【種別】
自在法

【初出】
XXI巻(名称は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』)

【解説】
フレイムヘイズ『星河の喚び手』イーストエッジの自在法。
一定の空間内の光を凝縮、着弾すると爆砕する青磁色の星々を生み出し放つ。光の圧縮された空間は暗闇に星が無数浮かぶ満天の星空となり、星の一つ一つが高い攻撃力を持つ。その破壊力は『大地の四神』の中でも屈指である。
この星に打たれて死んだ“紅世の徒”はその固有の色の火の粉となって散るのではなく、その“存在の力”が尽きるまで青磁色のに変換・還元されて強制的に燃やされる。

星の一つ一つは[仮装舞踏会]の一般兵程度でも、あらかじめ自在法で頭上への全力防御に徹すれば星を防げないわけではなく、巡回士リベザルほどの防御力があれば素で耐えることも可能ではある。
しかし、同時に無数作り出す上、光を操る能力であるため、光を圧縮する空間は上空とは限らず、地上付近の半径数百メートルに“徒”の下半身を巻き込む形で星空を形成することも可能であり、さらには一直線に落とすだけでなく、イーストエッジを中心に銀河の如く渦巻きながら上空に舞い上げることも可能とする。
自分の周囲にリング上に展開し格闘戦の補助として使うことや、複数の星を凝縮して威力を高める、星空に紛れる間に短距離を移動することも可能など、破壊力だけでなく応用性も有する能力。

劇中では上空の広範囲の光を圧縮、流星群として地上に降らすことで、たった一撃で一瞬にして御崎市東部のビル街に建ち並ぶ多数の建物の上半分を消し飛ばした。さらには、その後の戦闘でビル街を単なる瓦礫の山へと変えてしまった。

【コメント】
アニメ第3期で登場・使用された。
☆光系統の攻撃系自在法は他に[仮装舞踏会]の『三柱臣』の巫女ヘカテーの『』と[とむらいの鐘]の『右翼メリヒムの『虹天剣』と初代『極光の射手カール・ベルワルドと二代目『極光の射手』キアラ・トスカナの『グリペンの咆』『ドラケンの哮』があった。
☆神話のケツァルコアトル神に夜の属性は無いため、元ネタが不明瞭な自在法(どちらかというとテスカトリポカの方が夜属性持ちである)。太陽信仰のアステカでは夜属性持ちはそう多くなく、強いていえば朝や昼や太陽と戦い続けたという夜の魔神ツィツィミトルが有名である(ケツァルコアトルとも敵対関係ではあるが因縁がある)。
☆ケツァルコアトル神は、自らを火刑に処した後に金星になったという神話もあるので、そこから発想を膨らませたのかもしれないな。
☆確かにセンターヒルの『トラロカン』より強力だった。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルウルリクムミモレクジャリチェルノボーグや『両翼』のメリヒムイルヤンカや[百鬼夜行]のギュウキパラ相手にも使用してほしかったな。

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最終更新:2024年01月05日 18:36