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1223 ブレア前英首相がカトリックに改宗 [朝日]

2007年12月23日20時57分
 英メディアによると、英国のブレア前首相は21日にロンドン・ウェストミンスターの大司教館で行われたミサでカトリックに改宗した。

 ブレア氏は英国国教会の信者だったが、首相在任中からカトリックのシェリー夫人や子供らとともにカトリック教会のミサに出席していた。法的定めはないが、カトリックの首相は過去におらず、ブレア氏の改宗は在任時から取りざたされていた。首相時代、ブレア氏は国王の名代として英国国教会の大主教を任命する立場にあった。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY200712230140.html

1223 トルコ軍が越境攻撃 対PKKで成果強調 [朝日]

2007年12月23日19時10分
 トルコ軍は22日、イラク北部にある武装組織クルド労働者党(PKK)の拠点を攻撃したと発表した。アナトリア通信が伝えた。発表によると同日午後、戦闘機がトルコ南東部から越境して爆撃。さらにトルコ側から砲撃も行った。被害の詳細は不明だが、軍は「テロリスト数百人を壊滅させた」と成果を強調。軍はこのところ小規模な越境作戦を断続的に実行している。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY200712230132.html

1223 3国首脳、アフガニスタンを訪問 [朝日]

2007年12月23日20時07分
 オーストラリアのラッド首相は22日、アフガニスタンを訪問し、カルザイ大統領に対し、豪軍の駐留継続を約束した。首相はこれに先立つ21日、バグダッドを訪れ、イラクのマリキ首相と会談した。イラク南部を中心に展開する約550人の豪軍を来年半ばまでに撤退させる方針で、撤兵への理解を求めたとみられる。

 一方、フランスのサルコジ大統領は22日、5月の就任以来初めてアフガンを訪問し、カルザイ大統領と会談した。アフガン大統領府によると両首脳は麻薬や治安問題について協議。サルコジ氏は仏軍の長期駐留を約束した。23日にはイタリアのプロディ首相もアフガンを訪問した。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY200712230142.html

1223 福田首相「議員立法で一律救済」表明 薬害肝炎問題 [朝日]

2007年12月23日23時29分
 福田首相は23日、和解協議が続く薬害C型肝炎訴訟について、議員立法によって、原告側の求める「全員一律救済」を実現する方針を明らかにした。自民、公明の両党で法案内容を詰め、民主党の協力も得て、今国会に提出し、成立を目指す。血液製剤の投与時期によって救済対象を線引きするこれまでの政府方針を転換する内容。内閣支持率の急落などを受け、首相主導で局面打開を目指す必要があると判断したとみられる。
(抜粋)
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1223/TKY200712230043.html

1224 薬害肝炎:「一歩前進」…国側の真意は? 一律救済 [毎日]

一律救済の法案提出を受けた会見で心情を述べる大阪訴訟原告団代表の桑田智子さん(中央)。(左は同原告団の武田せい子さん)=大阪市北区で2007年12月23日午後4時12分、貝塚太一撮影 命を削った訴えは、新たな政治決断を呼び込んだ。薬害C型肝炎訴訟で福田康夫首相が23日、議員立法による被害者一律救済の意向を示したことに、早期解決をあきらめかけていた原告たちは「一歩前進」と評価した。しかし、救済の立法措置は、原告側が求めたこともなく、詳細な内容も不明。「喜んでいいのかどうか……」。各地で緊急会見した原告は国側の真意を測りかね、満面の笑みは見せなかった。【石川淳一、川辺康広、清水健二】

 東京訴訟原告の浅倉美津子さん(57)は「キツネにつままれた気持ち」という。友人は「よかったね」とメールをくれたが「急に言われても信じられない。言っている中身が、よく理解ができなかった」。21日に長崎の自宅に戻ったばかりの福田衣里子さん(27)も「期待半分、不安半分。決断してくれた気持ちが愛のあるものか、その場しのぎのものかどちらなのか」と硬い表情で語った。

 ただ、失意のまま年を越そうとしていた原告にとっては、やっと見えた希望でもある。大阪訴訟原告団代表の桑田智子さん(47)は「ずっと街頭で一律救済の理念の正しさを訴えてきたが、ようやく私たちの声が総理に届いた」と評価する。全国原告団代表の山口美智子さん(51)は「手放しでうれしい、という気持ちではない」としつつ「政治の力で正義を実現することを大いに期待している」と力を込めた。

 福田首相の突然の表明は、弁護団にも寝耳に水だった。鈴木利広弁護団代表は「流れが変わってきた」と印象を語り、改めて首相に原告との面談を求める方針を示した。24日に再び上京する山口さんは「エンジンを切ったばかりでガソリンも入っていない。でも、動くことで不安を取り除くので大丈夫」。福田さんも「(給油の)赤いランプがついても車は意外と走る。まだ頑張れる」と笑顔を見せた。
URL:http://mainichi.jp/select/today/news/20071224k0000m040056000c.html

1223 福田首相「議員立法で一律救済」表明 薬害肝炎問題 [朝日]

2007年12月23日23時29分
 福田首相は23日、和解協議が続く薬害C型肝炎訴訟について、議員立法によって、原告側の求める「全員一律救済」を実現する方針を明らかにした。自民、公明の両党で法案内容を詰め、民主党の協力も得て、今国会に提出し、成立を目指す。血液製剤の投与時期によって救済対象を線引きするこれまでの政府方針を転換する内容。内閣支持率の急落などを受け、首相主導で局面打開を目指す必要があると判断したとみられる。

 首相は23日、首相官邸で記者団に、「自民党総裁として」と断ったうえで、「全員一律救済ということで議員立法する。党との相談の結果決めた。公明党の了解もとっている」と表明。方針転換の理由については、「現在の司法、行政の枠内で答えが出ないか最後の最後まで苦労した。しかし、できないということになり、新しい局面を考えなければ、この問題は打開できないと考えた」と説明した。

 さらに、首相は「可及的速やかに立法作業、国会審議をして、野党の協力も得なければいけない」と指摘。民主党との協議については「場合によっては法案作成に参加して頂くことがあってもいい」と述べた。

 与党は年内に法案の骨子をまとめ、年明け1月15日までの会期内に成立を目指す。血液製剤のフィブリノゲンと第9因子製剤を投与されたC型肝炎患者に対し、投与時期に関係なく、症状に応じて補償金を支払う内容になるとみられる。

 救済対象は、現在の訴訟の原告に、未提訴の約800人を加えた最大約1000人を見込み、患者の認定は、血液製剤の投与を証明できるカルテなど「客観的な記録」に基づく。証拠があいまいで投与事実をめぐって原告と被告に争いがある場合は裁判所が判断する案が検討されそうだ。

 補償金の額も今後の検討課題だが、国側は大阪高裁の和解協議では、東京地裁判決の基準に基づき、国・製薬企業に法的責任があるとされた期間内の患者には、平均2000万円を提示。期間外の患者には、計30億円の「基金」を積んで間接的に救済するとした。費用は計約170億円とされる。

 政府が20日に大阪高裁に提出した修正案は、血液製剤の投与時期などで被害者を線引きしていたため、原告団から「一律救済の理念に反する」として、受け入れを即日拒否された。

 大阪高裁が21日、原告側の再修正案を受けたうえで、第2次和解骨子案を提示する方針を固めたのを受け、首相は同日中に自民党幹部に議員立法の形で法案を作成する可能性を探るよう指示した。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1223/TKY200712230043.html

1223 三洋電機:「違法配当」の総額は280億円 決算訂正へ [毎日]

 経営再建中の三洋電機が過去の単独決算で不適切な会計処理をしていた問題で、配当原資がないのに配当した「違法配当」が総額約280億円に上ることが分かった。三洋は25日、01年3月期~06年3月期の単独決算を訂正する。

 三洋は、証券取引等監視委員会の指摘を受け決算の見直し作業を進めてきた。業績回復が見込めない子会社への出資などを適切な時期に前倒しして損失処理すると、02年9月中間と03年3月期末、03年9月中間と04年3月期末、04年9月中間の5期について、配当可能な利益が不足していたことが判明した。三洋はこの期間に1株当たり3円、計280億円を配当していた。

 不適切決算の原因を究明している外部調査委員会は「損失処理の先送りは意図的ではなかった」と判断した模様だが、三洋は過失の結果、違法配当をしていたことを認める。

 経営責任を明確にするため、創業家出身の井植敏元会長や長男の井植敏雅前社長、野中ともよ前会長ら旧経営陣に対し、退職慰労金の返上を求める。しかし、「不適切な処理は意図的でなかった」として損害賠償責任などは求めない方針で、株主から責任を追及する動きが出る可能性もある。【宮崎泰宏】

毎日新聞 2007年12月23日 20時21分 (最終更新時間 12月23日 20時25分)
URL:http://mainichi.jp/select/biz/news/20071224k0000m040063000c.html

1224 富山呼吸器外し:「6人余命24時間内」殺人立件困難か [毎日]

 富山県射水(いみず)市の射水市民病院(麻野井英次院長)で人工呼吸器を外された末期患者7人が死亡した問題で、呼吸器外しの際の患者の容体が明らかになった。県警が複数の専門医に鑑定を依頼していた。6人は呼吸器を外さなくても余命が24時間以内で、残る1人は数日間は生存した可能性はあるものの回復不能の状態だった。呼吸器外しと死亡との因果関係の立証は難しいとの見方があるうえ、全員の遺族に処罰感情がないことなどから、鑑定結果は捜査当局の判断に大きな影響を与えそうだ。

 県警は、元外科部長の伊藤雅之医師(52)のほか、呼吸器外しにかかわったとされるもう一人の医師についても殺人容疑で捜査を続けており、立件の可否は最終的に検察が判断する。

 調べでは、7人は男性4人、女性3人で50~90歳代の県内在住者。鑑定では、呼吸器を外さなくても余命2、3時間の患者が3人、12~24時間が3人だった。残る1人は、呼吸器を装着したままなら数日間は生存した可能性があったが、回復不能の状態で遺族に処罰感情はないという。

 患者や家族から呼吸器を外す承諾を得ていたケースは少なくとも2件以上認められたが、意思が確認できないケースも数件あった。伊藤医師の指示で、同僚医師が外したケースが1件あった。

 伊藤医師は毎日新聞の取材に、7人中6人について関与を認めたうえで▽50歳代の女性は生前に本人から延命治療を望まない意思を確認した▽別の2人は延命拒否の意思が家族の話などから推定できた▽すべての患者は回復不能の脳死状態だった--などと話し、「犯罪ではない」との認識を示している。伊藤医師は現在、別の病院に勤務している。

 ある捜査当局幹部は「呼吸器を外さなくても余命がほとんどない患者の場合、現実的には死との因果関係を問いにくい」と語っている。

 呼吸器外しを巡ってはこれまで、北海道立羽幌病院と和歌山県立医大付属病院紀北分院の医師が殺人容疑で書類送検されたが、いずれも容疑不十分で不起訴になっている。

 ▽射水市民病院の呼吸器外し問題 05年10月、伊藤雅之医師が昏睡(こんすい)状態で搬送された男性患者の呼吸器を外そうとしているのを知った看護師長が、院長に報告して発覚。病院の内部調査で00~05年に死亡した7人のカルテに「ファミリーの希望」などの記載があり、呼吸器が外されていたことが分かった。
URL:http://mainichi.jp/select/science/news/20071223k0000m040102000c.html

1223 富山呼吸器外し:終末期医療 議論のきっかけに [毎日]


 富山県射水(いみず)市の射水市民病院で人工呼吸器を外された末期患者7人が死亡した問題で、呼吸器外しの際の7人の容体が明らかになったが、この問題の発覚は、終末期医療の延命治療中止について是非を議論する大きなきっかけになった。それまで、治療の継続・中止の明確な指針がなく、現在、その方向性を示そうとする動きが活発化している。

 千葉県救急医療センター(千葉市)は10月、06年10月からの半年間に、末期状態の患者5人の呼吸器を外すなど延命を中止していたと発表した。刑事責任が問われる可能性もあったが、センターは、家族の同意や複数医師の合議など、中止に関する原則を内規として明文化しており「5人のケースでは内規は守られていた。救急医療の現場からの問題提起として発表した」と説明する。

 厚生労働省は5月、終末期の治療中止について、治療方針を決める手続きに関する指針を公表。治療の開始・不開始(見送り)や、中止を決める際は複数の職種による「医療・ケアチーム」が慎重に判断するとし、患者の意思が確認できる場合は十分に協議して合意内容を文書で残すことを定めた。日本救急医学会も10月、救急医療を対象にした指針を決めた。

 射水市民病院の場合、それらの指針に照らすと、医師が独断で判断するなど明らかに逸脱している面がある。しかし、最近の医学界や医療現場の新たな動きに加え、旭川地検と和歌山地検が呼吸器外しで相次いで立件を見送ったように、終末期患者の死と呼吸器外しとの因果関係を立証することは極めて難しい。それだけに、今回の鑑定結果の意味は極めて大きい。

毎日新聞 2007年12月23日 2時30分
URL:http://mainichi.jp/select/science/news/20071223k0000m040133000c.html
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