【種別】

【初出】
X巻

【歌詞】
新しい 熱い歌を 私は作ろう
風が吹き 雨が降り 霜が降りる その前に
我が恋人は 私を試す
私が彼を どんなに愛しているか
どんな諍いの種を 蒔こうとも無駄
私は この絆を 解きはしない
かえって私は 恋人に全てを与え 全てを委ねる
そう 彼のものとなっても構わない
酔っているなぞとは 思い給うな
私が あの美しいを 愛しているからといって
私は 彼なしには 生きられない
彼の愛の傍にいて それほど私は 満たされている

【解説】
元は先代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールが、中世にアキテーヌの伊達男に言い寄られた際に教えてもらった歌。
それを、彼女が中世の『大戦』最終決戦で神威召喚天破壌砕”を発動した時にアラストールへの想いを込めて歌詞を替えたものだった。
X巻のプロローグで、フレイムヘイズ万条の仕手ヴィルヘルミナ・カルメルを通してシャナに伝えられた。
最終巻の終盤で、思いが通じ合ったシャナと坂井悠二が『天梯』を通って新世界『無何有鏡』へ旅立った際にシャナが歌った。

アラストールはこの歌を教わった時、マティルダが言い寄られていたことに激しく動揺していたためタイトルを覚えておらず、シャナが教わった後で「あのような題名だったのか」と口にし、ヴィルヘルミナとティアマトーから揃って「動揺しすぎ」「狼狽無様」と馬鹿にされていた。

【由来・元ネタ】
最古のトルバドゥール(吟遊詩人)といわれるアキテーヌ公ギョーム九世が作詞作曲した恋愛歌が元ネタ。
原文 ttp://www.trobar.org/troubadours/coms_de_peiteu/guilhen_de_peiteu_08.php
日本語訳 ttp://www.eonet.ne.jp/~radical/greensleeves4.htm

【コメント】
☆数百年の昔、マティルダが伊達男(アキテーヌ公ギョーム九世?)に言い寄られた際に教えて貰った歌であった。
☆歌詞は、マティルダ・サントメールがアラストールへの秘めた思いを込めて改変した。
☆X巻で、ヴィルヘルミナシャナに教えた。
☆ちなみに、歌詞はオック語である。シャナと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルは、相当数の外国語を喋れるようである。
フレイムヘイズは何百年もの間、世界中の各地に行っている者が多いので、外国語は全てのフレイムヘイズが話せるのではないか?
自在法達意の言』があるから、それで日本語に訳したのではないか。
☆元歌では、「それほど わたしは飢えている」となっていた。
吉田一美緒方真竹藤田晴美中村公子大上準子ティリエルヒルデガルドアルマや二代目『極光の射手キアラ・トスカナや『棺の織手ティスや[とむらいの鐘]の『九垓天秤』隠密頭チェルノボーグや[仮装舞踏会]の捜索猟兵レライエや[宝石の一味]のイナンナや[とむらいの鐘]の自在師アルラウネにも、歌ってほしかったな。
フレイムヘイズ輝爍の撒き手レベッカ・リードセシリア・ロドリーゴや『三柱臣』巫女ヘカテーは歌いそうもないな。
☆この歌になぞられて、シャナも[仮装舞踏会]側になったりはせず、XVIII巻で自由の身になった。
☆[革正団]の連中が歌ってそうな歌だったな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の『九垓天秤フワワニヌルタソカルモレクチェルノボーグウルリクムミジャリや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[仮装舞踏会]の盟主創造神祭礼の蛇伏羲や『三柱臣』のベルペオルシュドナイヘカテー禁衛員フェコループルソンウィネや[マカベアの兄弟]のダーインカルンや[]のケレブスギータや[狂気の城]や『色盗人』のバロメッツや、ウコバクアナベルグカシャニティカオオナムチメアが鼻で笑いそうだな。
☆[百鬼夜行]や[宝石の一味]は、ある程度理解を示しそうだな。
アニメ第3期では歌われなかった。
☆歌といえば、“螺旋の風琴リャナンシーが囚われていた宝具小夜啼鳥』と[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリム自在法熒燎原』を連想させたな。

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最終更新:2024年03月01日 01:27