【種別】
自在法

【初出】
XXI巻(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』)

【解説】
“清漂の鈴”チャルチウィトリクエフレイムヘイズ『滄波の振り手』ウェストショアの自在法。
水を操り、また水に飲み込んだ“存在の力”を水に変換・還元する。水がない状況でもウェストショア自身の攻撃で倒した“”の“存在の力”も水に変換・還元し、その水を操ることもできる。
ただし変換能力にも限度があるようで、[仮装舞踏会]の巡回士オロバスの放った高密度の炎弾は変換・還元しきれず水が蒸発し、レライエの『ニムロデの綺羅』には水の突破や逸らすことを許していた。

膨大な水で相手を押し流す他、相手を飲み込み捕える、水やで形作った魚類、鳥類、哺乳類(いずれもインディアンと馴染み深い生き物)、銛による直接攻撃なども行える。
劇中で作り出されたのは
  • アザラシ(敵の炎弾を体内に取り込み変換・還元し膨大な津波に変化)
  • 鮭(砲弾として無数飛び対象を貫く)
  • 小魚(水滴から変化し打撃を行う)
  • 鮫(一瞬現れた後にの牙だけ残し、周囲の水を捉えた徒ごと回転させ引き裂く)
  • 熊(ウェストショアの脇に従い敵を叩き潰す)
  • セイウチ(ウェストショアの足元の水から現れ敵を叩き潰す)
  • ハチドリ(飛行し弾丸として敵を貫く)
  • 大蛸(多数の水の紐付き銛から、それらで突き刺し討滅した“徒”の“存在の力”で形成)
がある。

ウェストショアはその性格から水で相手を捕らえて身動きをとれなくした後に、まず“紅世”に帰る様に説得を試みるという、非常に珍しい戦法を基本としている。
この水は藻掻いても前後左右上下どこにも進めず、相手の炎弾や自在法の“存在の力”をも水へと変換して封じるため、水から出る術のない“徒”はやむなく“紅世”に帰ることを余儀なくされ、それでも帰らぬ者には何らかの攻撃で討滅したり、捉えたまま水を津波のように流す。
なお、劇中では人化を解き本性の姿である巨大な蜥蜴に戻り、体積を一気に増やすことでこの拘束を突破した“徒”もいた。

【由来・元ネタ】
「セドナ(Sedna)」は主にエスキモーと呼ばれる先住民があがめる海の女神。「海の女王」などとも呼ばれる。人間の祖先であり、また海の死者の管理者でもあるなど、様々な伝承が語られている。

【コメント】
アニメ第3期で登場・使用された。
通称に「セドナ」を選ぶ“徒”がいたら、ややこしくなりそうだったな。
イーストエッジの『夜の問い』に比べたら攻撃力は低いが、応用力は高そうだったな。
マティルダ・サントメールの『騎士団』や[仮装舞踏会]の巡回士オルゴンの『レギオン』に似ていたな。
☆水を操る自在法は、他に劉陽の『巴字奔瀑』があった。
☆『大地の四神』とノースエア神器テオトル“との関係はどうだったのかな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルモレクや[革正団]のサラカエル相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2023年09月12日 05:11