【初出】
XVI巻(名称は外伝『ホープ』)
【解説】
坂井悠二が
創造神“
祭礼の蛇”の代行体になった後に、おそらく[
仮装舞踏会]によって与えられた緋色の凱甲型宝具。
鎧として相応の防御力があると思われるが、宝具としての固有能力は「飛行・防御を補助する」としか触れられていなかった。具体的な効果は、やはり不明のままであった。
口絵では、黒地に緋色の縁取りがあるように描かれている。
【由来・元ネタ】
「莫」とは「なかれ」という意味の接頭語である。「夜に勝ち鬨をあげるなかれ」という意味だと思われる。また莫という字には「暮れる」や「果てしなく広い」という意味がある。
夜が広がる、即ち代行体となった後の彼の
炎の色とかけて「無明の夜の勝ち鬨」という意味とも考えられる。
最終更新:2023年12月24日 00:09