【初出】
外伝『アンフィシアター』
【解説】
[
轍]の“頒叉咬”
ケレブスが使用する自在法。本来は一定の法則に従って
自在式を組み上げるだけの力で、せいぜい自在法の効率化程度にしか使えない力である。
しかし、外伝『アンフィシアター』では携帯電話や無線を介して無数の『ストマキオン』の断片を新世界『
無何有鏡』の伴添町に分配した上に、無数の『
狭間渡りの術』と
我学の結晶『
伝令の短剣』から抽出した「転移の出口」となる誘導の自在法を掛け合わせることで『
神門』の模造品を作り出し、
両界の狭間に追い遣られた
ダンタリオン教授を新世界へ迎え入れようとしたが、
シャナと
坂井悠二によって阻止された。
【由来・元ネタ】
古代ギリシアのアルキメデスの時代に一世を風靡したパズル「ストマキオン(Stomachion)」から。原義は「腹痛」だが、お腹が痛くなるほど難しいパズルという言葉遊びで名付けられた。パズルとしてのストマキオンは、14片を並べ換えて正方形にするタングラム(知恵の板)を言う。
アニメ版二期のED『Sociometory』には「タングラム」の単語が使われているが、これは偶然だろうか?
最終更新:2023年12月18日 09:04