【種別】
自在法

【初出】
XX巻

【解説】
フレイムヘイズ『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスの自在法。
ザムエルを「集団で動くことを前提としたフレイムヘイズ」たらしめている所以である。

自在法『ジシュカの丘』によって作り上げた建造物に他の討ち手らの力を供給し、それを集約して自在に行使することが出来る。
供給された力は攻防どちらにも利用でき、『引潮』作戦においては、[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリム配下の“燐子”砲兵の一斉射撃を防ぐ障壁を形成したり、不用意に接近してきたところを先制の一撃で焼き払うなど存分に活用していた。

発動時の詠唱は「抜けず、開かず、止むなり、其が名は恥辱――『ジクムントの門』!」

【由来・元ネタ】
フス戦争の際にターボル派を弾圧した神聖ローマ皇帝ジギスムント(Sigismund)。チェコ名でジクムント(Zikmund)。
ボヘミアの宗教指導者ヤン・フスを処刑しておきながら自らボヘミア王に即位しようとして国民の反感を買い、フス戦争のきっかけを作った。
この戦争にジギスムントは何度も対フス派十字軍を派遣したが、ことごとく敗北し、戦争を鎮圧できないまま1437年に死去した。

ザムエル関係の他の元ネタに関しては神器ターボル”や孤児の項目を参照のこと。

【コメント】
☆詠唱にある「恥辱」っていうのは、フス派に負け続けたジギスムントにとってのことなんだろうな。
☆この自在法にはシャナも驚いていた。切り札である『車両要塞』も格好良かったしな。
☆[仮装舞踏会]の直衛軍も、この自在法に手こずってたしな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤ウルリクムミフワワニヌルタソカルニティカ相手にも使用してほしかったな。
アニメ第3期で登場・使用された。

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最終更新:2023年06月14日 00:12