【種別】
宝具(?)、我学の結晶

【初出】
XXI巻

【解説】
正式名称は『我学の結晶エクセレント252580-揮拳の圏套』。
真宰社』の防衛システムの1つ「鉄巨人」の両拳に装備された、秘密兵器型の我学の結晶。
「鉄巨人」の拳に見えない渦を発生させ、個体、液体、気体、自在法を問わず、触れた物を音もなく抵抗なく跡形もなく消滅させる最強の矛。敵の攻撃を消滅させることで無敵の盾にもなる。ダンタリオン教授いわく「まさに必殺、これぞ究極」。

その正体は超々々小型化された特殊な逆転印章。かつて教授が御崎市で行った「“歪み”を修復する『調律』を逆転印章で逆転させ、“歪み”を極限まで大きくする」実験をコンパクトに纏めたものである。
新世界『無何有鏡』創造の前準備として行われている同様の「調律の逆転印章を用いて“歪み”を拡大し、『神門』をも凌ぐ巨大な“隙間”を開かせる」儀式に「鉄巨人」のシステムを同調させ、その拳にも局所的な“歪み”を発生させることで、効果範囲内の相手を問答無用で“隙間”から『両界の狭間』へと放り出す。

要するに、殺しの秘法『久遠の陥穽』の教授版である。両界の狭間を『論誼の笈』で観測したデータを元に製作された。
効果範囲の形をある程度自由に変形させることが可能なほか、敵味方を判断し機能を自動停止する機能も付いており、更に発生機関を暴走させ効果範囲を爆発的に拡大させる『揮散の大圏』という必殺技(自爆)もある。

最終決戦では鉄巨人投入後しばらく経ってから使用されるが、最初は敵味方判別機能を使わずに敵味方いる戦場で使用する大雑把な使い方をしたためマモンからは改めて教授の危険さを警戒されていた。
教授とドミノが管制室ごと両界の狭間へと消え去った後は、鉄巨人は機能停止したが『揮拳の圏套』は全て暴走し『揮散の大圏』としての効果を発揮、塔を守るために引き寄せた巡回士マモンを丸ごと、そしてフレイムヘイズ儀装の駆り手カムシンの右半身を飲み込み消滅した。

【由来・元ネタ】

【コメント】
☆教授と戦い慣れてる『鬼功の繰り手サーレギゾーを、僅かとはいえ驚愕させた。
☆我学の結晶とはいえ反則すぎる大発明だけど、『久遠の陥穽』をここまで小型化&お手軽にできたのは、『真宰社』を本体とした同調システムでしかないというのが大きかった。「“歪み”を大きくする儀式」が止まってしまうと、『揮拳の圏套』も止まってしまうのではないか…。
☆これがロケットパンチで飛んできたら、洒落にならなかったな。自在法渾の聖廟』と、どっちが凄かったかな。
☆拳による攻撃といえば他に『儀装の駆り手カムシンの『アテンの拳』やフィレスの『インベルナ』があった。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[革正団]がこの我学の結晶に絡んでいたら面白そうだったのにな。
アニメ第3期で登場・使用された。

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最終更新:2023年12月07日 00:29