【種別】
自在法

【初出】
XIX巻

【解説】
仮装舞踏会]の巡回士である“冀求の金掌”マモンの自在法。意中のものを思うが儘に引き寄せ摑み、また押しのけ払う、原始的ながら強大な自在法。マモンの欲得の意思が力の源であるようだ。
発動の際にはマモンの掌に入れ墨のような黄檗色の自在式が浮かび上がり、全力で力を振るう際にはそれが全身にまで広がる。
敵を捉える、引き寄せる、攻撃を逸らす、あるいは受け止める、捉えたものを自在に操る等々、様々な用途に応用が可能だった。
フレイムヘイズ極光の射手キアラ・トスカナが放った『グリペンの咆』『ドラケンの哮』を容易く捌き、それらと同威力の矢の流星群をも軽く捉え、さらには自在に操作して攻防に利用するなど、絶大な力を持っていた。
特に、『鬼功の繰り手サーレ・ハビヒツブルクが繰り出す不可視の糸さえも捕まえることが出来るため、サーレはマモンを苦手としていた。

御崎市決戦では、『星黎殿』の一部だった岩塊を操ってキアラとサーレへの攻撃に用いた。
マモンは最期に、両界の狭間に追い遣られたダンタリオン教授鉄巨人たちを『貪恣掌』で自分の元にかき集め、その自爆の影響を最小限に留めた。

【由来・元ネタ】
漢字そのままで、「ほしいままに貪る手のひら」でよいと思う。

【コメント】
☆「原始的」といわれていた通り、遣い手のマモンも古い“”だった。
☆原始的な自在法を使うからといって、使い手まで古い必要はなかった。んなこといったら、原始的な自在法を使うもの全員が古くからいることになるだろうな。まぁ、マモンは古参の“王”だったがな。
☆[革正団]のサラカエルの『呪眼』と勝負させたかったな。
☆↑↑『貪恣掌』はおそらくマモン独自の自在法で、そういう自在法は遣い手の本質と結びついている。マモンが古い“王”ではないかと考えたのは、その辺が根拠だった。
☆何かNARUTOのペイン(天道)が使用する『神羅天征』と『万象天引』みたいな術だな。
坂井悠二の『グランマティカ』でも、似たようなことはできるな。
☆『棺の織手ティスノースエアや『極光の射手カール・ベルワルドキアラ・トスカナザムエル・デマンティウスや『理法の裁ち手ヤマベピエトロ・モンテベルディゾフィー・サバリッシュアレックス相手にも使用してほしかったな。
アニメ第3期で登場・使用された。

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最終更新:2023年12月07日 00:19