【種別】
施設

【初出】
X巻

【解説】
中世に[とむらいの鐘]が欧州に建造した本拠地たる要塞。建造したハルツ山地の低い主峰・ブロッケン山にちなんでそう呼ばれた。
場所は欧州を東西に走る中央高原とドイツ北部平原の境界、ベルニゲローデの西、ゴスラーの東。要塞は幾つもの塔を抱え、山頂にかぶせられた巨大な冠のような形状をしていた。
この麓で中世の『大戦』の最終決戦があり、最後には神威召喚天破壌砕”によって天罰神として顕現したアラストールによって破壊された。

【由来・元ネタ】
ドイツに実在するハルツ山地の最高峰ブロッケン山(Brocken、北緯51度48分5秒、東経10度36分53秒、標高1142m)。
ヴァルプルギスの夜(4月30日-5月1日の夜)に魔女たちが集まって宴を開くという伝承がある。ヴェルニゲローデ(Wernigerode)やゴスラー(Goslar)も実在する都市である。
ハルツ地方はオステローデ・アム・ハルツ郡(Landkreis Osterode am Harz)に含まれ、郡庁所在地はオステローデ・アム・ハルツ市である。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
☆地理辞典じゃなくて、灼眼のシャナの用語辞典だから、「ブロッケン要塞」と言う項目の方が相応しいと思う。と言う事で、内容を「ブロッケン」から「ブロッケン要塞」へ引越ししました(他のページからのリンクも)。
☆[仮装舞踏会]の本拠地である城塞型宝具星黎殿』と比べたら、所在がフレイムヘイズたちにモロバレだったろうな。
☆↑まぁ、わざわざ入場式典までやったんだから、むしろ隠す気があったのかも分からんしな。
☆[とむらいの鐘]そのものが、フレイムヘイズの駆逐を目的とした組織だったから、攻め込まれるの上等という感じだったのではなかろうか?
フレイムヘイズ陣営のアンドレイ要塞並に堅牢だったんだろうな。また、外界宿ドレル・パーティーや『モンテベルディのコーロ』や『傀輪会』や[故崖窟]よりかは堅牢だったんだろうな。
☆ちなみに、現実のブロッケン山では頻繁にブロッケン現象(大雑把に言うと、変な発光現象)が起きている。というか、ブロッケン現象という名前はこの山から来ている。
☆妖怪の仕業と考えられ、「ブロッケンの妖怪」などと呼ばれていた時代もあったが、シャナの世界では中世の『大戦』の様子を見た人間が「ブロッケン現象」と名付けた・・・という裏設定があったのだろうか。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナセムルヴや[革正団]のサラカエルドゥーグや[マカベアの兄弟]のダーインがこの要塞に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2024年04月12日 17:57