【種別】
自在法

【初出】
XX巻

【解説】
現代の『大戦』での『引潮』作戦で、[仮装舞踏会]の『三柱臣シュドナイと相対したフレイムヘイズ兵団に所属していた氏名不詳のフレイムヘイズが使用した自在法。
周囲の植物を利用し、火を零す南瓜の頭と蔓草を編んだ体を持つ怪物を生み出す。直径5mはある巨大な南瓜頭が目を引くが別に核というわけではないらしく、潰されても残る蔓草が濁流のように襲いかかる。

シュドナイに対して牽制として使われ、蔓草で彼を雁字搦めにしたが、シュドナイはまったく無造作にこれを引きちぎり、特攻してきた二名のフレイムヘイズを蹴散らした。

【由来・元ネタ】
アイルランドやスコットランドに伝わる鬼火のような存在。ジャック・オ・ランタン(Jack-o'-Lantern)とも言う。"ランタンを持つ男"の意。
死んだ悪人の魂が死後の世界への立入を拒否され、カブをくり抜いたランタンを手に彷徨っている姿とされている。
また、悪賢い人間が悪魔を騙して、死後に地獄に落ちない契約を取り付けたが、その結果生前の悪行から天国へ行けず契約により地獄へも行けず、カブに憑依してこの世を彷徨っている姿ともされている。

それらの逸話からカブをくり抜いて作ったランタンの事もジャックランタンと呼ぶ。
前述の通り元々はカブだが、アメリカに伝わった際に、生産が多くくり抜きやすいカボチャが主流となり各国に広まる。スコットランドでは現在もカブが主流である。

【コメント】
☆特性の詳細どころか、使い手の名前すら未登場のまま退場した不憫な自在法だった。
☆その割に、実はXIX巻でも使われているらしき発言があった。
☆元ネタ解説が長くなってしまった。要約=ハロウィンのアレだ。
フランソワが『ジャックフロスト』なんて自在法を持ってはいなかった。
マージョリー・ドーの『トーガ』より、見た目楽しそうだな。
☆『ジャックランタン』を使用した討ち手はグリンカなのかな。それに、能力が似ているから『鬼功の繰り手サーレと親しかったのかな。
☆中世の『大戦』や『内乱』でも使用されたのかな。
☆[とむらいの鐘]のアシズや『九垓天秤ウルリクムミフワワニヌルタ相手にも使用してほしかったな。
アニメ第3期では登場しなかった。
☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。

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最終更新:2023年12月17日 07:02