【初出】
III巻
【解説】
『
紅蓮の双翼』の発現をきっかけに
フレイムヘイズ『炎髪灼眼の討ち手』としての力の練習を始めた
シャナが、
深夜の鍛錬で編み出した自在法。
炎を物体として
顕現させ「鉤爪を指と尖らす、鎧とも生身ともつかないフォルム」の炎の腕を形成して振るう。
ただし同時期に習得した『
紅蓮の大太刀』に比べて構成が甘く、振るうとしなってしまうため、その後も鍛錬は続行された。
XVI巻では20mほどの大きさで
顕現できるようになっているが、その半分くらいの大きさでしか安定して振るえず、
マージョリー・ドーに相談を持ちかけていた。その後で『
万条の仕手』
ヴィルヘルミナ・カルメルの助言により、この腕を具現化させるイメージが「自分自身」であるとハッキリしたことで、安定化していた。
XVI巻での“
祭礼の蛇”
坂井悠二との最初の戦いでは
宝具『
アズュール』の火除けの結界に守られる彼に対抗するために使用し、油断を突いたこともあって「う、ぐは!?」と悲鳴を上げさせつつ家を何軒か弾き飛ばす勢いでぶっ飛ばした。
その後は、XVIII巻で真の力に目覚めたシャナの自在法『
真紅』の力の一端として統合された。
【由来・元ネタ】
最終更新:2023年11月21日 00:30