【初出】
III巻
【解説】
“愛染自”
ソラトの持っていた特有の能力。
どんなに離れていようと、望んだ物の「存在そのもの」と繋がり感知する能力。そのため、望んだ物が存在するならば必ず見つけることが出来た。
ソラト自身が望む物しか感知せず、ソラトの性格と本質、そして妹の
ティリエルの存在から誰にも強制力は無かった。
通常、探索などに用いられる
自在法とは原理が異なり、“
徒”や
フレイムヘイズの
気配察知とも別格である知覚能力で、ソラトが望みさえすれば、『
星黎殿』の周囲を覆う、一切の気配を遮断する隠蔽の異界『
秘匿の聖室』内部の物すら感じていた。
しかし、そうして手に入れた物も、大抵すぐに飽きて捨てていた。
最終更新:2024年04月13日 05:25