【種別】
自在法

【初出】
XX巻

【解説】
導きの神シャヘル眷属“笑謔の聘”ロフォカレの自在法。自分の周囲から遠く離れた場所まで、目に依らない視覚で見ることが出来た。
彼の優れた索敵能力(本人曰く「感受性」)はこの自在法によるものと思われる。
彼が『久遠の陥穽』にまで同行したのは、『千里眼』をもってしてもこの世からでは両界の狭間は見通せないからだとダンタリオン教授ドミノに語っていた。
最終巻では、中央アジアの天山山脈から遠い日本の御崎市の状況をこの自在法で偵察していたが、自身の周囲の偵察が疎かになるのかミカロユス・キュイが事前に張り巡らせていた『パラシオスの小路』に囚われてしまった。

前述の両界の狭間のみ同行する必要があったこと、彼を捕らえるために敷いた索敵網が「地域丸ごと」という規模だったことからすると、この自在法の射程も地域丸ごと全てだと思われる。ただし、一度に地域全てを見ることが出来るわけではなく、視野そのものは限られているようだ。

【由来・元ネタ】
1.千里先をも見通すことができる能力。もしくはその能力の持ち主。四天王の広目天が、この力を備えるという。
2.道教の女神・媽祖に仕える鬼神。1の能力を持つ。千里眼の対になる鬼神として、順風耳がいる。

【コメント】
☆『久遠の陥穽』は見通せないという教授の発言から、広範囲を視覚で捉える自在法だろうか?ロフォカレ曰く「感受性」の正体と思われる。
☆楽師を気取ってたんだから、音関連の能力もあったりはしなかった。それこそ、自在法『順風耳』とかあったりはしなかった。
☆[仮装舞踏会]の捜索猟兵ウィネの『知覚の伝染』より、はるかに優秀な探知系自在法だったな。
☆[宝石の一味]のコヨーテフックス相手にも使用してほしかったな。
アニメ第3期で登場・使用された。

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最終更新:2022年03月19日 21:07