橋天東地演義213年赤壁の戦い 第2話

橋天東地演義
213年 赤壁の戦い第2話

「殿、孫策殿から使者が参りました。」

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「殿?」

I'll「うるさいぞたれぞう!今、イカの内臓から墨袋を取っているんだ!静かにしろ!」

たれぞう「し、しかし孫策殿の・・・」

I'llあーもうちょううぜぇぇぇー!たれぞうがうるさいから墨袋取る前に
  このイカ腐っちまったじゃねぇーか!」

たれぞう「す、すみません・・・」

I'll「で、なんだっけ?吉野家の牛丼得盛大セールだっけ?」

たれぞう「いえ、孫策殿の使者が参っております」

I'll「ばっ!!っかもん!たつお!たれぞう!どぉぅぅぉぉりゃぁぁぁ!」
I'llはたれぞうに咆えた。

I'll「なんで早く言わねーんだよ!もう!今俺の頭の中ではたれちゃん
  怒りの鉄拳チンミだったんだからね!血ぃ出てるんだよ想像の中では」

たれぞう「はい、す、すみません」

I'llはすぐにふんどしを身につけ、衣類をまとって謁見の場へ向かった。

闞沢「失礼致します、I'll様」

I'll「闞沢(かんたく)殿!ようこそ!様等とは無用ですぞ」

…この闞沢と言う男、何人にも礼儀を払い、学識は小宇宙に匹敵すると聞く…

と紫青龍はつぶやいた。

I'll「闞沢殿、本日はどうしたのですか?我が領地の名物、ナマズの蒲焼が食べたくなったのですか?」

闞沢「いやいや、率直に申しますと我が君、孫策様に曹操殿から降伏状が届きまして」

I'll「それは誠ですか!」

闞沢「はい」

I'll「わかりました、我らも孫策殿の軍議に加えて頂けるのですね」

闞沢「さすがはI'll様、話が早い」

I'll「では我らも一度軍議を開き、後日編成して闞沢殿と孫策殿の下へ参るのでよろしいか?」

闞沢「I'll様とは何も話さなくとも目を合わせるだけで良いですな」

二人はカラカラと笑い合った。

たれぞう「殿・・・普段は犬のクソのように無駄な事してますが
      孫家と話すときはどうしていつも立派に・・・」

たれぞうは嬉しいのか悲しいのかわからない泪を流した。

I'll「紫青龍ちゃん、トッティと覇王を呼んでくれ」

闞沢はトッティと覇王の店でもてなされた。

I'llは橋天東地の武将を集めて軍議を開いた。

I'll「というわけだみんな」

PUNKER「ごめん、耳に金が詰まってて何言ってっかわかんなかった」

木津千里「ヒック」

壬生京一郎「お?」

亞斗李「橋天動物園を作る気になりましたか?」

Mebius「まだ寿司こねーのか?」

トッティ「大丈夫ですよI'llさん、あの娘は8つ☆なんですから闞沢さんも満足してくれます」

浅倉覇王「俺んとこも大丈夫ですよ闞沢さんの顔を見ればわかります」

I'll「だーもう違うんだよ、あのなー、あ?なんだっけ?たれちゃんなんだっけ?」

たれぞう「えとですね、検問所でのオナラは罰金ですよ」

みんな「あーなるほど!」

I'll「ということなんだ」

PUNKER「俺は出陣するぞ、なんたってメインイベントじゃんそれ」

壬生京一郎「留守番は嫌だお、おいらも出陣するお」

トッティ「俺も俺も」

Mebius「江東の銀シャリと呼ばれるこの俺が行かない理由が無い」

木津千里「荊州の酒~長沙には段仕込み製法の酒が・・・私も行く!」

浅倉覇王「全員参加でええんちゃうか~」

紫青龍「守備に誰を残すか」

たれぞう「夏候や尹黙の動きが気になりますからね」

トッティ「恥骨で良いんじゃね?」

I'll「あいつかよ、一番信用できないじゃん・・・しかもまだ来てねーし」

PUNKER「ま、今までの事もあるしあいつには無理だろ」

亞斗李「そうですね、私の作った研究施設も売られそうですし」

I'll「あーそういやあいつ、俺の留守の時は勝手に俺の土地を河豚屋工務店に
  売りやがったし!あいつを残すのは反対!」

木津千里「私の酒も飲まれたし・・・」

浅倉覇王「そうっすよね~うちの若い娘をかっさろうとして
       棘融に半殺しになってましたし」

Mebius「悪さしねーように一緒に戦場に連れて行くしかないな」

PUNKER「めんどくせーな~あいつ我侭でこの時期臭いじゃん」

壬生京一郎「うんうん、またコンクリ詰めにした方が良いお」

I'll「あーあいつだりーなぁ~曹操が攻めてくるより問題だよ」

トッティ「あ、ひらめきましたよ!みんなのそっくりさんを集めて
     橋天東地の武将はちゃんと残ってるって思わすんですよ」

PUNKER「そうか俺の影武者に適当にやらしておけば良いか」

亞斗李「でも、実際攻められたらどうするんですか?」

PUNKER「みうっちが千人斬りしてくれるやろ」

みうっち「ほなやし、む、無茶言わんといてください!」

PUNKER「亞斗李早くコピーロボット作ってくれよ」

亞斗李「ほなやし、む、無茶言わんといてください!」

みうっち「ほなやし真似せんとってください!うぇーん」

壬生京一郎「困ったお」

たれぞう「私が残りましょうか、佐藤がいるんで殿の護衛は任せます」

I'll「たれちゃん、メインなんだぜ?この作者もうじき死ぬから続きは無いかもしれないんだぜ?」

たれぞう「御身の置き所はわきまえております。」

I'll「わかったたれちゃん、お前は漢だ!よし!俺が作者に頼んで
  夏候や尹黙に攻められないように説得するからな!任せろ!」


木津千里「私もたのんだげるからね」

PUNKER「金ならあるんだ任せろ」

亞斗李「すみませんがお願いします」

壬生京一郎「安心だおー」

トッティ「たれちゃんなら安心だ」

浅倉覇王「任しましたよ」

紫青龍「ごっつぁんです」

こうして一行はそっくりさんを集め、闞沢と共に孫策の下へ向かった。

つづく

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最終更新:2013年09月15日 15:38
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