NEETによるNEETのための身体研究<下書きのため殴り書き>
長年のひきこもり生活により多大な筋力の衰弱により、ただでさえ世間復帰が困難なのに、さらに世間復帰を困難にしている。
長年のひきこもり生活により多大な筋力の衰弱により、ただでさえ世間復帰が困難なのに、さらに世間復帰を困難にしている。
寝たきり入院が3か月続くと、筋力は見る影もなくなくなると聞いたことがあるので、NEETの体力環境も同じなので筋肉はなくなっているのですね。
とはいえ、うちの嫁は妊娠してずっと寝込んでいたが一年くらい。それでも、俺より体力あるのですが・・・・。
とはいえ、うちの嫁は妊娠してずっと寝込んでいたが一年くらい。それでも、俺より体力あるのですが・・・・。
と、考えると一般的な筋力と生活の筋力はややちがうものと考えたほうがいいのではと思います。
寝たきり老人のリハビリには座ることすら、筋力のリハビリになるという。NEETのリハビリもそのようなもっと細かいレベルで見る必要がある。
寝たきり老人のリハビリには座ることすら、筋力のリハビリになるという。NEETのリハビリもそのようなもっと細かいレベルで見る必要がある。
最初に NEETの体力研究の困難さ
NEET研究のためのいい資料が存在しない。なぜなら、体力がなくて困るという人が出てきたのは、昭和に入ってからで、しかもひきこもりというのが認知されてきたのが、最近だからだ。よって、いい資料が存在しない。
悪い、いい例として紹介したいのが体力診断である。ネットでぐぐってみるとたくさんある。たとえば、よくある質問としては階段をのぼると息切れするか?などと聞かれるが、階段を上ると息切れするけど、仕事はガンガンこなす大人を知っているし、立ったまま手をのばして両手が地面につくことが体力の何の基準になるというのか・・・・・。ようするに、基準がないのだ。なので、一から研究しなければならない。
よくも悪くも、体力で困った人は今までいなかったのだろう。いたとしても、甘えるなですまされていたようだ。先例があるとするなら肥田式強健術というものがあるらしいが、調べるにはお金がかかりそうなので、割愛します。
その1 NEETの体力のまま仕事に就くとどういう目にあうか<私の事例を参考に・・・>
NEETの最大体力を100とすると、一日の仕事で使う体力は60、睡眠で回復する体力を40とする。そうすると、差し引き、20のマイナスだ。
この場合、最初のうちは体が重い。くらいですむ。もちろん仕事に慣れて働けるようになるということもある。しかし、そうならなかった場合は毎日の疲れが蓄積されることになる。体力がゼロになるのはあり得ないので、24時間心臓とかが仕事してますから、体がどこからかひねり出してくれます・・・。つまり、へそくりですね。
そのへそくりを使い続けることによって、身体に様々な障害が出てくることになる。私の場合は、まず疲労が抜けない、いくら寝てもまったく疲れが取れない状態になった。頭がさえず、耳鳴りがするようになった。そして、ある日に手の太さが左右で違っていることに気づいた。むくんでいたのだ。
そして、それでも働き続けていたら、むくみがひどくなっていき手がパンパンになり、手に痛みが走るようになり、だんだん曲げづらくなり、ついには全く曲がらなくなったり、自分の意思がきかなくなっていった。この時点で、私はやはりNEETの身体のまま働き続けられないと判断しました。2か月くらいで全く腕が上がらなくなりました。
で、どうしたかというと、私の場合は仕事の質と量を大幅に減らして、手を抜いてごまかしつつ、そのうちやめることにしました。あのまま、働き続けたらどうなっていたやら・・・・・。仕事でこういう悩みは、まあ普通に職場で言ってしまうと、無理なら明日から来なくていいよという世界ですから・・・・。人って嫌ですね。
入社試験の健康診断で、産業医が<悩みはありますか?>というので<どの程度体力があればいいのか?体力には自信がない>というと、<じゃあ、帰っていいよ>といわれましたから、まったく世の中くさっている・・・・・。悩み相談じゃないし・・・・。
私の場合は体にきましたが、頭のほう、精神のほうに疲労がたまる人は、うつ病になったりするみたいです。
その2 体力ってそもそも何?
そもそも、体力ってなんでしょうか?一番有名なのは筋力とスタミナでしょうか。瞬間的に力をだすのが筋力で、長く身体を動かすのはスタミナというニュアンスです。しかしながら、体は資本という言葉のとおり、身体の役目は大きく、私的にはこの二つだけでは説明しきれないと思いました。
だって、筋力もスタミナもスポーツの中での言葉。スタミナをつけるために走ってるという人でも24時間は走ってない。しかし、仕事をふくめた身体の出番はそれこそ24時間です。そこで、あたらしく生活基礎体力という言葉を作ってみました。働いて生活をしっかりまわしていく身体の根本の強さ。それを生活基礎体力と名付けてみました。我々NEETはこの生活基礎体力をつけることを第一に考えたいと思います。
体力について考察してみると、筋力がある人がスタミナ<持久力>まであるとは一概には言えない。しかし、まったく鍛えてない人よりは体力があるので、ある程度の相関関係があると考えられます。しかしだからと言って、生活基礎体力が相応にたくさんあるとは言えないと思います。
たとえば、体力エリートのはずのスポーツ選手に怪我が多いこと多いこと・・・。もし、怪我して動けなくなれば生物的には致命的です。他にもスピードが落ちるからと筋力トレーニングそのものもしないスポーツ選手もいます。そう、スポーツ選手はそのスポーツのルールの中で全力を出すことを使命に体を作っています。やれ、スタミナとか言いますが、試合時間90分の中で全力を出すための身体です。24時間が試合の一般人とは、少しちがった存在だといえます。なので、スポーツ選手の猿まねはやめましょう。
ようするに、生活基礎体力は365日24時間健康に過ごすための力といえます。スポーツ選手のように90分で燃え尽きていい存在ではありません。体を毎日安定的に動かす日常体力、ちがう出来事があっても修正できる修正体力、そして次の日に疲れを残さないための回復体力、そして怪我をしないための体に負担をかけない調整力、毎日安定的に眠れる睡眠体力、そして本人の心という精神力,そして、身体の中に刻み込まれてい設計図、遺伝子体力の7個で構成されていると思います。
これでなんとなく体力の形が見えてきたと思うんですけど。
遺伝子の関係で考えてみると、いわゆる走ったりのスポーツの状態というのは昔では命の危険がせまったとき、獣に襲われたときに逃げるために使っていた、緊急の能力だと言えると思います。スポーツの歴史は古いですが、ご存じの方も多いと思いますが昔のスポーツはあくまで戦争のためのものでした。現代でいうスタミナとか筋力というのは、緊急時体力と言えると思います。
運動<緊急>時、心臓は全力を出し、心拍数は180とかになり、体温は上昇し、それを抑えるために大量の水分が汗として排出されます。それでも身体の調整ができなくなると、息が切れだしついには、動けないばてた状態になります。体にかかる負担は高く、高負荷です。
一方、仕事などの平常時は心拍数は100くらいで心臓もゆっくり普通に動き、長時間動けます。体にかかる負担は低負荷です。労働の困ったところは、この低負荷運動を長時間することです。高負荷運動はボクシングでいうと頭にパンチをくらう、低負荷運動を長くやることはまさしくボディーブローです。
その3 仕事で使う体力を考えてみる
おそらく、ほとんどの人が体力で困っているのは、どの程度体力があれば仕事をまわせるか不透明なことだ。やれ、腕立てが何回できたからといってその仕事をこなせるとはかぎらない。基準がよくわからないのだ。しかし、生活基礎体力という視点で見てみると、結構わかりやすくなるのではないかと思う。
生活基礎体力は24時間の力である。たとえば、ある人が仕事をはじめてうまく回っているとする。その人と自分と何が違うのか??それは、その人の仕事を始める前の24時間の生活習慣を聞くことで、どんな生活基礎体力をもっていたのか、はっきりするだろう。
たとえば、そのうまく仕事が回ってる人は、毎朝きまった生活を送っていて掃除や家事を毎日欠かさずやっていたのかもしれない。もちろんそれだけでも生活で動くことの全くないNEETとは生活基礎体力はまったく違う。もちろん個人個人で体の状態はちがうので、どうしてもという部分はあるが、同じ24時間を経験することで、どれくらいのものが求められるか、いい基準になるのではないだろうか。
そういう観点から、私の失敗談を重ねてみると、私は24時間寝るかネットかで、しかも個人としてもとより身体が激弱かったので、同じ生活習慣で体が弱い人は、勇気を出して働いたところで、私と同じように務まらないかもしれない。大学も行くだけで精一杯で、バテてバイトしようという気持ちになれなかった。部屋も疲れて片付ける気にならなかった。他人と遊ぶのもおっくうだった。まあ、そのレベルの生活基礎体力の持ち主はNEETでもめずらしいのではないかと個人的に思う。このように、自分の生活基礎体力をまずは考えてみてはいかがでしょう。
生活基礎体力という観点でみると、ある意味、参考にしたいのは、母親である。一家を切り盛りし、だいたい4人の一家の料理家事洗濯を素早くこなす、母親の生活基礎体力は馬鹿に出来ない。もし、力になってくれるのなら、一緒の生活を体験してみてはいかがだろうか。
とわいえ、普通に考えて、働くというのは8時間とか10時間とかずっと何らかの形で素早く動いていなければならないのだから、それくらいの時間動けてかつ次の日に疲れを残さず、睡眠時間は4−6時間くらいで元気になってなきゃ・・・・いけないんですよね・・・・。
その4 疲労の正体を考える
身体の稼働時間は24時間である。ということは、睡眠は何の役割を果たしているのか。脳を休めるためというのが一般的な見解のようです。わたしも寝ないで仕事した時がありますが、寝なくても布団に横になって身体を休めていたおかげか体力的にはつらくないことがほとんどでした。
身体の稼働時間は24時間である。ということは、睡眠は何の役割を果たしているのか。脳を休めるためというのが一般的な見解のようです。わたしも寝ないで仕事した時がありますが、寝なくても布団に横になって身体を休めていたおかげか体力的にはつらくないことがほとんどでした。
つまり、身体の疲労は心臓が血液を身体にめぐらせることで、とれていると言ってもいいと思います。逆に言うと疲労感があるときはその機能に障害が出ているということです。さらに言うと、血の巡りが疲労によってだいぶ悪くなると寝ただけでは回復しなくなるということです。
私も、腕が上がらなくなってから元の体に戻るまで、4か月くらいはかかったです。ちなみにこういう疲労で医者に行っても何もしてくれません。せいぜい、湿布くれる程度です。現代医学では、疲労は疲れている体の正常な反応で治療対象ではないようです。なので身体のことは自分で守るしかありません。
その5 血液のめぐりで疲労が取れていると考えると
血液のめぐりという観点で、疲労回復商品を見ると、マッサージは血液のめぐりが悪くなったところを指で押してやって改善。お灸は血液のめぐりが悪いところを熱でよくする。ラジオ体操は身体をほぐして血液のめぐりをよくする。温泉はお湯の熱で血の巡りを良くする。針は血のめぐりの悪いところを刺して改善。などと、すべて説明できます。逆に言うと、血の巡りをよくするだけで、直接疲労を取るわけではないです。
血のめぐりが悪くなっているところは、自分の指でさわったら違和感があり、容易にわかるので自分でも触ってみましょう。
その6 で、結局これらのことをまとめると
で、今までのことをまとめると、NEETが体力をつけるには、毎日、疲れが次の日に持ち越さない程度には、生活強度を上げていき、回復能力を上げるためにラジオ体操とお灸等をして、野菜中心の食生活をし、少しずつ体力と回復能力を上げていくのが正解だといえるでしょう。もちろん、次の日には持ち越さない程度には、高負荷な運動もいいでしょう。次の日に持ち越さない程度なら、血の巡りが良くなり、高負荷運動も疲労回復に大いに役に立ってくれます。高負荷運動は、20分以上やらないと意味がないとか言われてますが、生活基礎体力という見方ではそんなの関係ないです。カロリーとやらを燃やしたくてやるのではないのですから。5分でも、身体に疲れがくるなら1分でもかまいません。
いわゆるスポーツをがんがんやって、という普通の体力のつけかたも否定するものではありませんが、身体をこわす可能性があります。第一、働きながらこの方法はできないと思います。それになかなか続きません・・・・。
具体的な方法としては、歩くのが個人的におすすめです。
グーグルの地図を使って、距離計測を使い、やや大きめに拡大して、歩く距離を正確にはかり歩く距離を決めて毎日歩いてみてはどうでしょう。2K、3Kくらいから初めて、毎日続くことを第一目標に少しずつ歩く距離を広げていきましょう。
有名な話ですが、江戸時代は一般女性ですら参勤交代についてきて一日30−40キロは普通になんなく歩いたようです。飛脚は一日100キロ以上を休みなく毎日走り、伝説の飛脚となると東京ー仙台を一日だったようで、すごいとしか言いようがありません。しかしながら、つい50年くらいまで人間はだいぶ運動していて、そのDNAがしっかりと私たちに受け継がれています。
妊婦は乳製品がダメ、遺伝子的に食べ慣れてないから。のような話があります。なんだかんだ言っても、遺伝子つまり、潜在能力は我々は日本人です。素質は素晴らしいものがあるはずです。体力的には。昔の人にとって県はだいたい一日で行ける範囲、目が届く範囲だったようです。すごいもんですよねえ。
とりあえず、一日30K歩いてしかも、次の日もいけるってぐらいになれば、明らかに一般人レベルで間違いないです。時間があるかたはぜひトライしてみてください。ない方はない方なりに、少しずつ生活基礎体力をつけていってください。毎日どの程度の生活強度ある生活をしたか、メモしていくとよいでしょう。今日は1時間散歩して1時間掃除した、など。1日のある程度の時間を、身体をそれなりに動かして過ごせるようになれば次の段階・・・・働いてもいいと思います。
散歩にしても、社会人はいつも早歩きですし、掃除にしても手早くやるものですから、社会人の生活負荷はなかなかのものです。がんばってそのラインまでさっさとあげたくなるのですが、無理は禁物です。ゆっくりいきましょう。体の改造は、筋力トレーニングというイメージよりは身体の部品を一つ一つ変えていって、ある日突然レベルが一段階上がるようなものというイメージだと思います。
散歩にしても、社会人はいつも早歩きですし、掃除にしても手早くやるものですから、社会人の生活負荷はなかなかのものです。がんばってそのラインまでさっさとあげたくなるのですが、無理は禁物です。ゆっくりいきましょう。体の改造は、筋力トレーニングというイメージよりは身体の部品を一つ一つ変えていって、ある日突然レベルが一段階上がるようなものというイメージだと思います。
その7 しめくくりに
読んでいただければ、わかるとおりこの身体研究はほぼ、私の経験談です。多少なりとも根拠があるものの個人的なものです。しかしながら、体の弱さはずっと気になってて、事あるごとに、調べたり自分で気づいたものをメモしたりしてきました。細かな気づきはたくさんあるのですが、だいたい大まかにまとめてみました。体力についてもう少し社会的に研究されると良いのですが・・・。それがない以上、自分たちで作っていくしかないと思います。
(以上。byなげやりさん)