【種別】
フレイムヘイズ

【初出】
SIII巻

【解説】
『氷霧の削ぎ手』(ひょうむのそぎて)の称号を持つ、“凜乎の涌沸”スリュムのフレイムヘイズ。神器はマントの留め具型の“ヨークトル”。の色は錆浅黄色。
外見は髭をはやした西欧系の白人の討ち手で、『内乱』ではインディアン然とした身なりをしていた。氷の斧を作り出す『アクス』、氷の槍を作り出す『ゲイル』、氷の分身を作り出す自在法スペイキル』の三つの氷の自在法を使用していた。

当初はアメリカ大陸の外界宿の重鎮であったが、白人の新大陸侵略を看過したことで原住民が圧殺されていく様を悔い、『内乱』が勃発すると『大地の四神』側の西軍に参加した。
しかしその経歴のために信頼されず、[パドゥーカ]を率いての開拓村の襲撃や軍の砦攻撃といった、重要度の低い任務に回された。任務の最中、ビリー・ホーキンの住んでいた開拓村を潰して彼の恨みを買い、それが結果的に“狩人”フリアグネの来襲へと繋がった。

1864年、[宝石の一味]の“瓊樹の万葉コヨーテからの情報で、とある狭隘地で[パドゥーカ]を待ち伏せしていたフリアグネとビリーによって部下のインディアンたちを皆殺しにされ、彼らと交戦。ビリーに致命傷を負わせて二人を追い詰めるが、二人が生み出した銀の拳銃型宝具に撃たれて、が爆砕して死亡した。

【由来・元ネタ】
17世紀英国の作曲家ヘンリー・パーセル(Henry Purcell)だと思われる。最も優秀な作曲家としてその名を轟かせた。

【コメント】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
☆初代『極光の射手カール・ベルワルドと気があったかもしれないな。他にも、ゾフィー・サバリッシュザムエル・デマンティウスドレル・クーベリックとは面識があったのかな。
☆中世の『大戦』にも参戦していたのかな。
☆[とむらいの鐘]の『九垓天秤ニヌルタとの氷対決が見たかったな。
☆後に[革正団]に転向したクロード・テイラーと少し似ていたな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワソカルニヌルタウルリクムミモレクチェルノボーグジャリや『両翼』のメリヒムイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[百鬼夜行]のギュウキパラゼミナセムルヴや[宝石の一味]のフックストンサーイイナンナや[革正団]のサラカエルドゥーグや[仮装舞踏会]の“祭礼の蛇伏羲とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第4幕で刺客の頭目として登場している。

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最終更新:2024年04月08日 00:04