【種別】
宝具

【初出】
VIII巻(名称や機能は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』)

【解説】
仮装舞踏会]の禁衛員“嵐蹄”フェコルーが腰に下げていた湾曲刀型の宝具。操作は目分量で行う。
その能力は「空間を越えて斬撃を放つ」という凄まじいものだが、この宝具をフェコルーが抜いたことは数度しかなかったようだ。

【由来・元ネタ】
「オレイカルコス(Oreikhalkos)」は、古代ギリシア・ローマの文献にしばしば登場する伝説の金属。オリハルコンとも呼ばれる。
ギリシア語で「オレイ」が山で「カルコス」が銅なので、直訳は「山の銅」となる。

【コメント】
アニメ第2期アニメ第3期では使用されなかった。
☆フェコルーが“天目一個”に襲われた時に、とっさに自在法マグネシア』でなくこの剣で受け止めることを選んでいれば、致命傷は避けられたのではないだろうか。本人も含めて、「フェコルー=『マグネシア』」という固定観念が強すぎたのかもしれないな。
☆『マグネシア』の内側から、外側の敵を一方的に攻撃できる反則気味な宝具だ。しかし大抵の相手は『マグネシア』でどうにでもなる以上、ほぼ出番は無かった。この剣を抜くとしたら、『大地の四神』の一人センターヒルの『トラロカン』のような自在法を打ち消してくる相手かもな。
フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』シャナの『贄殿遮那』やフリアグネの『ラハット』やソラト坂井悠二の『吸血鬼』との鍔迫り合いが見たかったな。
☆『オレイカルコス』は明らかに遠距離攻撃用だろ。鍔迫り合いに持ち込まれるようなのは、使い方を間違ってる。
☆『マグネシア』の内側から攻撃できるということは、逆説敵に使われると『マグネシア』が防壁の意味を為さなくなるという事でもある。フェコルーはこの宝具を、自身で使うためではなく、他人に使わせないために所持していたのではないだろうか。
☆『棺の織手ティスノースエアや『儀装の駆り手カムシンザムエル・デマンティウスゾフィー・サバリッシュ相手に使用していたら面白そうだったのにな。
☆[とむらいの鐘]の『左翼イルヤンカの『幕瘴壁』や『九垓天秤ソカルの『碑堅陣』やダン・ロジャースの『プレスキット』とも対決していたら面白そうだったのにな。
☆番外編『かぐやひめのしゃな』には登場しなかった。
☆番外編『おじょうさまのしゃな』にも登場しなかった。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』にも登場しなかった。

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最終更新:2023年10月19日 00:13