卵巣癌に使われる抗癌剤一覧 |
世界中で広く認可され、当たり前の抗がん剤が日本は認可されていなかったり、腫瘍内科医や放射線医が海外に比べて極端に少なくい。結果として、欧米でがん死亡率が低下しているなか日本は上がり続けている。一番の悪法は厚生省の抗がん剤治療の場合、技術料がないことです。この悪法が腫瘍内科医を育てないで、馬鹿の一つ覚えのような外科手術一本槍に日本の癌治療を追いやっております。
これでは抗がん剤治療は、おまけの治療になってしまい、欧米で当たり前の薬が認可にならない。腕のいい腫瘍内科医は、劇的な効果を出して副作用はほとんど出しません。抗がん剤治療に技術料をすぐに認めて、やる気を起こさせるよう技術料をすぐに認めてください。
一 般 名 |
記 号 |
商品名 |
製薬会社or販売 |
発売 |
投薬法 |
備 考 |
ロイコボリン |
ロイコボリン |
武田 |
1963 |
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フルオロウラシル |
5-FU |
協和 |
1967 |
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塩酸ドキソルビシン |
ADR、ADM 、DXR、DOX |
協和 |
1975 |
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ファルモルビシン |
EPI |
塩酸エピルビシン |
協和 |
50mg 28,684.0円 |
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アドリアマイシンより副作用が少なく、同じような薬効 |
イホスファミド |
IFM |
イフォマイド |
シオノギ |
1985 |
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○エトポシド |
VP-16 |
ブリストルマイヤーズ/日本化薬 |
1987 |
経口と点滴 |
塩酸ブレオマイシン、エトポシド注射液、シスプラチンの3種類の抗悪性腫瘍剤を組み合わせたBEP療法は、海外において標準的な治療法として位置づけられています。点滴は保険適用経口剤は不適用(原則?) |
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◎カルボプラチン |
CBDCA |
パラプラチン |
ブリストルマイヤーズ |
1990 |
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白金製剤 |
ネダプラチン |
254S |
アクプラ |
塩野義 |
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白金製剤 |
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○シクロホスファミド |
CP,CPA, |
エンドキサン |
シオノギ |
1992 |
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イリノテカン |
CPT-11 |
ヤクルト第一三共 |
1994 |
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イリノテカンはトポイソメラーゼ阻害剤として知られる薬品で、子宮頸がん、卵巣がん等などの治療に用いられます。
タキソールと併用されることが多い |
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◎シスプラチンsisplatin |
CDDP |
日本化薬 ブリストル |
1994 |
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シスプラチンはプラチナ化合物であり、アルキル化剤に似た効き方をします。卵巣がん、食道がん、子宮頸がん等多くのがんに効果あります。シスプラチンは、ガン細胞の成長を妨げた後に破壊します。タキソールと併用してよく使われる。副作用は強い。 |
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○ドセタキセル |
DTX |
タキソテール |
アベンティスファーマ |
1997 |
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3週に1度の投与の他、少量ずつ、ウィークリー |
◎パクリタキセル |
PTX |
タキソール |
ブリストルマイヤーズ |
1997 |
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タキソールは20世紀最高の抗がん剤ともいわれ、卵巣がんはじめ多くのがんに効果がある。秋四之宮篠宮の長男の悠仁様の木、イチイの木から採れます。標準療法としてカルボラチンと併用されます。3週に1度の投与の他、少量ずつ、ウィークリー |
卵巣癌には未承認(保険外適用・・・混合診療・・・卵巣がん以外に承認されている) |
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ゲムシタビン |
GEM |
ジェムザール |
日本イーラリリー |
1999認可になるが 1g 26,416.0円 |
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肺がん用に開発された欧米では卵巣がんの標準治療としてつかわれている。タキサンとプラチナに抵抗する患者でも効果あり。副作用はより少ない。GemzarとPlatinolの組合せは、単独で与えられる各々の薬より効果が大きい。組合せが69%の患者でガンの部分的であるか完全な消滅を生じたと報告あり |
○トポテカン |
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ハイカムチン |
日本化薬 |
2003認可卵巣癌には保険外1g10585円 |
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Platinolに抵抗した患者にタキソールと同じくらいの効果あると報告されている。(他の治療が無効だった場合)に使用される) |
Trasutuzumal |
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ハーセプチンHerceptin |
2001 |
乳癌で効果あり。遺伝子を持つ30%位の人に奏功。TAXが使えなかった人も効果あり卵巣がんに使用例? |
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オキサリプラチン |
L-OXP |
エルプラット |
ヤクルトpdf |
20005/3>認可。卵巣がんは保険外 |
再発結腸・直腸がん用に開発され欧米で標準治療。卵巣がんにも奏功する?欧米で治験中 |
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ドキシル |
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リポゾーマルドキソルビシン |
ヤンセンファーマ |
エイズん関連カボジ肉腫に承認(10万)2007/1 卵巣がんには未承認20~30万(最近は価格破壊で、5~13万) |
タキサン系抗ガン剤治療の後に進行又は再発した卵巣ガンの治療剤として販売許可されたもの。ドキソルビシン単独効果が大きい米国1999承認 20万円~30万円 |
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ビノレルビン | VNR | ナベルビン | 協和醗酵 |
10mg1ml 7,357.0円 |
タキサン系薬剤に続く、第3の乳癌治療抗癌剤として、2006年に承認されました。 | |
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日本では未承認(保険外適用・・・混合診療・・・全ての癌に承認されていない) |
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アブラキサン |
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アルブミン懸濁型パクリタキセル |
大鵬薬品 |
未承認 (乳癌) |
アルブミン吸着製剤をつけたタキソール。副作用が軽減され、毒性が低い。アレルギー反応の予防のための前投薬が必須ではない。 |
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ジオタックス |
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未承認 |
ポリグルタミン酸付加したタキソール。副作用が軽減され、毒性が低い 今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。低い米国で2005年認可 |
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フロクスウリジン |
FUDR |
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未承認 |
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有効性は極めて低く、日本では未承認薬で保険適用外 |
フェノクソディオール |
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未承認 |
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ドセタキセルの有効性を少なくとも3倍増加させる。米国で臨床中 |
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オレゴポマブ |
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未承認 |
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抗体新薬で再発卵巣がんに対して40%が癌消滅した臨床結果ありアメリカでもまだ未承認 |
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Bevacizumab/ (Avastin) |
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未承認 |
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再発する卵巣がんの進行を減速しました。低用量化学療法と結合されるAvastinは、ガンに腫瘍を入れる血管の成長を防ぐ「反血管形成」薬の新しい種類のうちの1つです。難治性の卵巣癌では副作用で胃の穿孔があり、臨床試験を中止する(2005/10)初期の卵巣癌については継続する。 |
Telcyta |
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未承認 |
Telcytaは、グルタチオンS-転移酵素P1-1(GSTP1-1)と呼ばれている酵素(タンパク質や炭水化物)によって起動する分子です。プラチナ抵抗性であるか抵抗する卵巣がんで、カルボプラチンと結合して63%の目的反応率を示しました。Phase3 |
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Pertuzumab/(Omnitarg) |
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未承認 |
抵抗性卵巣がん(4/11/2005)で、活動を示します米国でも未承認 |
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世界で研究が進んでいる新薬&治療法ニュース |
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Trabectedin |
ClinicalOncologyジャーナルの最近の記事は、新薬Trabectedinが再発する卵巣がんの安全で有望な治療であると報告します。 |
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