南西放送

おことわり
この記事の本文に記載されている事柄は、すべて架空のものです。
一部、実在する人名・地名・団体名など固有名詞が登場することもありますが、
それら各記事に記載されている事柄は実在のものとは一切関係ありません。
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社屋
資本金 13億円
本社 〒900-8604 沖縄県那覇市壺川3-1-4 098-832-3176(代)
放送対象地域 沖縄県
ニュース系列 NNN
加盟ネットワーク NNS
略称 ROK(以前はNaho)
英称 Radio and telecasting Okinawa Kariyushi inc
愛称 南西放送
コールサイン JOXY-DTV
送信所 沖縄県豊見城市字嘉数577番地
開局 1993年4月14日
沖縄かりゆし放送(おきなわかりゆしほうそう、旧称・南西放送(なんせいほうそう))は、 沖縄県 を放送エリアとする
妄想放送局の持株会社。2020年4月1日設立。
  • 1992年に「南西放送網株式会社」として設立され、翌1993年に日本テレビ系列の妄想民放テレビ局として開局した
*1
  • 2002年に株式会社ラジオ沖縄(ROK)と経営統合を行い、2007年4月1日にラジオ沖縄と合併。その後2020年4月に「沖縄かりゆし放送ホールディングス株式会社」に社名変更し、新たに設立されたテレビ部門「ROK南西放送株式会社」と新南西放送網から社名を変更した「株式会社ラジオ沖縄」にそれぞれ免許を承継。
    • 南西放送には新たなコールサイン「JOXY-DTV」(JOOYは新生毎日放送が使用)が付与されている。

なお、社名を変更したが、とまりんや恩納村のリゾートホテルを経営する株式会社かりゆしには株を持たせていない。(CM出稿はある)

経営統合を含むラジオ・テレビ兼業局で、かつテレビが5大ネットワーク所属の中では、唯一のアナログテレビ放送(2011年7月終了)がUHF局。

沿革

  • 1989(平成元)年5月9日:沖縄県財界による新民放TV発起人会で社名を「南西放送網株式会社」と定める。
  • 1992(平成4)年2月:沖縄県地方に3局目割り当て。(チャンネル番号30、出力10kw)
  • 1992(平成4)年7月:予備免許。コールサインJOOY-TVと決まる。
  • 1992(平成4)年8月28日:「南西放送網株式会社」会社発足。
    • 数日後嘉数送信所工事に着手、那覇市より壷川市営住宅2.3階の10年間賃貸の許可を受ける。
  • 1993(平成5)年1月7日:皇太子御成婚に間に合わせるよう日本テレビから通達を受け、翌日より日本電気他に器材の発注を開始。
  • 1993(平成5)年3月30日:那覇局・新琉都局(4ch)ほか4中継局に本免許。
  • 1993(平成5)年4月14日:午前4時57分本放送開始。開局当初はNNS非加盟だった。
  • 1995(平成7)年10月2日:琉球放送・沖縄テレビとの日本テレビ系番組交換が一部を除いて完了。NNSに加盟する。(高校サッカー、高校生クイズ、キューピー3分クッキングものちに本局へ移行)
  • 1995(平成7)年10月23日:県内放送局では2番目(第1号はテレビ朝日ページ内に開設された琉球朝日)にホームページ開設。
  • 1996(平成8)年8月28日:宮古島・八重山地方に中継局開設。
  • 1999(平成11)年4月:Naho別館ビル完成、(1F:かねひで壷川店、2F:Gスタジオ)Gスタジオ供用開始
  • 2000(平成12)年1月:地上デジタル対応のマスター工事完了
  • 2000(平成12)年3月27日:北部4中継局開局により、中継局数は23となる。
  • 2000(平成12)年12月1日:BSデジタル放送「BS日テレ」開局。ニュース提供開始。
  • 2001(平成13)年1月15日:別館増築完成。マスター移動,放送開始。
  • 2001(平成13)年4月1日:本社機能別館移転完了。恩納中継局開局
  • 2002(平成14)年4月1日:ラジオ沖縄と経営統合。持ち株会社「新南西放送網株式会社」を設立。
  • 2002(平成14)年12月7日:おーらいんサテライトスタジオオープン
  • 2006(平成18)年7月1日:地上デジタル放送開始。
  • 2007(平成19)年7月1日:ラジオ沖縄と合併し、かねてから要望のあったコールネーム「ROK」が復活できる「沖縄かりゆし放送株式会社」に社名変更。
  • 2007(平成19)年11月1日:新琉都熟多津テレビ中継局を南海放送に移管。
  • 2008(平成20)年11月1日:再免許交付と同時にテレビのコールサインをJOXR-(D)TVに変更。
  • 2010年:沖縄テレビ・テレビ琉球とともに琉球放送の新放送センター「Rセントレ」使用契約を結ぶ。(なお、NHK新琉都センターは全局で使用契約済み)
  • 2011(平成23)年7月22日:南北大東島で沖縄全局デジタル放送開始、全自治体で視聴可能に
  • 2011(平成23)年7月24日:午後4時57分、18年間放送したアナログ放送が停波。デジタル化完了。
  • 2012年4月2日:防災対策の一環として、報道部が那覇新都心のおもろまち駅前、クリスタルビル内に移転。この日よりROKテレビおよびラジオのニュースはそこから放送。壷川本社および送信所とはマイクロ回線で結ぶ。本社移転は当面やらないと話している。
  • 2020(令和2)年4月1日:「沖縄かりゆし放送ホールディングス株式会社」に社名を変更し、新たに設立されたテレビ部門「ROK南西放送株式会社」と新南西放送網から社名を変更した「株式会社ラジオ沖縄」にそれぞれの免許が引き継がれた。

番組表


自社制作番組

過去の自社制作番組


系列局制作の遅れネット番組

そのほか


過去の系列局制作番組

@はアシストネット局との交換放送

他系列の番組


QAB開局前に一部放送されたテレビ朝日系の番組

1ヶ月遅れ、開局~最終回の1年間放送。象印提供ではなくローカルスポンサーだがOPの「象印クイズ」のロゴはそのまま
※開局後も、名古屋テレビの番組など放送したことあり(「あごまくら(アシストとの交換放送)」など。)

テレ琉全島エリア化前に一部放送されたテレビ東京系の番組


番組の引き継ぎが遅れた日本テレビ系の番組


番組引き継ぎ遅れからあふれた他系列番組の代替放送(おもに深夜番組で3ヶ月以上遅れていた)

  • フジテレビ系列(本来は沖縄テレビ)
    • 関西テレビ制作月曜22時ドラマ(サスペンスシリーズを中心に単発で放送)
  • TBS系列(本来は琉球放送)

その他、テレビ朝日、TBS、フジテレビ系の沖縄未放送アニメ(怪物くん未放送分など)、本来の系列局にて再放送できなかったドラマ(スウィート・ホーム(ドラマ)など)、NHKの版権切れアニメもいくつか放送。

主な放送局

アナログは2011年7月24日に廃止された。
那覇本局 アナログ 30ch デジタル 19ch
リモコンポジション 4
新琉都 アナログ 4ch デジタル 16ch
(QABは14Bch、RBCは14Ach)
机島 アナログ 54ch デジタル 16ch
※新琉都アナログは平成開局も含め、すべてVHF(NHKは1と3,QABは6ch,RBCとOTVは那覇と同じ)。アンテナを那覇方向へスピルオーバーさせているのはROKのみ。
(新琉都アナログがVHFである理由は南西日本テレビ、および夕日放送テレビ琉球の項目も参照のこと)
新琉都(尚財団と沖縄県の管理)・熟多津地域(沖縄・愛媛・東京の共同管理)では、全局がDVB-T方式(沖縄県地方はISDB)。ちなみに、RBCグループは周波数2分割によるニアハイビジョン多チャンネル放送実施
  • 熟多津局は、2007年11月をもって南海放送に移管された。
    • NHKは独自局(55番目の地方局として公認)、OTV中継局もフジテレビ中継局に移行した。2008年11月1日からは、全ての民放局が愛媛波に移行する。これは東京都と愛媛県が沖縄県とともに同地域の地方公共団体機能を有する熟多津産業の株主になったことにともなうもの。
今帰仁 アナログ 36ch デジタル 18ch
宮古島 アナログ 36ch デジタル 25ch
石垣 アナログ 40ch デジタル 34ch
久米島 アナログ 44ch デジタル 29ch
久米島東 アナログ 59ch デジタル 18ch
うるま石川 アナログ 51ch デジタル 26ch
うるま具志川 アナログ42ch デジタル 19ch
胡屋 アナログ32ch デジタル 19ch
本部 アナログ 52ch デジタル 44ch
南城佐敷 デジタルのみ 29ch※1
多良間 アナログ 54ch デジタル 44ch
川平 アナログ 48ch デジタル 17ch
祖納(そない) アナログ 21ch デジタル 25ch
与那国 アナログ 47ch デジタル 18ch※2
南大東 アナログ 50ch※4 デジタルch
北大東 アナログ 62ch※4 デジタルch
名護東江 アナログ 54ch デジタル 24ch
恩納 アナログ 33ch デジタル 22ch
那覇天久 デジタルのみ 29ch※3
大度 デジタルのみ 24ch
※1 南城佐敷は新琉都波が届くため、アナログ置局をしなかった。
※2 台湾波の混信判明により27chから2011年3月6日に変更。
※3 那覇天久は、天孫地間花ホールディングスとUAEのナヒール社による共同プロジェクト、Al Burj Uchinar建設(最上部海抜が送信所の4倍近くある)のため2008年7月開設。
※4 通信衛星を利用した日本テレビ中継局、2010年6月30日に先行廃止
※アナログの那覇市内一部、首里・宜野湾は新琉都波届く地域。
また、首里はデジタルでは本局および那覇天久中継局、ケーブルテレビでカバーできるため置局しない。

アナウンサー

過去に所属したアナウンサー


オープニング・クロージング

現行

  • 開始:「六段」の琉球式演奏をロックにアレンジしたBGMに、沖縄の風景と様々なものから漢字のもととなった篆書が飛び出し、それが本社の映像とともに集まって「沖縄かりゆし放送」という文字を形成後、ROKのロゴが表示される。続いて、「※JOXR-(D)TV(2回繰り返し)皆様おはようございます。こちらはROK、沖縄かりゆし放送です」というアナウンス(CV:比嘉千尋)とともに技術情報が流れ、「今日も、ROKテレビの番組で明るく楽しい一日をお過ごし下さい」のテロップ。放送は2分。
※2008/11/1にコールサインをラジオと統一したが、フォーマットは変更していない。
  • 終了:夏川りみ「ファムレウタ」をBGMに技術情報を表示、最後に「本日も最後までご覧頂、誠にありがとうございました。」「しばらくお休みをいただきます」→2008年7月からデジタル移行告知に変更:のテロップ、アナウンス無し。1分40秒。
なお、開始・終了ともCG部分は1世代前(開局から)のものを流用。

開局~2007/6/30

  • オリジナルテーマソング「鳩のバカンス(作曲者不明)」をBGMに、沖縄県内のCGが展開し、本社のところで実写に切り替わる。そこで技術情報を表示し、同時にアナウンス。アナウンスの最後でCGに切り替わり、オープニングは首里城、クロージングは宇宙から見る沖縄県の映像で終わる。
※ただし、映像は変わらないものの、鳩のバカンスの他にも、映像を引き延ばしたりして「月の子守歌(ラジオ沖縄の終了で流れるもの悲しい曲)」「夏の日の1993」「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 終楽章」などいろんな曲を流したりした。さらに2度ほどセットミスでBGMが流れないというトラブルが過去にはあった。
    • 2011年7月24日のアナログ停波時には初代クロージングを流したが、中継局一覧と最後の部分を現行のものに差し替え、「デジタルで20年、50年、100年と歴史を重ね情報発信していきます」というテレビ放送事業継続への決意を示したテロップを流した。

時刻表示時間帯

  • 平日…フィラー~10:23
  • 土曜…フィラー~9:23
  • 日曜…フィラー~9:28

備考

  • 開局日が4月1日ではなく 4月14日 と半端な日付であるのは、キー局の日本テレビが本放送を開始した 8月28日 の数を2で割ると丁度この日になるため経営陣が縁起を担いでこの日に決めたという。
(なお、同年4月1日にはほぼ全日にわたるサービス放送が開始されていた)
  • 開局以来、沖縄財界中心の役員側と県民放労連に所属する一般職員との待遇や社会問題に対する放送内容をめぐって衝突が絶えず、ほぼ2,3年に1回ストライキに至っている。この傾向は前身の南西日本テレビからの影響であり、ROKと併合された今でもテレビ側だけがストライキする事態が続くのが現状である。
    • スト中は日本テレビの番組を一日中ネットしており、その間の自社番組は休止となる。取って出しの「情報パーク」や「アシスト」も計3回ストライキの被害を受けた。
  • 開局にいたる経緯や、番組編成の自主性を守る点で沖縄財界と労組の思惑が一致しており、NNSのマストバイ局にはなっていないが、マストバイに近い編成は心がけている。
    • マストバイ局でないが故、大晦日の紅白裏番組でも自社制作番組を放送していた実績がある。1998年に「情報パーク-」のスペシャル、2003年に紅白をもじった『白紅』を放送。(本来日テレで放送される番組は旧暦の大みそか近辺に回していた。)2011年も、東日本大震災を契機とした東京一極集中見直しの動きに呼応して、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで、笑ってはいけない空港24時」をローカル制作番組「大晦日はローカルに徹す、テレビ52年高視聴率番組VS紅白歌合戦」に差し替えることを決めた。(ガキの使いは1月7,8日昼に放送)
  • 2007年10月1日~12月21日まで、環境問題や原油高騰の影響で実験的に昼間の放送を1時間止める「オフタイム」を実施していた。しかし、他局に視聴率を奪われたことと結果として環境に対する寄与が少なかったことから中止し、2008年1月7日から全国28局で放送されている読売テレビの「 情報ライブミヤネ屋 」をネットしている。
    • なお、2009年にも6月1日~からの「日テレ系ecoweek」にあわせてに自社製作番組「昼までGO!」と「こちら壷川テレビシティ」前半を休止し、10:25~11:25・15:50~16:50にかけて放送をストップした。
    • 近年は、琉球新報社、沖縄テレビ放送とともに、長寿県維持のため体重と二酸化炭素排出量を共に1kg減らすプロジェクトに参加している(ラジオ沖縄として事実)。
  • 2007年9月29日の教科書検定問題県民大会の際には、日本テレビの特番「ビートたけしの独裁国家で何が悪い!」を映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」に差し替えた。独裁者を取り上げる番組をこの日に放送するのはおかしいとして、上層部が判断したもの。(内容には問題ないことから、後日、同番組を放送)
  • 県内テレビ局の「任侠映画放送自粛」の申し入れに基づき、2007年12月21日の 金曜ロードショー 極道の妻たち 」を、沖縄が舞台の映画「 メイン・テーマ 」に差し替えた。
  • 同局の報道方針や県民感情と食い違うため、長らくネットを見送ってきた「たかじんのそこまで言って委員会」を、「いろいろな意見がある以上シャットダウンしてはならない」と、労組の同意も得て2011年4月10日から同時ネット開始することが決まった。これでネットしていない局は東京の日本テレビと青森放送、テレビ岩手、山形放送、福島中央テレビだけになった。
  • アナログ放送停波を午後4時57分と全国で真っ先に行った。これは1993年放送開始した午前4時57分にちなみ、実験的な意味合いもあったといわれている。「他局は告知しているのになぜ止める」といった苦情が3件あった。鳥取部邦夫社長(当時)は退任会見で「将来電波が使えなくなっても、永久に映像発信を続けたい」と話している。

関連する人物

(元・沖縄県知事。沖縄電力会長時に社長をつとめる)

その他の沖縄県域の放送局


外部リンク



ネットワーク NNN・NNS
北海道・東北 STV・RAB・TVI・MMTABS・YBC・FCT
関東・甲信越・静岡 NTVYBSTSBTeNYSDT
中部・近畿 CTVKNB・KTK・FBCytv
中国・四国 NKT・RNC・JRTRNBRKCHTVKRY
九州・沖縄 FBSSYTNIBOYT・KKT・PXT・KYT・ROK(旧Naho)
かつて加盟していた局 OXFTVNSTSATVTHK→NBN・KTN・TOS・TKU・UMK・KTS・NNT
BSデジタル BS日テレ

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最終更新:2014年09月19日 11:27

*1 全くの妄想ではなく、計画は1980~90年代に実際にあった。資本関係は wiki 参照。