【種別】
自在法

【初出】
X巻

【解説】
その名の通り、遠く離れた場所との会話を行う自在法。
詳細はあまり明らかになっていない自在法だが、そこそこポヒュラーな自在法らしく中世の『大戦』の時代から使われていた。
ただし、誰でも使えるほど一般的ではないらしく、中世の『大戦』当時のフレイムヘイズ兵団総大将ゾフィー・サバリッシュは、連絡網構築のために『ベルワルド集団』から「遠話のできる自在師」を引き抜くよう命令していた。

『混線する』とのことから、特定の相手だけに通じさせるような自在法ではないようだ。また、大海を渡るような長距離を挟んでは使えない。

現代では、人間の文明と通信機器の発達により、『封絶』でそれらが停止している場合以外は、そちらの方が通信手段としてははるかに有効であり、また戦闘の最中では『混線』するためもっぱら伝令が使われるなど、微妙な効果の自在法になっていた。

フレイムヘイズ『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーが使う神器グリモア”の付箋を用いた通信の自在法と同一かは不明。

【コメント】
アニメ版から使用されていたのかな。
封絶炎弾や『達意の言』と比べて、難易度が高いか低いかわからなかった。
☆↑遠話を使うのに自在師をわざわざ引き抜いてるんだし、どう考えてもそこら辺より難しい自在法だろうな。
フランソワ神器スプレット”で水や雪を介した遠話を得意としていた。
☆[仮装舞踏会]の捜索猟兵ハボリムは苦手。もっとも、『熒燎原』があるので、普段はあまり必要としなかっただろうがな。
☆↑まあ戦争中に使うような状況なら、即応性や効果範囲に混線しない正確性等々でどう考えても『熒燎原』の方が効率いいしな。平時なら、それこそ遠話を使う必要もないしな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]のアシズフワワニヌルタや[宝石の一味]のコヨーテフックスも使用していたのかな。
ヒルデガルドも『瞑目の夜景』を介して遠話を行っていた。

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最終更新:2023年09月17日 08:44