灼眼のシャナ&A/B用語大辞典
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灼眼のシャナ&A/B用語大辞典
ja
2024-03-29T09:25:46+09:00
1711671946
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デカ盛り天国
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/467.html
【種別】
飲食店
【初出】
[[アニメ第2期]]
【解説】
[[アニメ第2期]]第4話に登場した、大盛りが売りの店。
ここで[[佐藤啓作>佐藤啓作(さとうけいさく)]]と[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]は、ラーメン早食い競争をした。なお、[[シャナ]]は大盛りパフェをお代わりしていた。
【コメント】
☆[[坂井貫太郎>坂井貫太郎(さかいかんたろう)]]の勇姿が見られるかと思ったが、見事にスルーしていた。アニメ版貫太郎はいいとこ無しだったな。
☆[[ラ・ルゥーカス]]や[[中山神社>中山神社(なかやまじんじゃ)]]のように、一度しか登場しなかったな。また、[[依田デパート>依田デパート(よだでぱーと)]]や[[御崎アトリウム・アーチ]]や[[大戸ファンシーパーク]]の方が重要だったな。
☆[[[宝石の一味]]]の[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]が立ち寄っていたら面白そうだったのにな。
2024-03-29T09:25:46+09:00
1711671946
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中山神社(なかやまじんじゃ)
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/315.html
【種別】
施設・地名
【初出】
公式ガイドブック『灼眼の[[シャナ]]ノ全テ』
【解説】
贄殿谷の近くにある神社。 大太刀型[[宝具]]『[[贄殿遮那>贄殿遮那(にえとののしゃな)]]』は、この近辺の贄殿谷で、戦国時代直前に作られたようだ。
【元ネタ】
岡山県北部(美作国)に実在する神社。707年に創祀された。美作国の一宮。現在の主祭神は鏡作神だが、時代と典拠によっては、大己貴神・吉備津彦命・天鏡命・金山彦命と諸説入り乱れている。『灼眼のシャナノ全テ』(メディアワークス)では、祭神は金山彦命=天目一箇神(“[[天目一個>天目一個(てんもくいっこ)]]”)であるとされている。
天目一箇神は鍛冶・冶工・採鑛の守護神、農耕・牛馬の守護神。
現在の社殿(国指定重要文化財)は、1533年に美作国へ侵攻した出雲の戦国大名・尼子晴久が、旧社殿を焼き払い、国内平定後、1559年に自らモニュメントとして再建したもので、出雲大社の「大社造」を基にした独特の「中山造」になっている。
後に美作国を領した森氏が、領内の神社の模範にこの社殿を選んだ為、美作国中に「中山造」の神社が建てられた。
【コメント】
☆[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。
☆[[876]]は、どういう経緯でこのマニアックな神社に目を付けたのだろうな。
☆やはり“天目一個”つながりだろうな。それ位しか考えられないしな。[[依田デパート>依田デパート(よだでぱーと)]]の方が面白かったな。
☆刀匠と相槌を打った“[[紅世の王]]”が誰か、公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われていたが、結局は最後まで明かされなかった。[[ガヴィダ]]だったのかな。
☆[[御崎アトリウム・アーチ]]や[[大戸ファンシーパーク]]や[[ラ・ルゥーカス]]や[[デカ盛り天国]]のように、二度と登場しなかったな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]や[[フワワ]]や[[ニヌルタ]]が立ち寄っていたら面白そうだったのにな。
2024-03-29T09:20:02+09:00
1711671602
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大戸ファンシーパーク
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/618.html
【種別】
施設
【初出】
IX巻
【解説】
[[御崎市>御崎市(みさきし)]]に隣接する大戸市にあるテーマパーク。元々は地方博覧会のパビリオンを移設した山上公園で、敷地面積はそれほど広くない。
簡単に潰せず維持費もかかる施設を有効活用するためにレジャー施設化した。
植物園や土器の博物館が本来の出し物だが、人気は他のアトラクションに集まっている。
IX巻にて[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]と[[吉田一美>吉田一美(よしだかずみ)]]がデートに行き、そこで『[[万条の仕手]]』[[ヴィルヘルミナ・カルメル]]の二度目の襲撃を受けた。
【コメント】
☆[[アニメ第2期]]では、[[池速人>池速人(いけはやと)]]が活躍しそこなった場所である。
☆[[依田デパート>依田デパート(よだでぱーと)]]や[[御崎アトリウム・アーチ]]より気楽な場所だったな。
☆[[中山神社>中山神社(なかやまじんじゃ)]]や[[ラ・ルゥーカス]]や[[デカ盛り天国]]のように一度しか登場しなかった。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の“[[祭礼の蛇]]”や『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』の[[シュドナイ]]が立ち寄っていたら面白そうだったのにな。
2024-03-29T09:17:34+09:00
1711671454
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御崎アトリウム・アーチ
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/92.html
【種別】
施設・地名
【初出】
II巻
【解説】
[[御崎市>御崎市(みさきし)]]駅のすぐ裏手に、最近竣工したばかりの高層ビル。
その内部に全層吹き抜けの半屋外空間(アトリウム)を大きく開けている。吹き抜けの上層には4本のアーチ(渡り廊下)がかかっており『御崎アトリウム・アーチ美術館』として様々な展示が行われていた。
最上階にはレストランや喫茶店があり、下層や美術館から上がってきた客を景観でもてなすという仕組みになっている。中層はホテルになっているようだ。
II巻での[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]と[[吉田一美>吉田一美(よしだかずみ)]]のデートや[[ラミー]]との出会いの場所であり、[[シャナ]]と[[マージョリー>マージョリー・ドー]]の[[フレイムヘイズ]]同士の戦いの舞台にもなった。
【由来・元ネタ】
さいたま市新都心の多目的ホール[[さいたまスーパーアリーナ>http://www.saitama-arena.co.jp/]]がモデル。2000年5月開館なので、シャナの時系列表とはずれが生じる(最低3年は、こちらの方が早い)。
なお、アトリウム(atrium)とは、古代ローマの中央玄関ホールに端を発し、現在の建築用語では中庭付き広間のことである。
シャナがアトリウム・アーチを見下ろしていた鉄塔は、[[NTTドコモさいたまビル>http://arch.cside.com/f-docomosaitama.html]]。
【コメント】
☆[[アニメ版]]で舞台の一つになり、[[トーチ]]であることに絶望していた坂井悠二をラミーが諭した場所でもあった。
☆[[ラ・ルゥーカス]]や[[大戸ファンシーパーク]]や[[デカ盛り天国]]と違って厳格さがあった。また、[[御崎アトリウム・アーチ]]や[[依田デパート>依田デパート(よだでぱーと)]]並に重要性はあった。[[中山神社>中山神社(なかやまじんじゃ)]]よりはましな扱いだった。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[ドゥーグ]]や[[[百鬼夜行]]]の[[ギュウキ]]が立ち寄っていたら面白そうだったのにな。
2024-03-29T09:14:29+09:00
1711671269
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依田デパート(よだでぱーと)
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/102.html
【種別】
施設・地名
【初出】
I巻
【解説】
[[御崎市>御崎市(みさきし)]]の[[御崎大橋]]の袂に、周囲から頭ひとつ抜いて、高くそびえる元デパート。
親会社が事業を撤退したため、地下街の一部となっている食品売り場を除き完全な廃屋となっていた。そこに“[[紅世の王]]”[[フリアグネ]]が『[[玻璃壇>玻璃壇(はりだん)]]』や『[[リシャッフル]]』など多くの[[宝具]]を持ち込み、アジトとして使っていた。
フリアグネ討滅後は、[[フレイムヘイズ]]『弔詞の詠み手』[[マージョリー>マージョリー・ドー]]が『玻璃壇』を発見し、戦闘のときなどに利用していた。
XVI巻で、“[[祭礼の蛇]]”[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]が[[吉田一美>吉田一美(よしだかずみ)]]を振った場所となった。
【[[アニメ版]]】
第一期(+[[劇場版]])では10回登場。但し、#6、#7及び劇場版では表記がSANOとなっていて、以外の回ではSOTOになっていた。よくあるポカか、何かのオマージュか、それとも・・・。
【由来・元ネタ】
さいたま市のそごう大宮店。親会社が一時撤退(?)みたいなのは実際にあったが、現在も営業中。
【コメント】
☆いかにも秘密基地って感じがしたな。
☆[[佐藤啓作>佐藤啓作(さとうけいさく)]]と[[田中栄太>田中栄太(たなかえいた)]]の戦闘時の隔離所だった場所であり、[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]と[[シャナ]]の素性を二人から完璧に隠すなど、[[御崎高校]]並みにいろんな意味で物語には欠かせない所であった。
☆ここの屋上は、[[シャナたん]]にとっての思い出の場所だった。
☆探せば、『[[リシャッフル]]』の他にもいろんな[[宝具]]がまだまだ出てきそうだったな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の[[アシズ]]や[[フワワ]]がこの場所に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆廃屋でも宝具のデパート。依田デパートは、廃屋になってもデパートの本性を忘れなかった。
☆[[御崎アトリウム・アーチ]]や[[大戸ファンシーパーク]]や[[デカ盛り天国]]や[[中山神社>中山神社(なかやまじんじゃ)]]より重要な場所だったな。
☆廃デパートが秘密基地ってのは、もしかしたら庵野秀明監督の実写作品『式日』にインスパイアされてるかもな。[[876]]がな。
☆[[ブロッケン要塞]]や[[アンドレイ要塞]]と、どれが重要だったのかな。
2024-03-29T09:05:30+09:00
1711670730
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オストローデ
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/222.html
【種別】
地名
【初出】
I巻(名称はX巻)
【解説】
中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』の始まりとして知られるドイツの都市。平野にあり、守るに難い地勢であったようだ。
大量に[[トーチ]]が作成されたことがきっかけとなって、[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]と[[フレイムヘイズ]]、さらに敵対する別の“[[王>紅世の王]]”の組織の三つ巴の戦いの舞台となり、最後は“[[棺の織手]]”[[アシズ]]が仕掛けた[[自在法]]『[[都喰らい]]』により消滅した。
存在そのものが丸ごと喰われたので、一般の人間の間には、公式な記録はないと思われる。しかし、“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”関係者の間では著名で、後に彼らから『[[闘争の渦]]』と呼ばれた地の一つとなった。
【由来・元ネタ】
元ネタは、ドイツのオステローデ・アム・ハルツ市(Osterode am Harz)だと思われる。現在の人口は24,000人ほど。同名の郡(Landkreis)の郡庁所在都市。
ドイツ北西部ニーダーザクセン州ハルツ(Harz)地方の南東部の端にある(結果として、ドイツ中央部に近くなる)。ハルツ地方は神話伝説が豊富な地方で、あの[[ブロッケン山>ブロッケン要塞]]はこの地方の最高峰である。
【コメント】
☆[[劇場版]]では、回想の中で登場した。
☆[[御崎市>御崎市(みさきし)]]とは、『[[都喰らい]]』と『闘争の渦』と言う言葉で繋がった。
☆まごう事なき「地図から消えた町」だった。
☆都市がまるごと存在を失い、人々の認識から外れているので、実在のオストローデとは無関係である。
☆現実の都市は、ドイツ語読みでオス「テ」ローデなので、やはり無関係だろうな。
☆[[ゾフィー・サバリッシュ]]や[[アレックス]]や[[ドゥニ]]や『[[儀装の駆り手]]』[[カムシン]]や[[ザムエル・デマンティウス]]や『[[理法の裁ち手]]』[[ヤマベ]]や『[[極光の射手]]』[[カール・ベルワルド]]がこの地で戦ったのかな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]や[[[百鬼夜行]]]がこの都市に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『[[しんでれらのしゃな]]』には登場しなかった。
☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』にも登場しなかった。
☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』にも登場しなかった。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』にも登場しなかった。
2024-03-28T09:56:50+09:00
1711587410
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都喰らい
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/204.html
【種別】
現象
【初出】
I巻
【解説】
卓越した[[自在師]]である“[[棺の織手]]”[[アシズ]]が編み出した、喰らうに値しない『物』の“[[存在の力]]”を喰らえるように変換する際に発生する、大規模な現象。
[[自在法]]『[[鍵の糸]]』を多数の[[トーチ]]に仕掛けて一斉に連鎖崩壊させることで発生する。『都喰らい』は正確には自在法ではなく、『鍵の糸』を起動させた結果の現象のことである。
本来なら“[[紅世の徒]]”は『近しい存在』である人間以外の“存在の力”を吸収しても逆に自分が薄まり弱ってしまうが、この自在法を用いることで本来“徒”が吸収するに値しない『物』の“存在の力”すら、“徒”の力となる高純度の“存在の力”に変換することができた。
ただし、莫大な“存在の力”を生んでも、吸収したり統御したりできるかは個人の力量次第である。
原理及び手順は次の通り。
・故人の周囲との繋がりを一時的に保つことで『[[世界の歪み]]』を一時的に緩和する[[トーチ]]を一定地域に大量に配置する。
・それを何らかの方法で一挙に消し去ることで瞬間的に多数の矛盾を生み出して、その地域の人や物を巻き込む巨大な歪みを作り出す。
・その大きな歪みをトーチの分解などで触発、周囲一帯ごと“存在の力”に変換する。
[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の首領アシズはこれによって、[[オストローデ]]市を都一つ丸ごと“存在の力”に変換し、その力を吸収して自在に使いこなすことで自身を強大な存在とした。
数百年後、現代にて“狩人”[[フリアグネ]]が[[御崎市>御崎市(みさきし)]]でこの現象の再現を目論むも、[[フレイムヘイズ]]『炎髪灼眼の討ち手』[[シャナ]]と[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]によって阻止された。
【補足】
アシズとフリアグネの『都喰らい』の差異比較
アシズの『都喰らい』
・対象となった街 オストローデ
・仕掛け 自在法『鍵の糸』
・方法
手順1 住民を喰らいトーチを作る。
手順2 全てのトーチに『鍵の糸』を仕掛ける。
手順3 トーチの総数が人口の1割に達した辺りで、トーチに仕掛けた『鍵の糸』を一斉に発動させる。
手順4 全てのトーチは元の“存在の力”に分解され、繋がりを失って矛盾だらけになる。大きな歪みの発生。
手順5 大きな歪みはトーチの分解に触発され、都市全てが高純度の“存在の力”に変換される。
フリアグネの『都喰らい』
・対象となった街 御崎市
・仕掛け [[宝具]]『[[ダンスパーティー]]』とその爆破のための鼓動
・方法
手順1 住民を喰らいトーチを作る。
手順2 全てのトーチに『ダンスパーティー』の爆破の鼓動を仕掛ける。
手順3 トーチの総数がある一定数に達した辺りで、トーチに仕掛けた爆破の鼓動を発動させる。
手順4 全てのトーチは爆発と共に消失、繋がりを失って矛盾だらけになる。大きな歪みの発生。
手順5 大きな歪みはトーチの爆発に触発され、御崎市全てが高純度の“存在の力”に変換される。
・フリアグネの方法では、トーチが人口の一割にはほど遠い数でも可能なことが利点だった。
これにより、『都喰らい』の準備がほとんど完了し、後はトーチを一斉爆破させるだけで発動可能だったことは、悠二が『ダンスパーティー』の音色の違和感と洞察力から推理するまでは全く気付かれていなかった。
【[[アニメ版]]】
『ダンスパーティー』で起動するところやトーチに仕掛けを施すところは同じだが、何故か終盤になると御崎市に巨大な[[自在式]]が出現したりと、よくわからない方向に改変されていた。
【コメント】
☆[[劇場版]]では、回想の中で発動した。
☆[[アニメオリジナル>アニメ版]]での『[[渾の聖廟>渾の聖廟(こんのせいびょう)]]』による“[[存在の泉]]”の方が、莫大な“存在の力”を得られたんだろうな。
☆現代日本の首都圏近郊にある御崎市での『都喰らい』は、オストローデに比べてトーチの人口比は少なくて済むのだろうが、トーチの絶対数ではオストローデよりも多くなるように思える。また、通勤・通学などで、トーチが大量に移動することも考慮しなければならなかっただろうな。
☆フリアグネの手順で通勤通学の影響を避けようとするならば、平日の決まった時間にトーチ作成を行うのが無難だったろうな。下校中の悠二(のトーチ)が襲われた時間を考えれば、人の移動が多い時間帯に設定されていた気がするがな。
☆制御出来るかは兎も角、体デカいんだから[[サブラク]]とか頑張って『都喰らい』出来なかったのかな?
☆↑司令塔たる頭は一人分の視野しか持たないから、無理っぽいけどな。
☆サブラクは、司令塔の近くじゃなくても人を食えるみたいな描写あったから(御崎市戦か『[[詣道]]』戦)、場合によっては可能かもしれないな。ただ、起爆ができないだろうからそこは微妙。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]が企んでもおかしくはなかったな。
☆[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[ドゥーグ]]や[[ハリー・スミス]]や[[[マカベアの兄弟]]]の[[ダーイン]]や[[カルン]]や[[[轍>轍(ラット)]]]がこの現象に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆↑5広範囲に浸透してるサブラクが都喰らいなんてやったら、自分自身の浸透範囲を崩壊させて存在の力に変換することになる。自らの立つ足場を崩して奈落に堕ちるようなもの。下手しなくても自分も巻き込まれる。
2024-03-28T09:52:56+09:00
1711587176
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鍵の糸
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/279.html
【種別】
[[自在法]]
【初出】
I巻
【解説】
数百年前の中世に[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の首領“[[棺の織手]]”[[アシズ]]が、自在法『[[都喰らい]]』の布石として、[[オストローデ]]市の[[トーチ]]たちに仕掛けた自在法。仕掛けた[[自在師]]の指示ひとつで、代替物の形骸を失って分解し、元の“[[存在の力]]”に戻った。
後に、現代にて“狩人”[[フリアグネ]]が、これに近い仕掛け(ハンドベル型[[宝具]]『[[ダンスパーティー]]』によるトーチの一斉爆破)を使って[[御崎市>御崎市(みさきし)]]で『都喰らい』の再現を目論んだが、[[フレイムヘイズ]]『炎髪灼眼の討ち手』[[シャナ]]と[[坂井悠二>坂井悠二(さかいゆうじ)]]によって阻止された。
【コメント】
☆[[アニメシリーズ>アニメ版]]には未登場。
☆[[ティリエル]]の『[[揺りかごの園>揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)]]』以上に広範囲に仕掛けたんだろうな。
☆[[フレイムヘイズ]]たちの目を逃れて細工を施すのは、さぞ大変だっただろうな。
☆糸といえば、他に『[[鬼功の繰り手]]』[[サーレ]]の[[糸繰り能力>特殊能力]]が、鍵といえば[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』[[ベルペオル]]の『[[非常手段>非常手段(ゴルディアン・ノット)]]』があった。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]がこの自在法に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆『[[天道宮]]』や『[[星黎殿]]』や[[大戸ファンシーパーク]]や[[御崎アトリウム・アーチ]]にも使用していたら面白そうだったのにな。
2024-03-28T09:51:09+09:00
1711587069
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アシズ
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/174.html
【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[通称]]
【初出】
I巻(真名のみ。通称はX巻)
【解説】
“[[紅世の王]]”。[[真名>真名(まな)]]は“[[棺の織手]]”(ひつぎのおりて)。[[炎]]の色は青。
[[顕現]]時は、巨大で優雅な翼と細くも逞しい体躯を持ち、仮面を付けた青い天使の姿をとる。髪は羽根のように広がり、二本の角が鋭く突き出る。声は、重い壮年の男のもの。翼は、外伝漫画『[[ES>Eternal song ‐遙かなる歌‐]]』の描写では、正面からは四枚と見えるが、腰の後ろにもう一対あり、合わせて六枚である。
中世最大級の“徒”の集団[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]で、首領の座にあった。
優れた[[自在師]]でもあり、[[鍵の糸]]で[[自在法]]『[[都喰らい]]』を行って大量の“[[存在の力]]”を得る事に成功し、さらにその莫大な力を自在に使いこなす、当時の乱獲者達の中では最強の“紅世の王”。
“徒”が史上最も溢れていた中世の欧州において、九人の強大なる“紅世の王”『[[九垓天秤]]』を従え、万単位の“徒”を有する戦闘集団[とむらいの鐘]を組織した、世界のバランスに対する最大の敵。
かつては二つの世界のバランスを守るという使命に燃え、[[フレイムヘイズ]]のシステムが完成した最初期にこの世に渡り来て人間と契約し、契約者の『棺の織手』[[ティス]]と共に最古のフレイムヘイズたちを率いて“徒”の集団を数多覆滅するなど、かなりの戦果を挙げ英雄となった。ティスと契約していた当時は、頭に嵌める金の輪型の[[神器]]“[[無銘の金環]]”に意思を表出させていた。
太古の『[[大縛鎖]]』をめぐる“[[祭礼の蛇]]”[[伏羲]]との[[神]]殺しの戦いでは、ティスと共にフレイムヘイズ側として参戦しており、儀式に招かれていた[[イルヤンカ]]たちと戦ったようだ。
しかし、その後ティスが人間の裏切りによって突然の死に至った際に、彼女の自分に対する想いの丈と、自分も彼女に対して強い愛情を持っていたことに気付いた。
彼女の喪失を恐れて自在法『[[清なる棺]]』で[[器]]の崩壊を防ぎ、同時に周囲の人間を喰らって“存在の力”を確保、ティスの存在という「この世でただ一つ、心通じた場所」を基点に、神威召喚の手法を応用して自らをその場に再召喚し、顕現。世界のバランスを守る使命から離反し、この世のバランスを乱す存在となる(再召喚の代償として、彼は“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”との繋がりを絶ち、“紅世”に帰る手段を失っている)。
以降、彼は自らの契約者の[[称号]]であり、彼女と一つになっていた時の名である“棺の織手”を真名として名乗ることになる。
すなわち“棺の織手”は自称であり、“紅世”における彼の本当の真名は“[[冥奥の環]]”(めいおうのかん)。この真名は組織内では「捨て名」として扱われ、呼ばれることを好まなかった。
ティスを失ったことを受け入れず、かつての仲間全てを敵に回してでも再び彼女と共に生きることを望んだ彼は、ティスを生き返らせる術を探してフレイムヘイズと敵対しながら世界を巡り、その過程で九人の強大なる“紅世の王”『九垓天秤』を従え、[とむらいの鐘]を組織するに至る。
それでもティスを蘇らせることは叶えられなかったが、分解と定着の[[自在式]]が刻まれた『[[大命詩篇]]』を手に入れたことで、彼女が最後に望んだ願い、ティスと自分の子供『[[両界の嗣子]]』という新たな存在を生み出すことを願い、『[[壮挙]]』と名づけてその達成を目指し、動き出す。
秘法『都喰らい』で[[オストローデ]]市を丸ごと喰らって莫大な“存在の力”を確保し、[[宝具]]『[[小夜啼鳥>小夜啼鳥(ナハティガル)]]』をも手に入れ、『壮挙』達成まであと僅かというところまでこぎつけるも、『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』の最終決戦において、『炎髪灼眼の討ち手』[[マティルダ・サントメール]]の『[[天破壌砕]]』によって天罰神として顕現した[[アラストール]]に討ち滅ぼされた。
ティスが彼を慕い、『九垓天秤』の面々を含めた荒くれ者揃いの[とむらいの鐘]が彼の元に集ったのは、物質的にも心情的にも何も切り捨てられず抱え込む彼の優しさからであった。良くも悪くもその場の感情で動くが、強大な存在である彼が見せる優しさ哀しさは、存在の乱獲者として活動するようになっても変わらなかった。
“棺の織手”の名は自称であるが、堅物のアラストールでさえも最終的には、彼のティスに対して全てを掛けた想いと生き方の証である“棺の織手”を、彼の真名と認めた。
参照
→[[棺の織手]]
【由来・元ネタ】
ユダヤ・キリスト教に名を残す堕天使の一人アザゼル(Azazel)の前身で、カナーンの一帯で崇拝された砂漠の太陽神アシズ(Asiz)と思われる。
アザゼルの名は「強者の神」「遠くへ去る者」を意味し、人間の女と交わったことで堕天した200人の天使グリゴリの長とされる。
「冥」には光が無くて暗い、死後の世界といった意味もあるが、死後の世界に関しては“紅世の徒”には似合わない意味であり、この場合の冥は人間にはわからない神仏の働きを意味するだろう。
「奥」とは奥義などと言うとおり、奥深くて解かり難い、隠れたといった意味がある。
そして「環」は輪の形をした玉、または輪の形をしたものを表すのだが、輪とは無限や不滅を意味し、その輪は環であり神聖な宝輪である。
また円であることは完全を意味する。
これらのことを総合して真名全体の意味を考えると「知り難き神聖な力を持つ完全なる宝輪」という意味だと思われる。
完全・不滅を対象に与える閉鎖空間『清なる棺』を使い、自身も人間には知り難き力である自在法を得意とするアシズの本質を表した真名だと思われる。
また彼の顕現の姿は天使であり、天使は輪(ハイロゥ)を持つといわれる。
【コメント】
☆当時の最強の乱獲者の“王”として、[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”と並んで語り継がれている。またXXI巻で“[[探耽求究>ダンタリオン]]”や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]と同様、世界の構造を弄りバランスを左右する暴挙に出た者として語られた。
☆番外編『[[かぐやひめのしゃな]]』では、10話の猿蟹合戦で蟹の一団の首領として登場している。
☆番外編『[[おじょうさまのしゃな]]』では、トーテングロ家の当主としてティスと晴れて夫婦として登場した。
☆番外編『[[さんじゅうしのしゃな]]』では、序幕で観客の一人として登場している。
☆[[アニメ第3期]]では、アラストールの回想の中でティスと共に姿だけ登場した。
☆“紅世”真正の[[神]]に対する位置づけは、「大魔法使い」とのことだった。実際に力を振るう場面を見たかった。
☆当時最強の“王”ということは、『[[三柱臣>三柱臣(トリニティ)]]』[[シュドナイ]]とも互角以上に戦えたのだろうか?
☆↑個人的には、『[[都喰らい]]』後なら[[シュドナイ]]より強いと思ってる。『[[都喰らい]]』前ならさすがに[[シュドナイ]]の方が強いかもだけどな。
☆俺はシュドナイ派だなあ。両方がお互いを知らないなら運の要素が強いし、片方知ってるならそっち有利だろうけど、お互い知ってて対策打ってタイマンの場合やっぱ“千変”が勝ちそうに思える。アシズは自在師らしいから、状況にも寄るんだろうけどな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆シュドナイ派の方が多そうだな。作中での無双ぶりがその印象に拍車をかけてる。対照的に、アシズ様は勝負にすらならず潰されてるし……戦った相手が悪すぎたんや。
☆都喰らいの力は有限とは言え莫大だし、素の力も自在師としても相当なはずだから原作最終戦のマージョリーより弱いとは思えない。だからシュドナイとも互角以上だと思う。
2024-03-28T09:48:15+09:00
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冥奥の環
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/539.html
【種別】
“[[紅世の徒]]”、[[真名>真名(まな)]]
【初出】
X巻
【解説】
[[[とむらいの鐘>とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]]]の首領で、強大な“[[紅世の王]]”である“[[棺の織手]]”[[アシズ]]の捨て名であり、本来の真名。[[フレイムヘイズ]]『棺の織手』[[ティス]]と契約していた頃は、この真名を名乗っており、[[神器]]“[[無銘の金環]]”に意志を表出させていたが、契約者ティスの死とともにこの真名を捨て、ティスと一体だった頃の称号である“棺の織手”を自らの真名として名乗るようになった。
中世の『[[大戦>大戦(おおいくさ)]]』の頃には、フレイムヘイズや“[[徒>紅世の徒]]”たちはアシズをこの捨て名で呼ぶことはほとんど無く、呼んでいたのは[[ガヴィダ]]や[[天罰神>神]]“天壌の劫火”[[アラストール]]だけであり、『[[天道宮]]』の奥でガヴィダと相対した『[[九垓天秤]]』隠密頭[[チェルノボーグ]]は、ガヴィダがアシズをこの捨て名で呼んだことに憤りを感じていた。
【コメント】
☆自らを再召喚した時に“[[紅世>紅世(ぐぜ)]]”との繋がりが切れたから、“紅世”での真名“冥奥の環”を使うのは当人等の感情を抜きにしても、適当ではなかっただろうな。
☆再召喚の[[自在法]]で繋がりが切れようと、“紅世”生まれで“紅世”の存在なんだから、「“紅世”ではこういう名前です」を表す「真名」は変わらなかっただろう。この世で名付けられた名前を流用したら、それは正式な「真名」ではない別の何かだな。
☆↑別の何か=[[あだ名]]ではないだろうか。代表格は、当然として[[ダンタリオン]]の[[教授]]。もしくは、“[[螺旋の風琴]]”が用いていた[[偽名>ラミー]]かな。
☆[[創造神>神]]“[[祭礼の蛇]]”[[伏羲]]や“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]の方が格好良かったかな。
☆[[[巌楹院>巌楹院(ミナック)]]]の[[ゴグマゴーグ]]や[[[百鬼夜行]]]の[[ギュウキ]]や[[パラ]]や[[ゼミナ]]や[[セムルヴ]]や[[[宝石の一味]]]の“[[瓊樹の万葉]]”[[コヨーテ]]や[[フックス]]や[[トンサーイ]]や[[イナンナ]]や[[[革正団>革正団(レボルシオン)]]]の[[サラカエル]]や[[ドゥーグ]]や[[ハリー・スミス]]や[[[仮装舞踏会>仮装舞踏会(バル・マスケ)]]]の[[フェコルー]]とも、この真名を名乗っていた頃に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆[[アニメ第3期]]ではこの真名は語られなかった。
2024-03-28T09:40:57+09:00
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