【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
SII巻

【解説】
紅世の王”。真名は“珠漣の清韻”(しゅれんのせいいん)。の色はマリンブルー。
フレイムヘイズ『无窮の聞き手』ピエトロ・モンテベルディと契約し、懐中時計型の神器ゴローザ”から意志を表出させていた。
明るくも野太い女性の声で話す“王”。ピエトロからは「僕のおふくろ」と呼ばれ、大らかな母親のような性格をした“王”のようだ。
人化した姿は、恰幅のよい、「おばさん」と呼ぶのがしっくりくる中年女性である。

外界宿ドレル・パーティー』が壊滅した後、ピエトロも戦死したことで“紅世”へ帰還した。

シャナたちが新世界『無何有鏡』へ旅立った後、新世界へ渡り来て秩序派の“王”の一人として活動しており、イタリアのジェノバにあるバルビの細道から入る細い路地に『ピエトロの食堂』という外界宿を運営している。ここの特徴は、「どちらさまも大歓迎」の中立の場ということで、実際シャナとベルペオルの会談を行う場にもなったりした。

混沌期に大活躍だったとシャナと坂井悠二の二人を、『輝爍の撒き手レベッカ・リードに対して褒めていたようだ。

外伝『ローカス』では、豪華客船ロード・オブ・ザ・シーズ号での『両界の嗣子ユストゥスの御披露目の式典には出席せず、拠点の『ピエトロの食堂』を守っているようだ。

【由来・元ネタ】
古代ローマの神の一柱、小さい子供に意識・認識を齎す女神センティア(Sentia)。
「珠」は玉、またはそれのように美しいこと、「漣」は小波、またはそのように次々と連なって流れること、そして「韻」は音の響きを意味する。真名全体で、「美しき波紋で広がる清澄なる響き」という意味になると思われる。
彼女の契約者は「聞き手」であり、契約者に与えるその能力は聴覚に関するものだと思われる。

【コメント】
アニメシリーズには未登場。
肝っ玉母さんタケミカヅチとは、仲良かったのかな。
☆ドラマCDで声を担当したのは堀越真己。
坂井千草と気が合ったかもな。
☆やっぱりピエトロを殺したのは[仮装舞踏会]の『三柱臣』将軍シュドナイだろうな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルウルリクムミモレクチェルノボーグジャリや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[革正団]のサラカエルドゥーグハリー・スミスや[マカベアの兄弟]のダーインとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で炎の色が判明した。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、幕間3で登場している。

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最終更新:2024年04月10日 18:16