【種別】
宝具

【初出】
I巻

【解説】
“狩人”フリアグネの所持していたカード型宝具。
最初は一枚のトランプ(スペードのA)だが、無数に増えて自由自在に宙を飛び、カードの雪崩で敵を切り裂く戦闘用宝具と見せかけて、実はただ単に占いに使うための『自動的に切られるカード』であった。
占いにのめり込んだ“紅世の徒”と人間の間で作られた。
当初はタロットカード一揃いの形をしていたが、占いに使えるカードを時とともに飲み込み、現在はプレイングカード(トランプ)として在った。

飲み込んだ中から必要な量のカードをシャッフルして自動的に場に出す能力を持つ。そのカードに“存在の力”を込めて強化することで攻撃に利用していただけに過ぎず、実際は武器でもなんでもない。

フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナマリアンヌの二戦目においてマリアンヌが使用したが、シャナの『夜笠』を貫くには至らず、活躍の機会も失われた。
しかし、フリアグネにとっては自慢の宝具の一つらしく、シャナと相性が悪かったと思われる。

劇場版DVD映像特典『灼眼のシャナたん』では、フリアグネが某手品のように口から吐き出すパロディに使われた。

【由来・元ネタ】
「regular」=整然とした、規則正しい、正式な。「sharp」=鋭い、(名)詐欺師、名人。
「シャープ」を形容詞ととるか名詞ととるかで意味が変わってくる。「整然とした名人」だろうか。
レギュラー・シャープが『自動的に切られるカード』としてネーミングされたのなら、「急速で規則正しい変化」というニュアンスが正しいと思われる。

【コメント】
アニメ版と劇場版で登場・使用された。
☆フレイムヘイズ相手には、牽制程度にしかならなかったんじゃないか?
☆『夜笠』相手には歯が立たなかった。
☆そもそも戦闘用宝具でもないのに、なんでフリアグネは使ってきたのだろうか?
炎弾の上位版みたいなものだから、何気に汎用性は高いんだろうな。
☆↑↑持っている宝具を自慢したかったんじゃないか?
☆マリアンヌが炎弾を使えなかったからでは?
☆↑残念だけど使えるんだな。“狩人”の“燐子”は皆、炎弾が撃てるんだよ?ニーナの回想読んだら?
☆[宝石の一味]のコヨーテフックストンサーイが欲しがりそうな宝具だったな。
ティスや『儀装の駆り手カムシン相手にも使用してほしかったな。
☆トランプカードといえば“千征令”オルゴンだが、彼はこの宝具の存在を知っていたのだろうか?

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最終更新:2023年04月18日 18:29