Fieds_labo2

ts7-file-sharing

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ルータ越えファイル共有


ネットワークB(192.168.2.x)から、ネットワークA(192.168.1.x)のファイル共有にアクセス。
ネットワークAの共有フォルダを持つPC、ネットワークBのPCは、どちらもWin7。
ネットワークAとBは、ドメイン無し、ワークグループ名同じ。
共有フォルダにパスワード保護無し。EveryOne読み書き可。

1.静的ルーティングの追加(コマンドプロンプト、管理者モード)
  • ネットワークAのファイル共有PCに設定
    • route -p add 192.168.2.0 mask 255.255.255.0 192.168.1.1 metric 1
  • ネットワークBのPC
    • route -p add 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 192.168.2.1 metric 1

2.ファイル共有(ポート445)のアクセス許可
ネットワークAのファイル共有PCに設定
  • Windowsファイヤウォールでファイル共有が許可になっているか確認

左のプログラムまたは機能を許可するをクリックする
ファイルとプリンターの共有が許可になっているか確認する
  • ファイル共有(ポート445)を許可
最初の画面で、左の詳細設定をクリックする
セキュリティが強化されたWindowsファイヤウォールの設定画面が開く
左の受信の規則をクリックし、ファイルとプリンタの共有でポート445の設定を開く


スコープタブをクリックし、リモートIPアドレスで追加をクリックする

このIPアドレスまたはサブネットに接続を許可するIPを設定する。
例えば、192.168.2.0/24

同様に送信の規則も設定する

3.共有フォルダにアクセス
  • ネットワークBのPCでコンピュータを開き、パスを入力
    • 例:¥¥192.168.1.x¥Users¥Public
    • 共有フォルダPCのIPアドレスを直入力。
    • ブラウズの許可はしていないので、ネットワークから共有PCを探して、共有フォルダにアクセスすることはできない。(たぶんw)


接続するPCを限定したい場合は、静的ルーティングとファイル共有ポート445のIPアドレス指定を検討するといいかも。
パスワード保護している場合は、Netlogonを有効にしないとだめらしいです。(未検証)


追記(2017/05/16)
モバイルルータを使用したwifi接続の例で、
モバイルルータのWAN側IPアドレスの静的ルーティングとファイル共有445スコープ追加が
必要なケースがありました。




【参考】




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