VIPで人格破綻者だらけのギャルゲーを作らないか

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[深夜]
聖夜祭の夢をみる。
暗転。いつのまにか見知らぬ石造りの場所にいる。そこで得体の知れない女の子に襲われ、意識がとぎれる。
+ ...
[場所:夢の中-校庭]
雪がちらつく。巨大なツリーが飾られ、あたたかい蝋燭と松明の光で照らされている。
唄と踊りと演奏で彩られる、聖夜祭のメインイベントが行われる。
真友の手に無くしてしまったと思っていた、祖父の形見のハーモニカが握られている。
演奏をする真友。
走るノイズ。一瞬赤に染まる聖夜祭。
ノイズが走り、プツンと視界が閉じる。

[場所:夢の中-祭儀場]
いつの間にか暗く石壁に囲まれた知らない場所にいる。頭上には月がある。
暗くて顔が見えないが女の子が目の前に立っている。他には誰もいない。
ぴちゃりと水の音がする。なまぬるい水の温度が真友の足に伝わってくる。みれば水たまりが広がっている。
それは赤い液体。
それと同時に、真友はあたりに散らばる人の骸や残骸があることに気づく。
夕方でもないのに空は赤く染まり、真友の精神は得体の知れない恐怖に追い詰められる。
女の子の体がかしぐ。月明かりに照らし出された女の子の体の一部は人の形をしていなかった。
これをやったのはその女の子によるものだと気づく。
だが体は言うことを聞かず、ハーモニカの音を奏でていた。
近づく女の子。ひたり……ひたりと……そして世界は赤で染まった。
「そして俺は大事な何かを失った」

[朝-真友の部屋]
起床。寝汗でびっしょり。夢から覚めたというのに体が震えている。
テレビからはクリスマスソング。深夜ににホラー映画を見てテレビをつけたまま、眠ってしまったていたのを思い出す。
そのせいだろうということにして、遅刻しそうなことに気がつく。朝飯をたべないまま学園へと急ぐ。

[朝-学園]
寝ぼけながら歩くかすかさんに出会う。クリスマスの時に一緒にいた気がするので夢でみたことを尋ねるが、そのようなことはなかったといわれる。
委員会忘れないでくださいねーと言われそこでチャイム。

[朝-教室]
エティーズに紳士のたしなみについて説教されたり。エティーズにもクリスマスの事を聞いてみるが、なにもなかったとかすかに聞いたのと変わらない答え。
「まったく君の頭はクリスマスのことしかないのかい? ノンノン、それは無理だ。無作法な君ではお嬢さんがたの相手は勤まらぬよ」
結局、ただの夢だったと言うことに落ち着く。

[昼-教室]
エティーズのまわりに集まってくる女の子たち。居心地が悪くなり、ゆっくり昼飯を食べる場所を探す。

[昼-校庭]
日が出ていて暖かいので外で食べることにする。
しかしツリーが飾り付けられていることもあり、人が多く席がない。
学園の裏に続く道を見つけ、この先になにかがあっただろうかと進んでいく。

[昼-神社までの道]
見覚えのない袴姿の女の子を見つける。気になり尾行する。
しかし途中で見失ってしまう。と同時に頭上から宮真が降ってくる。
「覚悟せい、不届きものめ!」
昏倒する真友。購買で買ったパンを奪われる。
「これは頂いておこう。これに懲りて、二度と近づこうなどとは思わぬことだ」スタタタタ
よろよろと追いかける真友。
草で作ったブービートラップに引っかかり倒れる真友。

[昼-神社]
境内で不思議な音色の口笛を聞く。走るノイズ。
頭に激痛が走る。フラッシュバック。
それが収まり、歩いていくとパンを食べている宮磨を発見。
「しつこいのう。まだ懲りぬのか。わらわを捕まえようなど100年早い……」
「今の口笛は……」
夢で聞いた音色。
「……?」
うずく胸の古傷。
「大丈夫かおぬし? ひどい顔色だぞ」
黒くぼけたりもどったり。
そうだ。俺はこの音色を知っている……。
俺は知らずのうちにハーモニカを取り出していた。
俺は何かに操られるようにあの曲を吹き始める。
これは夢で聞いた曲だったろうか? いや、これは……
白くフェードアウト。
突然、揺れる地面。地響きが響き渡る。
異常を感じ走り去る宮磨。
頭の中を奇妙なイメージで埋め尽くされ、意識を失う真友。

[昼-保健室]
くうくうと寝息が聞こえてくる。
目覚めると保健室のベッドで寝ている真友。
その隣にはよだれを垂らしながら居眠りをしているかすかさんの姿が。
「看病です。お昼寝したかったわけじゃありません」
かすかさんが倒れている真友を見つけ、運んできたとのこと。
授業へ戻る。
「もっとお昼寝したかったです」


お蔵入りっぽいもの













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