【種別】
自在法

【初出】
XVIII巻

【解説】
星黎殿』攻防戦の最中で、フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』としての『強さ』の象徴を悟ったシャナの「の“具現化”」の力の顕現の仕方が変化した自在法。名前は「『真』の『紅』」という意味で名付けられた。
炎を「炎であって炎でない」力として具現化させるところはそれ以前と変わっていないが、具現化できる範囲が幅広くなり、紅蓮の巨腕の描写から精度も上がったようだ。
それまでの『紅蓮の双翼』同様、望めば通常の炎と同じ性質を発現させることもできた。シュドナイとの戦いでは握力の限界で炎に変換することで、握り潰して爆砕するという攻撃方法として使った。

それまでシャナが具現化したものは飛翔のイメージによる紅蓮の双翼、III巻から深夜の鍛錬でシャナが練習していた「鉤爪を指と尖らす、鎧とも生身ともつかないフォルム」の巨腕だったが、自身のフレイムヘイズの力を顕現させる「強さのイメージ」が明確になってからはシャナを包み防御に力を発揮する炎の衣や、巨大な魔神の脚、シャナの口と連動して拡声を可能とする巨大な炎の顎などを顕現させていた。

本質的にはアラストールの炎による具現化、つまりマティルダの『騎士団』と同じ理屈の自在法。シャナは主にアラストールの体の一部を具現化しての白兵戦に使用し、使い方次第では全身を象ることで擬似的にアラストールを外界に現すことも出来る。

【コメント】
☆同時に『審判』と『断罪』と『飛焔』も会得した。
☆XVI巻でも名称の無い不完全な状態ながら、紅蓮の巨腕を具現化して“祭礼の蛇坂井悠二に一撃を喰らわせた。
☆XX巻では顕現させた巨大な魔神の足で、[仮装舞踏会]のバティンを周囲の“”諸共に蹴り潰した。マティルダ・サントメールの『騎士団』に匹敵したな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤チェルノボーグモレクウルリクムミジャリフワワニヌルタソカルや[革正団]相手にも使用してほしかったな。
☆外伝『ホープ』では、天罰神の疑似顕現として使用された。
アニメ第3期で発現・使用された。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月21日 00:27