【種別】
宝具

【初出】
I巻

【解説】
“狩人”フリアグネが所持していた、コイン型宝具。『武器殺し』の異名を持つ。
一見普通のコインと何も変わらないが、弾かれるとその飛ぶ軌道上に幾つもの残像を残し、その残像が金の鎖になって相手の武器に巻き絡まる能力を持つ。ちなみに残像が金の鎖になってもコインそのものは健在で、金の鎖の先端に付いており、相手の武器に磁石のように張り付くことで絡まる時の助けとなっている。

単純に相手の武器に絡み攻撃を封じるだけでなく、残像から生まれた鎖は破壊不能で、さらに絡んだ武器の能力を打ち消し発動不能にしてしまい、相手の武器(宝具)がどれだけ強力であろうともただの金属の塊と同様にしてしまうところが『武器殺し』と称される所以である。

その武器に対する効果は圧倒的で、刀剣系宝具で最高級の切れ味を誇る大太刀『贄殿遮那』でも鎖を切断できず、外伝『ノーマッド』では御崎市に現れたフレイムヘイズの剣型宝具の発動を封じて大きな隙を作り出した。

ただし鎖が武器に絡まるスピード自体はそう速くないようで、フリアグネは敵が武器を使うタイミングに合わせて使い、“燐子マリアンヌシャナの一瞬の隙を狙って使った。

最後はマリアンヌの自爆と共に消滅したと思われる。

【由来・元ネタ】
「バブル(bubble)」=泡、「ルート(loot)」=分捕る、略奪するなど直訳すれば、「泡による略奪」という意味だと思われる。
また、「ルート(route)」=道筋も掛けられていると思われる。

【コメント】
アニメ版で登場・使用された。
ソラト坂井悠二の『吸血鬼』や[仮装舞踏会]の禁衛員フェコルーの『オレイカルコス』との対決が見たかった。
☆「武器としての能力を打ち消し発動不能」にすることからバブルルートの圧勝だと思う。使う人の地力他にもよるがそれは他の武器でもいえることだからな・・・。
☆むしろ気になるのは虞軒の直剣型神器昆吾』とかに使うとどうなるのかだ。特に自在法捨身剣醒』中とか想像もつかんな。
☆↑『捨身剣醒』は霞に変えた自分の身体で神器(宝具ではない)を操ってる感じがするから、無効な気がする。他に効かなさそうなのは『儀装の駆り手カムシンの『メケスト』だろう。ただの太い鉄の棒に戻しても、物理的に叩きつぶされかねん。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]がこの宝具に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆コインといえば他にアーヴィングのコイン型神器ルテニアン”があった。
☆鎖型の宝具は他に[仮装舞踏会]の『三柱臣』参謀ベルペオルの『タルタロス』があった。

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最終更新:2023年12月31日 09:38