【初出】
XXII巻
【解説】
創造神“
祭礼の蛇”による
神威召喚の名称。
儀式としてはまず準備段階で生贄を選別する空間を埋め尽くす『
黒き御簾』(“
天破壌砕”での『
紅蓮の帳』に相当すると思われる)を展開し、生贄の存在を投射した
銀色の影を生み出す。
召喚発動と共に“祭礼の蛇”神体は砕け散って黒い銀河となり、その後に生贄の存在を投射した影を浸食、創造のための黒い種火へと変えて創造神の権能の全力を発揮させる。
“祭礼の蛇”は発動の際に
眷属“
頂の座”を生贄に捧げ、新世界『
無何有鏡』創造時にはそのための設計図として
完全一式『
大命詩篇』を使用していたが、どこまでが儀式発動そのものに必須かは不明。
かつての『
大縛鎖』の創造の儀式では、儀式中のヘカテーを守るために
シュドナイが“祭礼の蛇”
伏羲から離されたところを、“祭礼の蛇”が『
久遠の陥穽』に放逐されたため、その反省を活かして新世界『無何有鏡』創造の儀式では、
完全一式の応用でヘカテーと“祭礼の蛇”神体を通常の破壊や干渉から守り、“祭礼の蛇”
坂井悠二と『
三柱臣』シュドナイをフリーにする形式となっていた。
最終更新:2023年05月14日 23:09