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抗がん剤副作用&治療後遺症

現象

原因&症状

対策

白血球の減少 最も多い副作用。白血球の正常範囲の数値は3,500~8,500ですが、2,000以下になると、免疫が低下した状態となります。
免疫低下状態の時には、少しの菌でも体内に入ると、菌が体内で繁殖しやすくなっていて、軽い病気で済むものも重篤な症状になってしまいます

G-CSF・・グラン、ノイトロジン、ノイアップ(製薬会社によって品名が違います)の主に皮下に注射します。個人差があるが1日1回を数日繰り返す。(急を要すときは皮下注射、点滴の併用で多量接収も試みられる)
G-CSF在宅自己注射の認可はまだです。病院で風邪に感染しない工夫が必要。保険で使用が認められるのは、1000以下で、体温が38℃以上か、500以下の場合であるが、融通はきくようである。
G-CSF投与の薬害として腰痛、骨痛が出ることがある。

Neulasta(pegfilgratim)毎日打たなくてはならないG-CSFと異なり2週間に1回の投与でG-CSF14日間連続投与と同じ効果を持つ薬。入院の必要が激減し、治療費用の減少になります。ただし、個人輸入である。

血小板減少 出血が起こりやすく、また、止まりにくくなります。 血小板輸血で改善する。
(赤血球の減少にはAranespを。輸血の頻度を低下させたり予防する効果も持つ)
吐き気・嘔吐

抗がん剤が中枢神経にに刺激して、嘔吐を誘発するものと考えられています。
ほとんどすべての抗がん剤で現れる副作用です。とっても辛い副作用で体力を落とすので注意が必要。
☆急性・・化学療法開始後より24時間以内に出現するものです
☆遅延性・・投与後24~48時間よりはじまり、持続するものです。

(1)軽い吐き気・・デキサメタゾン/デカドロンの単剤の投与で効果あり・・・副腎皮質ホルモン・・デキサメタゾン/デカドロンは世界の標準になっています。NCCNのガイドラインの訳を参照。日本ではヤット05年に保険適応になりましたが、知らない医者が多いようです。(すでにゼネリックです)単剤でも効果がありますが、以下の5-HT3受容体拮抗剤と併用すると効果抜群です。

(2)急性の中程度・・現在は制吐治療の中心はグラニセトロン(カイトリル)+オンダンセトロン(ゾフラン)などの5-HT3受容体拮抗剤+デキサメタゾンです。これらの薬剤の併剤投与によって、急性嘔吐はシスプラチンで70%はコントロールできる。

(3)更に高度の吐き気
�それでも収まらないときは
Emendも併用する。

☆遅延性・・投与後24~48時間以上に生じる遅延性の吐き気にはあまり有効なものはありませんが。六君子湯、ガスモチンも効果があるときがある。Emendは遅延性の吐き気止めとして有効ですが、日本では保険の使用が出来ない。個人輸入が必要で、月に七万円かかる。

☆食事は、無理に食事をとらない(食べられそうなものをとる)
嘔吐した時はスポーツドリンクなどを飲んで水分と失われた電解質を補給する。
・臭いや刺激のの少ない食品を選ぶ。
おかゆ、雑炊、うどん、パン等
・食事の全体量を減らし、回数や品数を増やす。
・温かい物と冷たいものを同時に食べない。
・食べやすい食品(あっさりとした冷たいもの)
みかん、りんご、イチゴ、アイスクリーム等
・嘔吐した時は
電解質バランス飲料・栄養バランス飲料・ジュースな  どが体力保持によい。
シスプラチンを使っているときは同じ白金製剤のカルボプラチンに替えてみるといい。

★参考 タキソール点滴の直後にビタミン配糖体のTMG50mgカプセルを服用させたところ、これらの副作用は起きなかったと、貴重な報告がある。
http://www.gakkai.net/KRI/p-j.html

平岩正樹先生によると「アサナリン」が吐き気止めに有効であると云われている。ただしこの薬は一時生産中止されていて、入手が?
★吐き気止めと、食欲を増す薬がある。平岩先生のおお勧めの、ヒスロンHというホルモン治療薬。食欲不振を改善する薬としても、欧米では広く使われている。しかし日本ではそのための使用は認められていない。平岩先生はガスチモンも勧められている。そこでは吐く人は居ないそうです。

下  痢 ある種の抗がん剤で起きますが 下痢止めである程度防げます。
脱  毛 抗がん剤により毛根が障害を受ける結果おこると考えら、全身にわたります。抗がん剤による脱毛は一時的なものです。通常1~3週間で抜けはじめます。治療が終わると1~2ヶ月で再生がはじまり、3~6ヶ月でほとんど回復しますが。脱毛をおこしやすい抗がん剤として主にアドリアマイシン、エトポシド、シスプラチン、パクリタキセルなど。 ポロポロと抜け落ちるのは気になります。思い切って短髪にする手もありますが、勇気がいる。
白血球が減少している時の洗髪は肌を傷をつけないようにしましょう。刺激の強いシャンプーやリンスは避けるようにしましょう。そして清潔にすることを心がけましょう。
ぱらぱらと落ちるのは気になります。帽子とかスカーフを被って、落ち毛は、ガムテープを使って処理したほうが良い。
強力な助っ人の「ウイッグ」があります。一時的なものですからレンタルも有るようですが、気に入ったものを購入して、色とかスタイルを思い切っておしゃれをするのも楽しみです。
神奈川がんセンターのHPが参考になります。
http://www.bms.co.jp/medical/sizai/OncolNurse-10.pdf
手足のしびれ

現在明確なことは分かっていません。しかし、抗がん剤に含まれている白金化合物や植物アルカロイドが、細胞に含まれるDNA(デオキシリボ核酸)に影響を与え、主に末梢神経系に障害をもたらしていると考えられています。具体的にはシスプラチン、タキソール等がしびれを起こしやすい薬剤と言われています
☆しびれの出現時期や強さには個人差がありますが、抗がん剤投与後約2~3週間後くらいから手指や足底に「ピリピリする感じ」。
☆起こりやすい部位としては手指の先端及び足先、足の裏等です。 毒性の蓄積性があることから、抗がん剤の投与回数が増す程にその症状は増強していくと考えられています。、湯呑みにいれた熱いお茶や、包丁などを落とさないように。

治療終了後、個人差はありますが6~30ヶ月以上持続すると言われています。すでに起こってしまったしびれを完全にとりさる有効な治療法はありません。

☆自覚症状を軽減させる方法
○手を握ったり開いたりする、くるみなどを握る、など手指の運動を積極的に行い、末梢神経を刺激する。
○温かい湯、冷たい水に交互に手足をつけて、末梢循環をよくする。
○しびれから痛みを伴うような場合、鎮静剤を使用し症状の緩和を図る。
○サロンパスを貼る ・・気休めになる。
筋肉痛。関節痛 タキソールの副作用でよく起きます。筋肉痛、関節痛で身体の置き場が無く眠れないことが良くあります。 医薬品では無く、食品のグルタミンが効果があるという人もいます。大塚製薬からGFO(グルタミン・ファイバー、オリゴ糖)が発売されました。一袋15gでその中にグルタミンが3g含有されています。一日の3袋が標準量です。マーズレンSは1g中990mgのL-グルタミンが含まれていますが、一日の標準量は2gです。筋肉痛の予防・早期回復にはより多くのグルタミンが有効でしょうから、GFOも良いかもしれません。
リンパ浮腫 リンパ浮腫は、リンパ節切除により、手や足などにリンパ液の流れがたまってむくむ病気。子宮、卵巣がんの手術や放射線治療で、下腹部のリンパ液の流れが妨げられるのが原因だ。治療直後ではなく、年数を経て突然発症することもある。

 リンパ浮腫に適切な指導ができる施設は少なく、対処法を事前に説明する婦人科がんの専門医も少数派。患者団体「リンパの会」が実施した患者調査では、72%が治療前に十分な説明を受けていなかったと云う。
リンパ浮腫は治りにくいが、適切なケアで日常生活に支障がない程度に症状を抑えられます。
リンパ浮腫では、皮膚が感染に弱くなるので、保湿などスキンケアが必要になる。たまったリンパ液は、リンパ管に沿ってマッサージで押し出す。その後で弾性包帯を巻いて圧迫。長時間たったり、座ったりは避け、屈伸など簡単な運動をすることで、リンパ液を押し流す。寝るときは腕や脚を高くするのも効果がある。むくんだ足や手の鍼灸治療はやめる。皮膚に傷をつけないように清潔に保つようにする。

排尿障害 排尿障害の程度は、神経の損傷具合によって違う。尿意を感じないだけの人もいれば、尿が出にくい人もいるなど症状は多様だ。
原因は手術で卵巣、子宮摘出だけではすまず、周辺のリンパ節などを広く切除したことによる。膀胱を収縮させたり、尿がたまったことを伝えたりする神経も含まれ、尿がたまる感覚や切迫感が失われるためである。

 尿がたまると下腹がはる。この感覚をつかみ、トイレに行く。姿勢もいろいろ試してみる。腰に手を当て、背中をそらしながら、ぐっとおなかに力を入れると、出ることがある。 排尿障害の程度は、神経の損傷具合によって違う。尿意を感じないだけの人もいれば、尿が出にくい人もいるなど症状は多様だ。全く出ないと、自分で膀胱まで管を入れて尿を出す「自己導尿」を行う必要がある。多くは、1年ほどで尿意などが回復する。だが、手術での切断部位により、治らないこともある。最近は神経温存手術が普及してきた。子宮などから神経をはがして残す方法だ。 がんの治療は終わっても、半年に1回、尿検査を受ける必要がある。残尿が多いと、膀胱炎になりやすいからだ。また、無理にいきむと、膀胱が変形し腎機能に障害が起こる心配もある。 排尿・排便障害に悩む人の相談や医療機関の紹介をしているホームページを参考に。
http://www.jcas.or.jp/)

性生活障害 女性として大事なものをとっただけでなく、精神的なものもある。手術では、子宮や卵巣と一緒に、膣(ちつ)の一部も摘出することがある。両側の卵巣をとると、性ホルモンが分泌されず、性欲の低下や、膣の乾燥による性交痛を招く。手術や放射線治療で膣が委縮することもある。

 手術で子宮と卵巣をとり、放射線治療も受けた。当初は、治療による体のだるさに加え、再発の不安で眠れず、心身ともに傷つき受け入れる気持ちになれない。相手が求めないのは 「私の体を気遣ってくれているのか、女性として見ていないのでは」と怖くて聞けないものです。
しかし、恥ずかしがらずに話してみると解決するばあいがある。 性交痛は、薬局で買えるゼリー剤で膣を潤す。体位を工夫するなどの方法で緩和できるし、医療機関では、膣の委縮を防ぐ器具も扱っている。 手術後に夫婦のふれあいが増えたという人や、変わらず性生活を楽しむ人もいるという。
しかし矢張り積極的になれずに、なんとなく溝が出来ている人が多いと聞く。性機能障害とリハビリテーション(がん情報サービス)で詳しく書かれている。
またこんなのも是非試してほしいのが「腟ダイレーター」です。

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抗がん剤副作用の程度

高度・・毎回のように吐き気 中度・・吐き気を起こすこと多い 程度・。時に吐き気 程度・・吐き気を起こすことは稀
シスプラチン カルボプラチン タキソテール アベスティン
高容量シクロフォスファミド 低容量シクロフォスファミド エトポシド

ドキソルビシン ジェムザール

イホスファミド マイトマイシン

イリノテカン タキソール

オキサリプラチン トポテカン


トラスツズマブ


フルオロウラシル




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