【初出】
X巻
【解説】
その名の通り、遠く離れた場所との会話を行う自在法。
詳細はあまり明らかになっていない自在法だが、そこそこポヒュラーな自在法らしく中世の『
大戦』の時代から使われていた。
ただし、誰でも使えるほど一般的ではないらしく、中世の『大戦』当時の
フレイムヘイズ兵団総大将
ゾフィー・サバリッシュは、連絡網構築のために『
ベルワルド集団』から「遠話のできる
自在師」を引き抜くよう命令していた。
『混線する』とのことから、特定の相手だけに通じさせるような自在法ではないようだ。また、大海を渡るような長距離を挟んでは使えない。
現代では、人間の文明と通信機器の発達により、『
封絶』でそれらが停止している場合以外は、そちらの方が通信手段としてははるかに有効であり、また戦闘の最中では『混線』するためもっぱら伝令が使われるなど、微妙な効果の自在法になっていた。
最終更新:2023年09月17日 08:44