バハムート(Bahamut)

世界を支える巨大な魚。聖書では河馬の姿。アラーを怖れなければ、一切の創造物を飲み込んでしまえる。
激しい光を発し、並の人間ではその光に耐えられない。千一夜物語?の第496夜にイエスがその姿を見た話があるが、その後3日3晩寝込んだという。

イスラム教では、大地の下に1人の天使が、その下に大きなルビーの岩山が、その下にクジャタという巨大な牡牛が、その下にバハムートがいる。バハムートは海に浮いており、海の下には空気の奈落が、その下には火が燃えていて、火はファラクという大蛇に乗っている。

「バハムート」は、アラビアでのベヘモトの別名である。

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最終更新:2005年08月28日 03:13