【種別】
施設・地名
【解説】
贄殿谷の近くにある神社。 大太刀型
宝具『
贄殿遮那』は、この近辺の贄殿谷で、戦国時代直前に作られたようだ。
【元ネタ】
岡山県北部(美作国)に実在する神社。707年に創祀された。美作国の一宮。現在の主祭神は鏡作神だが、時代と典拠によっては、大己貴神・吉備津彦命・天鏡命・金山彦命と諸説入り乱れている。『灼眼のシャナノ全テ』(メディアワークス)では、祭神は金山彦命=天目一箇神(“
天目一個”)であるとされている。
天目一箇神は鍛冶・冶工・採鑛の守護神、農耕・牛馬の守護神。
現在の社殿(国指定重要文化財)は、1533年に美作国へ侵攻した出雲の戦国大名・尼子晴久が、旧社殿を焼き払い、国内平定後、1559年に自らモニュメントとして再建したもので、出雲大社の「大社造」を基にした独特の「中山造」になっている。
後に美作国を領した森氏が、領内の神社の模範にこの社殿を選んだ為、美作国中に「中山造」の神社が建てられた。
最終更新:2024年03月29日 09:20