【初出】
公式ガイドブック完結編『灼眼の
シャナノ全テ 完』
【解説】
真名は“賢哲の鑑”(けんてつのかがみ)。
炎の色は生成色。盾型の
神器“
丹陽”に意思を表出させていた。
『精微の解き手』
笵勲と契約し、
フレイムヘイズとしての力を与えていた“
紅世の王”。
上海会戦で笵勲が戦死したことで、“
紅世”へ帰還したようだ。
【由来・元ネタ】
「白澤(はくたく)」は、中国の神話伝承における聖獣。有角で白い姿の獣であったようだ。鳥山石燕以降は、頭部に三ツ目を、身体に三ツ目が二組の九眼とされるようになった。万物に精通し、徳治が行われている時に姿を現す、瑞獣の一種である。
「賢哲」とは、賢く物の道理に通じていること、またそういう賢者や哲人のことであり、「鑑」は手本とすべきもののことである。真名全体では、「賢明な人々が手本とするべき存在」という意味だと思われる。通称とよく親和した真名である。
最終更新:2024年02月25日 02:23