【種別】
外界宿

【初出】
外伝『ジャグル』

【解説】
『玉紋の騎手』ナムが管理していた外界宿。他の外界宿と異なり、[ ]で括られていた。
フレイムヘイズ陣営にとって、中央アジアにおける重要な拠点の一つだった。
自然の洞窟を利用した石窟寺院の跡を利用したもので、外見は山小屋のようであるが内部構造は、外界宿たる業務を行う酒場兼宿泊所の第一層、物資備蓄倉庫の第二層、寺院時代に本坊であったらしい地下道場の第三層という三層構造からなっていて、外界宿の中でも規模の大きい部類に入った。

本編開始の直前に、サブラクが『約束の二人』に対する罠を仕掛けるために襲撃・殲滅された。
その後、サブラクが[故崖窟]に入ってきた『約束の二人』と『万条の仕手ヴィルヘルミナを遂に打ち破り、『永遠の恋人ヨーハンに瀕死の重傷を負わせる場所となった。

【コメント】
☆[故崖窟]の廃墟の中にあった白骨死体は、機器の工事に際し派遣された技術者か、その技術者に山に登る指導を行う山男だと思われる。
☆中国の『傀輪会』や欧州の『ドレル・パーティー』や『モンテベルディのコーロ』とは密接に繋がってたんだろうな。また、ニューヨークの『イーストエッジ外信』とはあんまり接触はなかったのだろうな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤モレクフワワニヌルタソカルウルリクムミモレクチェルノボーグや『両翼』のメリヒムや、ラミーこと“螺旋の風琴リャナンシーとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
アニメシリーズには未登場。

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最終更新:2024年01月07日 18:22