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生格
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生格
用法
英語の of に近い感覚(だと思います.)
所有,関係
日本語なら「の」です.父の腕時計,とか,母の手帳,とか.ポーランド語の授業とか.żona Adama
のように通常は,限定する名詞の後ろに置かれます.
のように通常は,限定する名詞の後ろに置かれます.
また,限定修飾のために生格になった語は,目的語に取り込まれても,生格を保ちます.
(主格 生格)[N G] -> (動詞 (対格 生格))[v [A G]]
(主格 生格)[N G] -> (動詞 (対格 生格))[v [A G]]
否定生格
直接目的語(対格)を否定すると,生格になります.
Nie mam czasu. 時間がないです. <-> Mam czas.
Nie czytam książki <-> Czytam książkę.
Nie ma go w domu. <-> On jest w domu.
Nie mam czasu. 時間がないです. <-> Mam czas.
Nie czytam książki <-> Czytam książkę.
Nie ma go w domu. <-> On jest w domu.
このルールは不定詞でしたがえられたときも有効です.
[v A] -> nie [v A]
[v [v A]] -> nie [v [v G]]
[v A] -> nie [v A]
[v [v A]] -> nie [v [v G]]
つまり,どんな対格を取る他動詞(transitive)でも,有効.言い換えて,対格でなければ,否定しても生格にはなりません.
ちなみに,chcieć は普通,完了体を使いますが,否定すると不完了体に代わります.
ちなみに,chcieć は普通,完了体を使いますが,否定すると不完了体に代わります.
存在否定
ポーランド語では,物や人の 存在,利用可を być で表すことができる模様.英語なら There is 構文ってところでしょうか.ふつうは主格で使います.これが否定されると być でなく,nie ma つまり mieć を使います(複数でも).このときは生格になります.(否定性格の範疇?)
で,これらの過去,未来表現は nie był, nie będzie なのですが,否定性格は引き継がれます.(主格の否定のはずなのに!)
否定の時は,話題のものは最初に出てくる傾向にあるようです.
Adama nie będzie?
否定の時は,話題のものは最初に出てくる傾向にあるようです.
Adama nie będzie?
量
5個以上のものを数えるとき(ただし,数字が2(dwa), 3(trzy), 4(cztery) で終わる時を除く).生格の用法として,「たくさんの」などの言葉と一緒に使う,というのがありましたが,その延長線上とお考えください.生格は of の用法に近く,a lot of といえば,その用法にのっとっている感じが分かるかと思います.
szklanka herbaty
kilka ogórków
łyżeczka soli ティースプーン一杯の塩(sól)
łyżka cukru スプーン一杯の砂糖(cukier)
kilka ogórków
łyżeczka soli ティースプーン一杯の塩(sól)
łyżka cukru スプーン一杯の砂糖(cukier)
kilogram
litr
litr
pudełko パック,箱.シリアルとか
karton 牛乳パック,卵バック
puszka 缶
paszka パック,マックのお持ち帰りみたいな紙パック
butelka 瓶,ボトル
słoik(słoj) 瓶,ただしジャムが入るような瓶 słoik dżemu
pojemnik コンテナ.日本語なら箱?アイスクリームとか.
torba バッグ.ポテチみたいな.
opakowanie パック.オレオみたいな.
bochenek パック.草加せんべいとか,リッツ(クラッカー)の中の銀のパックとか.
rolka ロール.トイレットペーパーとか.
tubka チューブ,歯磨き粉とか練りワサビとか.
karton 牛乳パック,卵バック
puszka 缶
paszka パック,マックのお持ち帰りみたいな紙パック
butelka 瓶,ボトル
słoik(słoj) 瓶,ただしジャムが入るような瓶 słoik dżemu
pojemnik コンテナ.日本語なら箱?アイスクリームとか.
torba バッグ.ポテチみたいな.
opakowanie パック.オレオみたいな.
bochenek パック.草加せんべいとか,リッツ(クラッカー)の中の銀のパックとか.
rolka ロール.トイレットペーパーとか.
tubka チューブ,歯磨き粉とか練りワサビとか.
kostka
kawałek 切れ
pół 半分
pół 半分
5個以上
上で触れたので,割愛.
時間
何時に,とか.
każdego dnia
tego wieczoru
każdego dnia
tego wieczoru
生格をとる(ことがある)前置詞
- bez without
- dla for (the benefit of) someone
- do to, up to
- obok next to, beside
- od from, away from, than
- oprócz besides
- podczas during
- u near, at (someone's place)
- według according to
- wobec in regard to, toward
- z from, out of
- zamiast instead of
生格をとる動詞
後述
作り方(単数の場合)
単数の場合です.
形容詞 | 名詞 | |
男性 | -ego | -a,-u |
中性 | -ego | -a |
女性 | -ej | -y/i |
女性名詞のスペリングルールは,すべての女性名詞に適用されます(子音で終わる,とか関係なく).y/i の使い分けはこっち.pj, bj, fj, wj, mj, nj, rj の語幹語尾をもつ場合は j が i と表記されるため,ii になります.
男性名詞では,非生物の場合は一般的に -u を使います.一般的にということで,当然例外もあります.大きくまとめると
- 道具系 (nóż->noża, młot->młota)
- 家にフツーにあるもの (telewizor->telewizora)
- 着物
- 体の部分
- 年月日
- 都市名
などは -a をとる傾向にあります.
男性生物名詞は -a をとる傾向.すると,対格と同じになります.
男性生物名詞は -a をとる傾向.すると,対格と同じになります.
もともと -a で終わる男性名詞は,女性形で変化.
中性名詞は,-a の変化です.
中性名詞は,-a の変化です.
男性のsynと女性のcórkaを使って,praca mojego syna, praca mojej córki などと覚えましょう.mążとżonaが使い勝手があるかと思いましたが,mążの変化が不規則なのでやめました.
男性の変化は基本は -a ですが,-u もあってわかりづらいです.でも Nie ma problemu.← mieć は対格を取りますが,否定だから生格.
男性の変化は基本は -a ですが,-u もあってわかりづらいです.でも Nie ma problemu.← mieć は対格を取りますが,否定だから生格.
praca mój syn córki
名前の場合
作り方(複数の場合)
複数の場合は,普段と書き方が変わって申し訳ないですが,
形容詞 | 名詞 | |
硬子音で終わる | -ych | -ów |
軟子音で終わる | -ych | -y/i |
母音で終わる | -ych | 母音を取る |
子音で終わるのは,基本的には男性名詞なので,
男性名詞 | 硬子音で終わる | -ów |
男性名詞 | 軟子音で終わる | -y/i |
中性名詞 | -0 | |
女性名詞 | -0 |
変化の揺れ(vacillation)
pokój は,軟子音で終わっているので,pokoiと変化しますが,pokojów と書くこともあるようです.hotelów を hoteli という人もいるようで,多少の「揺れ」が存在します.(特に c と j の後)
男性人間名詞
複数対格と複数主格が同じになります.
brat braci
syn synów
brat braci
syn synów
そうなると,男性人間名詞なのに,-a なんかで終わるものは,どうなるんだろう.dentysta, musikaは.と思ったら, -a をとって,-ów をつける,という合わせ技で行きます.ただし mężczyzna だけは mężczyzn
複数主格で -owie をとる名詞は,複数生格では -ów をとります.
語幹の変化
逆に?女性名詞,中性名詞では語尾を取ることによって,語幹が変化します.
たとえば -ek で終わる言葉が格変化をして -ka になることがありますが,女性名詞の複数性格だと反対向きに -ka から -ek への変化になります.その他にも
たとえば -ek で終わる言葉が格変化をして -ka になることがありますが,女性名詞の複数性格だと反対向きに -ka から -ek への変化になります.その他にも
- o -> ó
- 硬子音化
子音で終わる女性名詞
すべて軟子音で終わる?ので,-y/iをつけます.
中性名詞
とにかく,語尾の母音を取る.
語幹変化あり. -o 子音 母音 → -ó 子音 とか ci → ć とか.
語幹変化あり. -o 子音 母音 → -ó 子音 とか ci → ć とか.
生格をとる動詞
bać się be afraid of
napiç się pf have a drink of
nienawidzić hate
nie znosić nie znosz´, nie znosisz be unable to stand, bear
pilnować look after, tend, mind
potrzebować need
słuchać listen to, obey
spodziewać się expect
szukać look for
uczyć się study
uczyć teach.
używać use, make use of
wymagać require, demand
zapomnieć pf forget
życzyć wish, desire +D +G
napiç się pf have a drink of
nienawidzić hate
nie znosić nie znosz´, nie znosisz be unable to stand, bear
pilnować look after, tend, mind
potrzebować need
słuchać listen to, obey
spodziewać się expect
szukać look for
uczyć się study
uczyć teach.
używać use, make use of
wymagać require, demand
zapomnieć pf forget
życzyć wish, desire +D +G