【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
XVIII巻

【解説】
紅世の王”。真名は“鬼道の魁主”(きどうのかいしゅ)。の色は薔薇色。
フレイムヘイズ『昏鴉の御し手』ヒルデガルドと契約し、真っ赤な宝石をあしらったブローチ型の神器フリズスキャルヴ”に意思を表出させている。
厳かな声で古風な話し方をする男性の“王”。

創造神祭礼の蛇”による大命宣布後のチューリヒ外界宿総本部での会議にヒルデガルドと共に出席し、不毛な論戦に契約者共々辟易していた。

【由来・元ネタ】
戦争と死を司り、魔術の達人であり、知識の求道者であるという、北欧神話の主神オーディン(Odin)。そのドイツ語名がヴォーダン(Wodan)である。実際に信仰されていた時代の呼び名は、古ノルド語で「激怒する者」を意味するオージン(Óðinn)。
魔術を得る代償に片目を捧げたために隻眼で、帽子を被り長い白髭を蓄えた老人の神。投げれば外れることのない神槍グングニルを持つ。
キリスト教の布教によって零落し、不吉な死神や聖ニコラウスの晩に荒野を駆ける白馬の乗り手へと姿を変えた。
「鬼道」とは、呪いや妖術を意味し、「魁」は首領やものごとの元祖・さきがけを、「主」は君主を意味する。真名全体で、「呪術の元祖たる君主」を意味する。おそらく自在法に長け、契約者にその力を与えるものと思われる。

【コメント】
ケツアルコアトルテスカトリポカに続く主神級の名前を持つ“王”であった。きっと強大な“王”なのだろうな。
フィフィネラタケミカヅチグローガッハとは親しかったのかな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤ウルリクムミジャリチェルノボーグフワワニヌルタソカルモレクや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
アニメ第3期で登場した。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』では、招待客の一人として登場している。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、刺客の一人として登場している。

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最終更新:2024年02月26日 01:26