【種別】
紅世の徒”、通称

【初出】
公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』

【解説】
紅世の王”。真名は“祛邪の刻屈”(きょじゃのこっくつ)。の色は今様色。独鈷杵型の神器身口意”に意思を表出させていた。
理法の裁ち手ヤマベと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。

中世の『大戦』終結から1930年代までの間に、ヤマベが宿敵であったオオナムチに敗れて戦死したことで、“紅世”へ帰還したと思われる。

【由来・元ネタ】
日本神話の山神「大山咋神(おおやまくいのかみ)」。名は、山に杭を打ち、広大な山地の所有者であるという意味である。比叡山延暦寺の地主神で、密教とも関連が深い。日吉神社が祀る神である。猿を神使とし、現世利益を謳う。
「祛」とは取り除くことの意味である。「刻屈」は中国語で屈筋を意味する。真名全体では「邪悪を取り除く力強い屈筋」という意味だと思われる。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で名称が判明した。
アラストールタケミカヅチベヘモットセンティアジルニトラガルーハーゲンティとは、面識があったんだろうな。
☆真名の「刻屈」について、要検討だな。
☆今様色とは「今時の流行の色」という意味だが、流行ったのは平安時代である。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタウルリクムミソカルジャリチェルノボーグモレクや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[仮装舞踏会]の盟主創造神祭礼の蛇伏羲や『三柱臣』のベルペオルシュドナイヘカテーオルゴンや[マカベアの兄弟]のダーインカルンとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、終幕でイナンナと共に杯を捧げている。

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最終更新:2023年12月08日 19:30