳世】イスラエル軍のガザ侵攻を受けて国連安全保障理事会は3日、緊急の非公開会合を開いた。話し合いは深夜まで約4時間。議長国・フランスのリペール国連大使は、疲れた様子で「幅広く議論したが、公式な合意に至れなかった」と記者団に語った。

 アラブ諸国を代表して、安保理会合を要請した非常任理事国のリビアはこの日、イスラエルの地上侵攻開始に「深刻な懸念」を表明し、即時停戦を求める議長声明案を全理事国に示した。今月から安保理入りした日本を含むほとんどの国が大筋で賛同したが、親イスラエルの米国が「イスラエルの自衛権は認められるべきだ」として反発。結局リペール大使が議長として停戦を求める談話を出しただけで、国際社会の一致した態度を示せなかった。

 イスラエル軍の空爆開始後、安保理の緊急会合は3度目だが、これまでに出せたのは「すべての暴力の即時停止」を求める非公式の報道声明のみ。31日の会合でリビアが提示した、イスラエルの攻撃を「強く非難」し、即時停戦を求める決議案も、米国の反対で宙に浮いたままだ。

 動けぬ安保理に、国際社会の不満は高まっている。

 フランスのクシュネル外相は3日、「イスラエルの地上攻撃を(ハマスによるイスラエルへの)ロケット弾攻撃と同様に非難する」との声明を発表。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長も「深い懸念」を表明し、オルメルト首相に地上侵攻を直ちにやめるよう求めたことを明らかにした。

 サルコジ仏大統領が5日からイスラエルを訪れると発表するなど、欧州連合(EU)は調停の動きを活発化させている。アラブ連盟も近く、閣僚級の代表団を国連に派遣し引き続き停戦決議採択を目指す考えだが、情勢打開に向けた道筋は見えないままだ。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0104/TKY200901040145.html

0104 米はガザ侵攻の容認姿勢鮮明に、ハマス封じ込め後押し [読売]

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のマコーマック報道官は3日、声明を発表し、イスラエル軍地上部隊によるパレスチナ自治区ガザへの侵攻を、米政府として容認する姿勢を鮮明にした。

 ブッシュ政権としては、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」の実現に向け、イスラエルの軍事行動に事実上の自由裁量を与え、米国が中東和平の阻害要因と見なすイスラム原理主義組織ハマスの封じ込めを後押しする考えだ。

 報道官声明はガザ情勢に関し、「可能な限り早期の停戦」をうたいつつ、ガザを支配するハマスが再びイスラエルへのロケット攻撃を行わぬよう、「持続的な停戦でなくてはならない」と指摘。声明はまた、ガザ情勢悪化の原因はハマスにあると強調した。

 国際社会の一部から「即時停戦」の声が上がる中、ブッシュ政権としてはむしろ、イスラエルが今回の戦闘でハマスを一層孤立化させ、2国家共存路線を軸とする中東和平の進展につなげたいとの期待が強い。

 実際、ブッシュ大統領は3日のラジオ演説で、「意味ある停戦」の実現に向け、ハマスへの武器供給の遮断の必要性を強調。米政府は反イスラエルのイラン、シリア両当局がエジプトを経由し陸路でガザのハマスに武器を渡していると見ており、米政府としては、ハマスを兵糧攻めにすると同時に、イランやシリアのけん制を目指す構えだ。

 しかし、米国のイスラエル擁護姿勢は、アラブ世界などでイスラム過激派が反米世論をあおる口実に利用するのは確実。親イスラエルの立場を取る一方で「イスラム世界との和解」を掲げるオバマ次期大統領にとり、ガザ情勢をめぐる態度表明は就任後最初の大きな試練となりそうだ。

(2009年1月4日22時44分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090104-OYT1T00510.htm

0103 イスラエル軍がガザ侵攻、ハマス拠点包囲…死者500人超 [読売]

イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで、地上軍による侵攻を開始した。12月27日に空爆で始まったガザ攻撃は地上戦という重大な局面を迎えた。

 同国軍は4日、40万の人口が集中する北部ガザ市を包囲。ロイター通信によると、パレスチナ側で少なくとも34人が死亡、9日間の攻撃による死者は500人を超えた。国際社会からは非難の声が上がっているが、イスラエルのバラク国防相は「作戦は短期間で簡単に終わるものではない」と言明、攻撃は数週間続く可能性もある。


 同国軍は1週間前から、ガザとの境界に近い同国南部に約1万人の部隊を集結させており、3、4の両日で5000人前後がガザに侵攻した模様だ。戦闘機や戦闘ヘリが後方から攻撃を加え、海軍もガザ沖から砲撃を行った。

 ロイター通信などによると、地上軍は3日夜、ガザ北部のベイトラヒヤ、難民キャンプのあるジャバリヤなどでハマスの戦闘員と交戦。4日昼には、ガザ地区を縦断する幹線道路サラハッディーン通りを制圧し、南北の通行を遮断した。

 ガザ上空はこの日、黒煙に覆われ、目撃証言によると、市内では逃げようとする住民が車に荷物を満載し、立ち往生しているという。

 ハマス報道官は「ガザはイスラエル軍の墓場となるだろう」と述べており、徹底抗戦する構えだ。同国軍は4日、地上戦で兵士1人が死亡したと発表した。

 イスラエル政府が地上侵攻を決めたのは、同国軍が8日間にわたり空爆を続けたにもかかわらず、ガザから連日続くロケット弾攻撃を止めることができなかったためだ。軍報道官は、地上戦について「ロケット弾発射拠点を制圧し、攻撃を阻止する」のが目標だとしている。

 一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は「非道な侵攻」と非難。エジプトのアブルゲイト外相は「(国際社会の停戦要求にかかわらず)恥知らずの挑戦」と批判し、イスラエルに即時の侵攻中止を求めた。

(2009年1月5日01時29分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090104-OYT1T00419.htm

0102 ハマス幹部と家族ら殺害 ガザ空爆、死者430人に [朝日]

2009年1月2日23時43分
 【エルサレム=古谷祐伸】イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの空爆は2日、開始から7日目を迎え、AFP通信によるとこれまでの死者は430人に上った。1日にはガザを支配するイスラム過激派ハマスの上級幹部宅を空爆、本人と妻子ら約20人を殺害した。イスラエルのリブニ外相は同日、フランス政府提案の48時間停戦を改めて拒んだ。地上戦突入の可能性が徐々に高まっている。

 空爆で殺害されたのはハマス政治部門のニザル・ラヤン氏(49)。空爆ではこのほか、1日から2日早朝までにパレスチナ自治評議会(国会)やモスク(イスラム教礼拝所)など約50カ所が破壊され、ガザ南部では、8歳から12歳の子3人が死亡した。

 一方、ガザからイスラエルへのロケット弾攻撃も続き、イスラエル政府によると1日に52発、2日午前に18発が撃ち込まれた。

 ガザとの境界では地上部隊が侵攻に備えている。イスラエル紙ハアレツは「地上戦は大規模だが短期間になる」との政府の見方を報じた。ガザからの情報では、ハマスは地雷や仕掛け爆弾などで応戦する準備を進めているという。

 停戦に向けた国際社会の働きかけは成果を上げていない。イスラエルのリブニ外相は1日、パリでサルコジ仏大統領らと会談したが、「ハマスと一般住民を区別している。ガザに人道危機はない」として攻撃を続ける考えを示した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/0102/TKY200901020047.html