【種別】
神器

【初出】
S巻

【解説】
“虺蜴の帥”ウァラクの意志を表出させていた、フレイムヘイズ『魑勢の牽き手』ユーリイ・フヴォイカの神器。
形状は古風な短剣型で、ユーリイの眼鏡を買うために彼の父が手放したフヴォイカ家重代の宝剣に酷似していた。
ウァラクは、時折この鯉口を鳴らして話していた。
1930年代にユーリイがシュドナイに殺害された際に、共に消失した。

【由来・元ネタ】
ウクライナの最高峰ホヴェールラ山(Говерла)ではないかと思われる。英語では「Hoverla」とされる。キリル文字Гはロシア語では「ゲー」と発音するが、ウクライナ語では「へー」と発音する。
作者が文字から発音を推測して誤ったのかもしれないと思われる。

【コメント】
アニメ第2期では、“ゴルベラ”になっていた。これでは、ネパール語の「トマト」になってしまうな。
☆DVD付属冊子では正しく“ゴベルラ”となっているが、公式サイトの誤記を直すつもりはなかったのだろうか。
☆ユーリイの自在法隷群』ほど、役に立たなかったな。
☆ウクライナでの位置付け的には、日本人の契約者が神器に“富士山”と名付けるようなものみたいだったな。
虞軒の直剣型神器『昆吾』に比べたら、はるかに貧弱だった。
☆↑×2 細かいことを言うようだが、Mt.にあたる語がないんだから、富士山ではなく富士だろうな。これなら、そうダサくはないと思うな。
シャナマティルダ・サントメールの“コキュートス”や『万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルの“ペルソナ”やマージョリー・ドーの“グリモア”や『儀装の駆り手カムシンの“サービア”や『輝爍の撒き手レベッカ・リードの“クルワッハ”やドレル・クーベリックの“ブンシェルルーテ”やボードの“フォッセ”やパウラ・クレツキーの“ロカトール”やファーディの“ディスグレイス”やアーヴィングの“ルテニアン”やフリーダーの“アンブロシア”やデデの“アルシアー”やアルマの“フォルテー”やグリンカの“プーハチ”やアレックスの“コルタナ”やドゥニの“リュパン”やオルメスの“タスラム”やノーマン・パーセルの“ヨークトル”やピエトロ・モンテベルディの“ゴローザ”やティスの“無銘の金環”よりかは格好良かったかな。
☆剣の形状をした神器は、他にアレックスの“コルタナ”とジョージの“フラガラック”があった。
☆番外編『かぐやひめのしゃな』では、屑屋の少年ユーリイの腰に差している短刀として登場している。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』には登場しなかった。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも登場しなかった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月26日 21:49