【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』

【解説】
紅世の王”。真名は“至知の月輪”(しちのげつりん)。の色は茶色。意思を表出させている神器は、枷型の“タスラム”。
『擒拿の捕り手』オルメスと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えている。

【元ネタ考察】
ケルト伝説・伝承に登場する魔女、あるいは月の女神とも冥界の女神ともされるケリドウェン(Cer(r)idwen)。魔力を有する大釜を所持しており、世界最高の「知恵」「霊感」「学問」を得られる魔法薬を作ることが出来る。
また、大釜で煮ていた魔法薬を舐めて逃げた小人を、猟犬やカワウソや鷹と次々に変身して追いかけたという逸話がある。
「至知」とはこの上なく優れた知恵やそれを持つもののこと。真名全体で「至上の知恵を持つ満月」という意味だと思われる。月の女神を通称とする“王”らしい真名である。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
バラルルグブリギッドノートとは仲良かったのかな。
☆月の女神繋がりで[仮装舞踏会]の『三柱臣』の巫女ヘカテーと交戦したら面白そうだったのにな。
☆小人を追いかけたエピソードは、『擒拿の捕り手』オルメスのイメージと繋がるところがあった。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナセムルヴや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤モレクフワワニヌルタソカルウルリクムミチェルノボーグジャリや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[革正団]のサラカエルドゥーグとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第4幕で離宮の兵の一人として登場している。

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最終更新:2023年09月19日 06:20