【種別】
紅世の徒”、真名

【初出】
公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』

【解説】
真名の読みは「こうやのたずな」。の色は若草色。
『玉紋の騎手』ナムと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた女性の“紅世の王”。通称は名乗らず、名称も名付けなかった手綱型の神器に意思を表出させていたようだ。
殺しの戦い』にも、ナムと共に参加していた古い“王”の一人。ナムはイルヤンカとの交戦で戦死したが、その瞬間に創造神祭礼の蛇伏羲両界の狭間に飲み込まれ、契約者ナムの意思総体もその余波に巻き込まれて、両界の狭間に引き込まれた。その後、空っぽになったナムの体を神器の手綱で完全に覆って、“曠野の手綱”自身がナムの体を操って「ナム」として活動していた。

その後は中央アジアの外界宿故崖窟]を運営していたが、本編開始直前、サブラクの襲撃によってナムの体と神器が破壊されたことで、“紅世”へ帰還した。

新世界『無何有鏡』が創造された後、新世界へ渡り来てから数年後の外伝『ローカス』では秩序派の“王”の一人として活動している。
豪華客船『ロード・オブ・ザ・シーズ』号における『両界の嗣子ユストゥスのお披露目の式典に出席していたが、[故崖窟]にいた頃と同様にラウンジフロアのバーカウンターで忙しそうに働いていた。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
☆「荒野の手綱」と誤記される事がある。原作の『ローカス』でも誤記されていた。
ベヘモットタケミカヅチウァラクウィツィロポチトリや“冥奥の環アシズシャフレワル相柳とは、面識があったのだろうな。
☆[百鬼夜行]や『約束の二人』ともナムとして親しくしていたから、世話好きな性格のようだ。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルモレクチェルノボーグウルリクムミや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテフックストンサーイイナンナや[革正団]のサラカエルドゥーグハリー・スミスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆“嚝野の手綱”も新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の一人として活動している。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、終幕で観客の一人として登場している。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月01日 09:35